私、かつて役者をやっておりました。 ご多分にもれず、ほとんどエキストラばっかりでありますが、 エキストラでも誇れる仕事、あるいは役をちゃんともらった仕事などがあります。 特撮ファンたる私が、短かった役者生活で誇りに思う仕事をこっそり公開。 |
子供の頃、縫いぐるみ役者に憧れた身としては幸せな仕事でした。 このときの自慢は、 はじめは人物ではないということで撮影を助手に任せていたカメラマンが途中から乗ってきて 自らカメラを操作して、動きや照明に細かく注文をつけてくれたことです。 ゴリラの演技に感心したからである、と勝手に考えております。 (実はこのときはまだ役者ではなく、ひょんなことからゴリラ役をやることになった。というより、志願した) |
これはもちろんエキストラ。 しかし、もともとはこんなにはっきり顔が映るポジションではなかったのですが、監督のお声掛かりでこの位置へ。 最前列にお呼びいただいたのですが、クマソメークをしていなかったので、一列さげられました。 この仕事は、20歳前後という年齢制限があるにもかかわらず、 なんとしてもやりたかったので事務所に無理を言ってメンバーに加えてもらいました。 東宝特撮映画であり、かつての『日本誕生』(大好き!!)に通じる題材であったので、 引くわけにはいかなったのであります。 (完成作の出来は・・・・ウーム) |
これはまたわかりにくい画像ですが・・・ エキストラじゃあないのです。 この写真はトリミングしてはいません。 そう。私一人のアップなのです・・・・・・ しかし、暗い、(回想シーンのため)画質を落としてある、このカットは0.5秒しかない。 ウルトラの歴史に名を残したとはいえ、ちと情けない。(ちゃんとオープニングで名前が出るですよ) 台詞もあったけど、編集でカット。 これぐらいしか「やったぞ」という仕事がないんですよねー。 私にとってはどーでもいーんです。 (そんなことだから、役者失格なのであーる) 「ひいいいいい」と悲鳴をあげてみたいという希望は捨てていません。 上は2000年に書いたコメントです。 2018年現在、もはやこれから作られるゴジラ映画に出たいなどとは思いません。 |