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グランツーリスモ4プロローグ

 グランツーリスモ3発表から長い年月が過ぎ、GT4発売は延期につぐ延期。ファンのいらだち を一時的に抑えるかのごとく2003年12月に発売されたのがグランツーリスモ4プロローグでありました。
 同時発売されたステアリングコントローラーGT FORCE Proと併せて使うことにより、実車さながらの操作感を実現したという触れ込みであります。
 しかし、GT4プロローグには初期不良が存在し、GTフォースプロを使うと不具合が発生することが発覚。
 さらにGTフォースプロにも初期不良があったようで、ある条件下ではペダル部の動作がおかしくなることが・・・。
 もー、あたしゃ、GT4プロローグのディスク交換とGTフォースプロの本体交換でてんてこ舞いでしたよ。
 GT3の最後のほうはGTフォースプロを使っていましたが、しょっちゅうブレーキが効かなくなってえらい目に遭いました。
 しかし、きっちりと不具合を修正したGT4&GTフォースプロの操作感は抜群であります。
 GTシリーズにおいて初のメジャーアップデートを施したというGT4の車体シミュレーションプログラムは「すごい」。
 本来なら、GT3後半でのレーシングカーを使ったレースをアップすべきところですが、すでにGT4プロローグという、より優れた自動車 シミュレーターを手にしているのですから、GT4の一端でも紹介するのが公益(大袈裟だ)と考えました。

GT4Pro02 GT4Pro
 GT4プロローグはGTシリーズ初心者向けに作られています。ゲーム内容はドライビングレッ スンが中心。
 3までのようなライセンス制度はなく、簡易レースがアーケードモードでプレイできるようになっています。
 上の画像がレッスンの全体構成を示しています。スタート地点にいるパイロンを双六のように先へ進めていきます。
 ひとつのレッスンをクリアすると次の課題へ進むことが出来、同じカテゴリー(グリーン、イエロー、ブルー、レッドの四種が基本で、基本 をすべてクリアすると現れるのがパープルクラス)内でもスキップすることは出来ません。
 初心者向けということで、レッスンをクリア(最低ラインはブロンズカップ)するのは極めて簡単になっていますが、ゴールドカップ取得に はそれなりに腕を磨かないと無理。
 そして、それぞれのカテゴリーをオール金で終了するとプレゼントカーがもらえます。
(ちなみに、レッスンひとつをクリアするとその授業で使った車がもらえる)
ということで、下にいくつかのレッスンやレースの模様をストリーミングビデオにしてアップしました。
サムネイル画像をクリックするとリアルビデオが再生されます。すべて 150kbpsになっていますのでブロードバンドの方でないと辛いです。(それでもまだまだ画質が悪くてねぇ)
筑波でヴィッツ
三台抜きシリーズその1。
筑波サーキットを一周走る間に何台抜けるか?
1台で銅カップ、2台で銀、3台抜くことが出来れば金カップです。
パープルクラスでの実戦レッスンに登場する課題。使用する車はヴィッツ。
コースアウト、他車との強い接触などがあると失格になります。(再生時間1分26秒)
GT4プロローグ富士で三台抜き
三台抜きその2。
JGTC仕様のスカイラインGT-Rを使って富士スピードウェイでの追い抜きにチャレンジ。
規定は上の筑波と同じです。
(再生時間1分31秒)
ニューヨークへ行きたいかぁぁ
三台抜きその3。
ニューヨーク市街地で三台抜き。壁やガードレールに囲まれているので、ヒットして失格となりやすいコースです。
車はJGTCインプレッサ。GT300クラスの車で闘います。
(再生時間1分47秒)
ダート!
パープルクラスのラストに登場するタイムアタックレッスンより、グランドキャニオン。
ラリー車でダートコースを走ります。GT3に比べるとコース幅が狭くなっており、より一層レコードラインがタイトです。しかも、コント ローラーが900度回転あーんど反力アップのGTフォースプロですから、コントロールが難しい!
ぜんぜん狙ったラインを通れずに無理矢理走ってます。これは、コントローラー台があまりしっかりしていないのも災いしているようです。 (専用のコックピットが欲しぃ)こんな走りでも金なのよね。

(再生時間2分36秒)
狭っ!
同じくタイムアタック。
イタリア市街地ということだけど、どこ? 狭い道だぜっ。
ここもラリー車(ランチャデルタ)で爆走。壁に当たったらアウトざんす。当然ゴールドの走りです。
(再生時間1分44秒)
ヴィンテージカー
アーケードモード(難易度プロフェッショナル)でやってみた筑波サーキットでのレース。
使用車はフェアレディ240Zを選択することが出来ます。すると敵になるのは懐かしい顔ぶれ。
まともにレースすると相手にならないので、Zに乗ったおいらはスタートしてから10秒間わざと止まってます。
全5周のレースですが、240Zの一人旅を延々と見てもらってもおもしろくないので、レース途中でカットしました。(再生時間4分18秒)
オープンカー
これもアーケードモードでのレース。ニューZのオープンを使ってみました。敵も同じ車です。
GT3まではオープンカーもグラフィック上はハードトップをつけていて、ドライバーの姿は見えませんでした。
しかし、GT4からはオープンはちゃんとオープンのままです。シフトチェンジするアクションが見えるカットがあるんですが、ストリーミン グビデオで確認できますかどうか・・・。
また、このレースでは壁にヒットすることで与えられるペナルティの様子がわかります。
これもまともに勝負してもおもしろくないのでわざと5秒間遅れてスタートしています。(金色の悪趣味なZがおいらが乗ってる車です)

(再生時間4分33秒)
MR2は速い
MR2は速いの巻。アーケードモードではプレゼントでもらった車以外にデフォルトで何台かの車 を使うことが出来るようになっています。
現実世界での愛車はシルビアS15オーテックなので、せめてS15スペックRでも使いたいと思いましたが、GT4プロローグではS14し か使えませんでした。いちおうシルビアだということでS14(後期型)に乗って富士スピードウェイでのレースにチャレンジ。
ライバルになったのはトヨタMR2。コーナーも直線もS14より高性能だと思われます。
結構必死なレースになりました。(再生時間9分50秒)

ちまちま運転
おまけ。
上に掲載したレッスン構成図をよく見ると、コーヒーカップのマークがあることに気がつくでしょう。
これは、成績には関係ない、息抜きのコーナーということで車を振り回してパイロンタッチするなどのゲームになっています。ここで紹介する のは、コーヒーブレイクセッション最終の様子。教習所です。
成績に関係ないと言いながら、コーヒーブレイクにも金銀銅のタイム設定があります。通常のレッスンよりはっきり言って難しいです。
私の成績表で銀カップになっているのは、コーヒーブレイクでのもの。
この最終コーヒーブレイクはそれほど根を詰めてやりはしませんでしたが、こんな「ちまちま運転」やってられるか!てなもんです。ベストタ イムは銀カップ。
(再生時間55秒)

さて、GT4正式版は2004年夏には発売とのこと。楽しみで すなー。
 車が好き、運転が好きという方なら、GT4をプレイするためだけにでもプレステ2とGTフォースプロを導入して損はないと断言します。
 自動車というのは高価なものですから、あれこれと乗り換えるなんてことは松任谷正隆氏ならいざ知らず、庶民には到底出来ませ ん。
 それがテレビ画面の中とはいえ、実現するのです。GTシリーズのシミュレーション能力なら、運転の練習にもなってしまいます。
(実際に、フォルクスワーゲンLupoワンメイクレース出場者向けにグランツーリスモ3の基本ソフトを流用したLupoレースシュミレー タが配られたそうな)
2004年5月
未 来はここにある!
そ の後GT4はさらに発売が延期され、2004年暮れにようやく発表されました。GT4正式 版のページはこっちだ!
(2005年5月)

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