東京を焼き尽くしても勢いが止まらないスペルマンは、
3Dマンに向けて白色蛋白液を発射した。


「うおっ。栄養をとると力が抜けるぅ」
3Dマンの弱点はいろいろあったのだ。
動けなくなる3Dマン!!!!

ようやく 仰天号は阿久田研究所に迫っていた。

しかし、
阿久田研究所の防衛システムが全自動火箭(ミサイル)発射車を出動させた。

ミサイル 発射!!

うろうろする仰天。


着弾


爆発


「敵のミサイル攻撃が始まりやした」
「よし。潜れ」


地中に潜る仰天号。
さすが、万能戦車。


性欲エネルギー炉に突っ込み自爆!!!


阿久田研究所は爆発炎上するのであった。

 


エネルギーが切れたスペルマンが倒れ、
再び腹が減った3Dマンは力を取り戻した。


「なんにでも効くアロエミスト」
3Dマンの手から霧が噴射された。


スペルマンは阿久田の姿に戻ったが、「向こう側」の人になってしまった。
「これにて一件落着」3Dマンが宣言したとき、強い地震が起こった。
性欲エネルギー炉が破壊されたために性欲エネルギーが地殻に影響を与えたのだ。


衛星軌道から東京を望む。(手前が房総半島)
性欲エネルギーの影響で東京がボッキしてしまったのだ。

千葉市稲 毛の浜より見える東京台地。
谷岡の独白。
「孤立した東京は、世界の変人の吹きだまりとなり、
ここに謎の東洋人ワールドの歴史が始まるのである。
語られるべき物語は数多いが、
これが謎の東洋人ワールドの成り立ちの物語である」

そして・・

新宿中央公園で残飯を漁っていた貧田は平と再会した。
「よお、平じゃないか。3Dマン売り込みはどうなったんだよ」
「そ、それはこれからだ。いまじゃ東京は
謎の東洋人ワールド。
おかしな事件があちこちで起こってる。
それを3Dマンがつぎつぎ解決すれば・・・」
「あーあ。おれやる気ないよ」
「なんだとおおお」
貧田の無気力に怒った平は3Dメガネを取り上げて自ら装着した。


平は光に包まれて3Dマンに変身!
「おりゃー」とどこかへ走り去っていった。


「平の奴、そんなに貧乏してたのか。ぎゃはははは」
貧田冗はいつまでも笑い続けるのであった。

お まけ