しかし、変態の猛攻も長くは続かなかった。

イクス星人統制官が「防人の唄」を歌い出したのだ。
「おしーえてーくだーさいー、このーよに、いきーとしいけるーもののー」
さだまさしには変態も勝てない。

           

もんどりうって倒れる3変態。
マルキが叫ぶ。「ら、ラドン。対抗するんだあああ」
なんとか立ち上がるロリータ・ラドン。


「いまなんていいーったのー、ほかのこと考えーてー」
ロリータはオフ・コースを歌い出したが、さだまさしのパワーにはかなわなかった。

「うみはしーにますか、やまはしーに まーすか」

     

のたうち回る変態!(さだまさしさんに失礼だろっ)
変態のピンチを救うべく、高島はあるものを投げた。

     

それはエロ本である。
「おおっ。これさえあれば百人力!」
パワー全開となった3変態は、とてつもない荒技を発動させた。

変態忍法屁の鳥!
肛門からビームを発射したのだ。

       

イクス星人が逃げ込んだ宇宙船はビー ムに翻弄された。
そしてイクス星人は宇宙の彼方へと飛び去ったのである。

    
 夕闇に消えていく3変態を見送る3人。
「彼らは、誰にもじゃまされない、変態だけの世界へ帰っていくんだ」


どうも失礼いたしました。

お まけ