通行人に笑われる木星3号
さて、明けて86年。
神に誓って、Nくんの不合格を願ったりはしませんでしたが、
まあ、どういうわけか彼は不合格。
映画製作なんかやったからかもしれませんが・・・
この年もなんとか製作を続けることが出来ました。
Nくんの部屋。
この張り紙はいかがなものか、と思ってつい撮影。
コーヒーすすって煙草をふかす。
これぞNくんの決めポーズ。
とにかく、問題はヒロインでありましたが、雑誌に募集告知
を出したり、
人づてに頼んだりしましたが、まず、シナリオにケチが付き、そうでなくとも
長期撮影にはつきあえないってな具合でうまく行きません。
Nくん、Aくん、NTくん
左、スペルマンMくん
右、この年現れた強力助っ人Fくん
困り果てた監督が、ついに「女はいらねえ」と叫んで出来た
のが、
アンドロイド路理衛というキャラクターでした。
路理衛登場で撮影は順調そのものとなりました。
ぢょし高生を交えて
とはいえ、特撮シーンには手つかずのままでありまして・・
空腹のあまりNくん宅へ食べ物を恵んでもらおうと出かけた私に、
Nくんはビタワンをごちそうしてくれました。
Nくん曰く、「ビタワンが一番安い」
(これ、ネタじゃなくて、マジ話です)
86年中にも製作は終わらないのであります。