イクス星人のコントロールで変態たちが暴れ出した。
何がおもしろいんだかわからないフレーズを繰り出して、
市民の頭脳を混乱させるマルキ・ド・ゴジラ。
唖然とし、
続いてぶっ倒れる人々!
ロリータラドンの攻撃は「ジェンカ」(坂本 九)である。
ラジカセからジェンカを響かせて踊るロリータ!
それには誰も逆らうことが出来ない。
暴れているのは地球変態ばかりではない。
もちろん、キングアブノーマルギドラも人々を恐怖のずんどこに陥れていた。
逃げようとする人たちを「必殺地引き網」でたぐり寄せるギド
ラ。
ギドラの武器は説教だ。
「みなさん、神はわたしたちにたくさんの宗教を与えてくだ
さいました。
なぜだ!?
坊やだからです。坊屋三郎はじいさんなのです」
「みなさん、そこから一歩でも動いてみなさい。私は、歌いますよっ」
「哀愁でいと」をトシちゃん(三船敏郎)のまねで歌うギドラ。最後はやっぱり「寝てみたい」
深刻(??)な事態に悩む3人。
イクス星人は侵略といいながら、公的機関には何の声明も出していない。
真実を知るのはこの3人だけなのだが、地球変態をイクス星人に紹介したのは彼らであるから、
出来れば真実は隠しておきたい。
「なんとか俺たちの力で解決したいな」
そのとき、志村が思いだした。
「今回の事件、どっかで聞いたことがある話だと思ってたん
だけど、やっと思い出したよ。
怪獣大戦争だよ。東宝の。ゴジラ・ラドン・キングギドラの映画だよ」
なんとも安易な発想ではあったが、映画の中でX星人が音で
撃退されるということを知り、
イクス星人もなにかの音に弱いのではないか、とイクス星人のことを思いだそうとする3人。
イクス星人がキングアブノーマルギドラに襲われたとき、電
動○ケ○の回転音で苦しんだことを思い出した!!