1 返信 今年もおっぱじめるってか 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/01 17:30

男性 39 O

さて、10月 に突入しまして、『ゴジラ×メカゴジラ』の国際映画祭でのお披露目まであと一ヶ月。

昨年『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』についての掲示板をやってしまったので今年もやらなきゃな、 というわけです。

 

まだ誰も作品を見ていないのですから、10月中は周辺の話しか出来ないと思いますが、なにか言っておきたいことがある方は遠慮なさらずどーぞ。

 

それから、この掲示板は突っ込み歓迎ですので、変だぞ、と思うことがあったらどんどん反論を。

 

また、多少の突っ込みがあっても、ちゃんと考えた末の意見なら頑張って主張してください。

 

私も議論には参加します。

そして、管理人と意見が違うからといって投稿を削除したりしません。

 

さあ、はりきっていきましょう!


2 返信 今年もやってきましたね~ 兄貴(赤) メール 2002/10/01 21:03

男性 B

今年は情報少ないので、具体的なことは言えませんが、どうなんでしょうね~

メカゴジラが、またまた出演ですね~

手塚監督は、どの様に料理するのでしょうね~

 

3 返信 違います 兄貴(赤) メール 2002/10/01 21:36

男性 O

血液型が間違ってます

 

4 返信 Re:違います 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/02 17:58

男性 39 O

どーもー、芳村真理でーす。(久々に使ってみました)

今年もよろしくお願いいたします。

 

で、1ページの表示親記事数が決まってますので、投稿内容の訂正などは返信モードでひとつよろぴく。


5 返信 まずはこんなところで 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/02 18:09

男性 39 O

意見を出しましょうっつったって、肝心の作品がまだ公開されてないんですから『ゴジラ×メカゴジラ』について書 けることといってもせいぜい、予想される展開とか発表されている事柄(ゴジラやメカゴジラのデザインについてとか?)に絡んでの所感ということになっ てしまいますよね。

(そういうのでも歓迎ですよ)

 

国際映画祭まででもあと一ヶ月ありますから、まずはネタ振りとしてメカゴジラの歴史を振り返る第一弾です。

 

3年前に書いた『ゴジラ対メカゴジラ』の感想をここに再掲します。書くにあたっては、ちゃんとそのとき見直して います。

 

****************************************************

前作メガロでとどめを刺された私は、この『ゴジラ対メカゴジラ』を

完全に馬鹿にしきっていて、封切り時には劇場へ行かなかったのです。

(ほかにもそういう方がいらっしゃるようですね)

 

いやー、ゴジラだけは常に見続けなければなりません。

 

70年代ゴジラの最高作でしょう。

 

伝奇的要素や疑似科学アイディア(電極を破壊する物質)もあって、

結構引き込まれます。

 

圧巻はやっぱりメカゴジラの圧倒的な戦闘力ですね。

リアリティがあるかというと、「そんな馬鹿な」の連発ですが、

理屈を圧倒する派手さ、激しさにはもう脱帽。

 

平田昭彦、岸田森の競演もマニアにはたまらない。

だって、インターポールの捜査官が仮の身分として使うのが、

トップ屋ですよ、トップ屋!! こりゃ、たまらん。

 

特撮大好きの佐原健二さんもちょっとだけ顔を出すし。

 

あと、土屋嘉男さんがいたら、オールスターですね。

(宝田さんはどうしよう)

 

今回からかつて土屋さんが引き受けていた役どころを

睦五郎さんが引き継ぎましたね。

メカ ンゴジラと鼻濁音を駆使する美しい日本語にアナウンサーもびっくり。

 

石油コンビナートで偽ゴジラとゴジラが対峙するシーンの合成は

よくできていましたね。

 

怪獣たちの動きがちょっと「人間振り」っぽいところがあるのが

気に入らないですが、そういう見方をする映画ではないでしょう。

よくも悪くも「おもちゃ箱をひっくり返した」ような映画だったと思います。

 

いくつかある難点を挙げると、

本編セットが安っぽい、

宇宙人の顔がただのゴリラマスクである、

都市破壊シーンがない、

ゴジラの顔が可愛い過ぎる、

自衛隊が出ない、

などなど、いろいろあるなあ。でもあまり気にならないようでもある。

 

ゴジラが孤島に籠もって修行するのもなんだかなー、なんですけどね。

 

うろ覚えの記憶によると、

大門正明さんは、奥さんとの最初のデートでこの映画を見に行ったそうです。

どうして、高校生無頼控ムラマサシリーズには行かなかったのでしょうか。

(デートで見れるかって、私も見たことはない)

 

田島令子さん(エメラルダス)の役名が金城(かなぐすく)であるのは、

やはり金城哲夫さんへの「サイン」だったのでしょうか。

 

そうそう、深入りすることはないのですが、

ちらっと沖縄問題を織り込んでいる辺りもポイント高いです。

ただの海洋博タイアップ映画にはしないというスタッフの意気を感じます。

 

ブラックホール第三惑星人は英語を使うんですねえ。

メカゴジラに「MG」というエンブレムを付けている。

 

もうひとつ重箱の隅をつつくと、

主人公の愛車はケンメリスカイラインのはずなのに、

それが爆発するミニチュアカットでは別の車になっている。

こういうところをいい加減にしちゃいかんです。

 

小泉博さんは、普通の学者をやると本当に見事にはまりますね。

『モスラ』『三大怪獣地球最大の決戦』を彷彿とさせました。

 

宇宙人のサウナ攻撃で苦しむ博士の娘にちょっとだけ、おぎっちゃいました。

(意味不明)

 

佐藤勝さんの音楽も作品にマッチしてよかったと思います。

アクションシーンでは『用心棒』や『椿三十郎』を思わせます。

ゴジラのテーマ音楽の最初の一音が、伊福部先生の「ゴジラの恐怖」の出だしに

そっくりな音を使っています。やっぱりゴジラには伊福部音楽が合うんですよね。

(でも、新世代の作曲家の方が、伊福部音楽の方法論を用いて新しいゴジラ音楽を

作り出すことに期待しています)

 

とにかく全体に楽しい映画でした。

こういう力まない怪獣映画もいいものです。

*********************************************************

本当は、もう一度見直してからいまの感想を書くべきなんですが、余裕がなくって・・。

70年 代ゴジラがあまり好きではないということも影響してます)


6 返信 はじめまして。 シロノクル 2002/10/02 21:29

 

どうも皆様はじめまして。ゴジマガ掲示板でリンクを見て

やって参りました。

 

さて「ゴジラ×メカゴジラ」ですが、ズバリもうひとつの「ゴジラ×メガギラス」

になるのではないか?と思います。

 

7 返信 Re:はじめまして。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/03 08:13

男性 39 O

いらっしゃいませ~。

 

そうですね。

発表されているあらすじをみると、『ゴジラ×メガギラス』の導入部とそっくりですよね。

主人公が女性自衛官で対ゴジラ部隊というのまで一緒。

『×メガギラス』でうまく行かなかったところをやり直すのでしょうか。

道具立てが変わっただけで、おんなじ映画だったらやだな、と思いますが、まさかそんな不器用なことをプロフェッ ショナルがやるわけがないでしょう。

そっくりな構図の中でどういう風に「別の」映画になるのかというあたりに注目しています。


8 返信 メカゴジラを振り返る(その2) 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/05 10:57

男性 39 O

というわけで、またしても3年前に書いた感想文です。

原文は当時出入りしていた掲示板に投稿したものなので、話の流れに沿った雑談などもあるのですが、そのあたりは カットしてあります。

ただ、『ゴジラ2000ミレニアム』公開前の発言として冒頭に製作中の「2000ミレニアム」について触れた部分を残しました。

文中、ミレゴジの「デザイン・造型に満足」と書いていますけれど、正確には「納得」というべき心情だったと思い ます。

 

***************************************************************

今度のゴジラには、そりゃ正直言って不安もありますよ。

でも、設定やスタッフの布陣を聞いただけでノーというほど酷いとも思いませんねえ。

『怪獣大戦争』や『怪獣総進撃』のぶっとび具合に比べれば、現実味のある話でしょう。

(いや、もちろん大戦争や総進撃が何作かシリーズが続いた上での変化球だというのは認識しているので、

同列に論じられる物ではないし、確かにこのタイミングでゴジラ映画を作るなら、私としては地球外生命体など

は絡めなかったと思いますが・・・)

 

それでも、出来上がってみなければ善し悪しは言えません。

もし、企画会議の途中で、こんなアイディアはどうだろうなんていう段階だったら、巨大UFOというのはいかがな ものか、

ぐらいは言うかもしれませんが、すでに走り出した企画にケチを付ける気はありません。

私としては『ゴジラ2000』に関しては、完成品を見るまで批評する気はありません。

 

ただし、日本特撮の興隆のために今度のゴジラにはヒットしてもらわなければならないので、前評判を煽るための発 言は

どんどんしていきたい。(ネット上に限らず)

いや、そんな計算ずくの気持ちだけじゃないです。まず、ゴジラのデザインや造形に満足していますし、『モスラ 3』で見られた

デジタル合成技術をさらに進めた映像が期待できるので、特撮映像にも期待しています。

(雑誌なんかでミニチュアセットの写真を露出するのはちょっとどうかな、なんて思ったりもしますが・・・。多分 完成映像とは

ぜんぜん違う印象に写っているはずですが、ハリウッド式のCGばりばり映像を良しとしている人たちからの攻撃を 受けやすくする元ではないかと

心配しています)

 

そうそう、あまり指摘している方がいないようなので、(って見逃しているかも)今更ながら、

今度のゴジラにも、ちゃんと白目がありますよね。これは好みの問題でしかないのかもしれませんが、私はゴジラの 目には白目部分が

あるべきだと思っています。

怪獣を爬虫類だと考えて、「リアル」な造形にすると、白目のない蛇や亀のような目になってしまいます。

(そんな作品、ありましたよね)

そういう最近の「トレンド」に流されずに、ゴジラの形を守ったデザイン・造形スタッフの怪獣魂を感じました。

 

なんか、あちこちで『ゴジラ2000』について否定的なことを言っている人がいるらしいので、気になりまして。

(「宇宙船」にもさっそくどこかで聞いたような論調の批判投書が載ってましたね。反論は「宇宙船」宛に投書しな きゃ、って反論するほどの

ものでもないか)

 

おっとっと。

今日は『メカゴジラの逆襲』について書こうと思っていました。

 

本多猪四郎監督最後の劇場映画監督作となってしまったこの作品、とにかくトーンが暗いです。

 

あの沢村いき雄さんが不気味な役を演じているだけで、なんとも息苦しい雰囲気になってしまう。

本多監督の演出もゴジラシリーズというより、人間シリーズやフランケンシュタイン物に近いような印象です。

 

ところが、特撮シーンの演出や宇宙人関係の衣装・セットデザインが、本編の渋さに釣り合わない軽さを持ってい て、なにかちぐはぐな感じを

受けます。

チタノザウルスの麦踏み歩行にはちょっと笑ってしまう。

 

群衆の避難や自衛隊の出動も描かれていて、70年代ゴジラ作品としては、基本に忠実な怪獣映画なのですが、なん だかすっきりしません。

 

メカゴジラの都市破壊シーンはキングギドラにも負けない迫力なのですが・・・

 

うまくはまれば、『ガス人間第一号』にも匹敵する悲恋の物語になり得たはずなのに、残念です。

 

脚本の組立は、関沢新一パターンに則っています。

前半はチタノザウルスだけ(それもあまり出てこない)でずーっと引っ張り、ゴジラが登場するのは映画がほぼ半分 を過ぎてから。

メカゴジラに至っては、ラスト3分の1になって初めて動き出します。

こういう作劇法は、違和感なく特撮カットを減らしつつ、それによって密度の濃い特撮を見せられるパターンだと思 うのですが、近年の作品では

あまり顧みられていないようです。

ただ、怪獣映画でなかなか怪獣が出ないのは、客のストレスになるので、よほど本編部分をしっかりと面白くしない と成り立たない技でもありますが。

(その点、『モスラ対ゴジラ』『三大怪獣地球最大の決戦』などは偉いのです)

 

伊福部音楽も復活しているわけですが、これまた全体に抑えたトーン。

なにしろ、マーチが一度もかからないのですよ。これは異常事態といってもいいでしょう。

作品が暗いので、マーチで盛り上げるのは不適切という判断だったのでしょうか。

全体に曲数も少ないようです。

ゴジラが海に去っていくラストシーンにかかる曲も、映画を締めくくるための優しいメロディというより、どこか悲 壮な曲に聞こえてしまうのは、

これでゴジラ映画は長い沈黙に入ってしまったのだということを知っているからでしょうか。

それとも、伊福部先生が円谷監督の不在を嘆いていたのでしょうか。

本多監督や円谷監督とは気心が知れていたので、どんなカットが出来上がってくるか見当がついて、音楽を書きやす かったそうです。

 

『メカゴジラの逆襲』はANでもあまり上映されず、唯一私がスクリーンでは見たことのないゴジラ映画です。

 

9 返信 Re:メカゴジラを振り返る(その2) 兄貴(赤) メール 2002/10/05 17:46

男性 O

> そうそう、あまり指摘している方がいな いようなので、(って見逃しているかも)今更ながら、

> 今度のゴジラにも、ちゃんと白目があり ますよね。これは好みの問題でしかないのかもしれませんが、私はゴジラの目には白目部分が

> あるべきだと思っています。

 

メカゴジラの話ではないのですが、この時、白目があった方が良いと主張していたんですね~

ゴジラの目に対しては、その表情をつかさどる重要な部分だから、目について時々意見を書いてましたね。

まさか、この後、白目ではなく黒目が無くなるなんて予想もしませんでしたね~

 

今回のメカゴジラのゴジラは、ちゃんとしたゴジラみたいなので、取り合えず安心です。

 

17 返信 Re:メカゴジラを振り返る(その2) シロノクル 2002/10/16 22:06

 

管理人さん、兄貴さん、こんにちは。

 

今回の機龍ゴジもしくは釈ゴジ、評判どーなんでしょうね。

私は不満もありながら非常に気に入っています。

もちろん酒井ゆうじ氏の雛型への未練もありますが。

 

白眼が昨年は賛否両論でしたが、生頼画伯のポスターって白眼でこそないものの

青眼だったり赤眼だったりしますよねー。

 

18 返信 Re:メカゴジラを振り返る(その2) 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/17 13:13

男性 40 O

酒井ゴジ、ソフビになったものを持っています。

しかし、そのソフビバージョンはあんまり気に入らないんですよ。

なんか猛々しさにわざとらしい感じがあって・・・。

ところが、本物の酒井雛形ゴジラはかなり印象が違うんですよね。

あれはいいです。あれはゴジラです。

今度のゴジラはミレゴジベースでマイナーチェンジを施したというものらしいですが、

まだちゃんとした写真を見ていないんですよねー。(ミレゴジオッケーな私なら大丈夫でしょう。背びれはオリジナ ルの形に戻して欲しいですけど)

 

そうそう、生頼イラストだけでなく、けっこうロビーカードなんかのスチール写真だとゴジラの眼を白く飛ばしてし まっているものもありますよね。

本物ではない、あくまでもイメージ画像の演出としてはそれもアリだと思いますが・・・


10 返信 メカゴジラを振り返る(その3) 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/09 17:11

男性 39 O

さて、今度は「vsメカゴジラ」の感想です。

これまた3年前に書いたもので、もーしわけないです。

***************************************************

メカゴジラを許せるかどうかが大きな分かれ目になる映画だと思います。

 

冒頭、メカギドラのテクノロジーを利用して対ゴジラ兵器を作るというアイディアは

平成ゴジラシリーズが連続した物語であることを考えれば、きわめて自然な流れでしょう。

(私は、vsモスラの次がメカゴジラであると知ったとき、今度のメカゴジラを作るのは

丸友グループで、メカゴジラに皮を被せて偽ゴジラとし、都市破壊を行って再開発で儲ける

話ではないかと勘ぐりましたが、外れましたね)

 

で、その対ゴジラ兵器がメカゴジラであると言われたとき、正直「あれ~?」と思いました。

今回見直したときも、すでに知っている事実であるにもかかわらず、なにか居心地の悪い

思いをしそうな感じになりました。しかし、そのとき、タイトルが画面に現れ、メカゴジラの

テーマ曲が豪快に流れるのです。

少なくとも私にとっては、この「音楽」のお陰で、メカゴジラを認めることが出来ました。

 

音楽の善し悪しを言葉で表現するのはすごく難しくて、なにが良いのかってなかなかきちんと

言えないのですが、巨大感を感じさせるうねるような律動や破壊力を感じさせる荒々しい音使い

などなど・・

このメカゴジラのテーマ曲は、伊福部映画音楽の中でも、重機動メカ(バッフクランじゃないよ)

に当てたものとしては、海底軍艦のテーマに匹敵、あるいはそれを超えるものだと思います。

 

映像だけのメカゴジラにはそれほどの存在感がないと思います。

120メートルという高さをもつ巨大な機械であるはずですが、実物のサターンロケットや

スペースシャトルほどの威圧感はないでしょう。

それを見事に音楽が主張することで、補っています。(あるいは、音楽の存在感に映像の

メカゴジラが形を与えているのかもしれない)

 

という風にタイトル部でぐぐっと引き込まれて、あとはあれよあれよと派手派手な特撮映像に

絡め取られてしまった気がします。

 

ストーリーもそんなに嫌いではないです。

ゴジラ退治の組織が中心になっているので、息苦しさを感じるところもあるのですが、

ベビーゴジラの登場でゴジラの行動に明確な目的が与えられているところもゴジラに感情移入

出来やすくさせています。(ただ、私としてはゴジラが出現して暴れることにそんなにはっきりした

理由はいらないと考えているのですが)

 

この映画でもやはりメカゴジラは悪役なのです。

人類の兵器ではありますが、「命を繋ぐ」ために戦うゴジラを邪魔する悪い奴なのだと思うのです。

ただ、劇中ではあくまでも人類を脅かすゴジラを退治するための機械であるという設定なので、

旧メカゴジラのような単純な悪ではないところが、より高度な物語展開に貢献していると思います。

 

教条的な物語ではないので、「こういう主張が含まれている」という具合に簡単に分析は出来ないでしょう。

単純に機械文明を「悪」と決めつけているわけではないし、人間にとって邪魔な物は滅ぼすべしといっている

わけでもありません。

 

おお、そう考えると、私の怪獣映画の理想にかなり近い物のような気もしてきました。

それでも、大傑作とは言えないマイナス要素として、

登場人物の生活感が希薄である、ベビーゴジラを人間大とすることでお手軽に「可愛い」キャラクター

にしてしまった(なぜミニラは生まれたときから「怪獣サイズ」であるかの意味を考えなければなりません)

特撮シーンがこれまでの「お約束」映像の連発である(もっと特撮の原点に還って、「怪獣」「巨大メカ」の

迫真性を高めて欲しかった)というぐらいが挙げられます。

 

そして、なんとも残念なのが、やっぱりラドンでしょう。

翼に張りがなくて、飛行シーンのスピード感が足りず、動きがぎこちなくて実に作り物然としている。

うーん、残念。アドノア島でのラドン飛来と調査隊のリアクションは臨場感があってよかったのですが。

 

そうそう、そのアドノア島でのゴジラとラドンの闘いは結構好きなシーンです。

文明世界を離れたところでの怪獣の日常を見る思いです。(『ゴジラの逆襲』でのゴジラ・アンギラス

岩戸島決戦みたい)

 

その他、良かったところをいくつか挙げますと、

最後のメカゴジラ爆発炎上の炎の量感、

メカゴジラ搭乗員の妙な冷静さ(機械操作のプロって、多分あんな感じではないか)

青木一馬が最後まで「軽さ」を失わない、

そして、お色気不足が問題となる梓ですが、今回改めて見直した結果、

梓は佐野量子さんで正解だったと思います。

やはり、理系の研究所に助手として働く女性のリアリズムを考えると、あまり肉感的だったり美形だったり

するのは、なんか違うのではないか、と。(うーん、でも映画はある意味「夢」だからなあ。難しい)

そして、演技も良かったと思いますよ。

ずーっとまじめに勉強してきて、恋愛沙汰にはちょいと疎く、それだけに純粋であるってな人物像が伝わってきまし た。

 

演技といえば、原田大二郎さんですねえ。あの怪しげな英語がたまりません。助演男優賞!

 

それから、小高恵美さんにちょっと「おぎ」っちゃったのは、高島父と高島兄を交互に見上げる表情の可愛らしさで すねえ。

うおー、抱きしめてえっ。(いや、失礼。落ち着きましょう)

 

とまあ、いいところ悪いところいろいろあるのですが、

やはり、メカゴジラが人間搭乗型(メカギドラと同じ)のロボットなので、自律性がなく怪獣としては認めにくいと ころが

一番残念なところでしょうか。

そういうわけで、私としては怪獣対決物とは思えないのです。

怪獣の出現や対決でむちゃくちゃになる社会を見たいのですがあああ。

 

あ、だめだめカットを思い出した。

鈴鹿サーキット正面ゲートの向こうにゴジラが姿を現す合成カットで、ポールの先の旗が固まっています。

風でなびく旗を動かしたまま合成するのは大変だったのでしょうけれど、

それなら、旗を消しちゃってもよかったのではないでしょうか。

 

鈴鹿および京都手前の山地のセットは、なんか作り物っぽ過ぎたですねえ。地形が真っ平らなところに山をぽんぽん と

置いた感じで、自然の造形に見えませんでした。それから、樹木の緑が鮮やか過ぎるのではないでしょうか。

 

幕張のミニチュアは非常に良い出来でしたが、その見せ方が、むむむむ。

 

それでも、本編部分の背景に壊れたビルの影を合成してあったのには感心しました。

 

そうそう、私はこの映画で主に破壊される場所には全て行ったことがあるのです。

青森、仙台、鈴鹿、京都、幕張とどこも何度か行ったことのある土地ばかり。

こんな怪獣映画は初めてです。(それも気に入っている理由の一つだったりして)

 

いけね。書き忘れるところだった。

ゴジラのテーマ曲が本来の物に戻ったのも大きな喜びです。

****************************************************

上記にセルフ突っ込み。

どこも何度か行ったことのある土地とかなんとか書いてますが、

アドノア島に行ったことあるんかぁぁぁぁぁぁ!

 

明日からしばらく書き込みできなくなりますので、レスできないことをご容赦ください、って、投稿がほとんどない んだから心配ないか。(がーっはっは)


11 返信 お久しぶりです! つっつ メール 2002/10/16 14:27

男性 32 A

ギドラ様、お元気そうで何よりです。「GMK」の掲示版に私の意見を載せていただきありがとうございました。今 年になってようやくPCを入手出来ましたので早速カキコします。さて、今年もゴジラの季節がやってきましたね(^O^)今度はメカゴジ

 

ラで。「vs MG」は何だか中途半端な映画でしたから(但し、伊福部音楽はok!)今度は手塚監督ということで期待、大です!

前作「GMK」を改めてビデオで観ましたが、やはり(怒!)ですね(>_<)

前売りもまだ入手してませんが、前作のようなひでー映画にならないように祈るだけですね!(それにしても何でま たメカゴジラなのだろう・・・?

そろそろ新怪獣を出す時期じゃないの?)これからもたびたび来ますので

改めて宜しくおねがいします!

 

12 返信 Re:お久しぶりです! 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/16 17:57

男性 39 O

おおっ、つっつさん、こちらこそよろしくお願いします。

前回のGMK掲示板のときは閉鎖ぎりぎりでいらっしゃったので書きたいことも書ききれなかったのではないでしょ うか。

今度は公開前からのご訪問ですから、存分に書いてくださいね。

(ギドラの巣をチェックしていてくださったんですね。ありがたや)

 

私も、またまたメカゴジラ登板というやり方にはなんとも、作品の内容以上に商売のことを考えている「うるさが た」の存在を感じてしまいます。

それでも手塚監督はなかなか一筋縄ではいかない巧みさを持っているように思うので、

「またメカゴジラかよ」とうんざりする気持ちをいい意味で裏切ってくれるんじゃないかと期待しています。

 

16 返信 Re:お久しぶりです! シロノクル 2002/10/16 22:01

 

つっつさん、こんにちは。シロノクルと申します。

 

他のサイトでお見受けしましたが確か北海道の方でしたね。

違っていたらゴメンなさい。私の所も、例の伊福部先生の番組が放送

されませんでした。げしょ。

 

vsメカゴジラの脚本は気に入っています。三村先生が今回どのように

料理されたのか非常に興味深いです。


13 返信 今年もよろしく。 村田耿介 メール URL 2002/10/16 19:58

男性 24 B

出遅れてしまいました。

とうとうこの季節がやってきたのですね、楽しみです。今年は最初からかぶりつきでのぞかせていただきますので、 ひとつよろしく。

ああ、でも映画祭付近は来ないで、観てからのぞいた方がいいのかなあ……。ちなみに職場(就職しました。一応、 映写技師見習いです)のテストランで見る予定なので、たぶん封切り数日前に観られるはず……。

昨年は怒りが込み上げる内容でしたが、今年は楽しい映画になってるといいなあ……。

釈由美子は年始の『修羅雪姫』がなかなかナイスなカンフー映画だったので、あの作品で見せた根性を忘れずに、全 力投球してほしいものです。

 

あまり関係ないですが、今年はグッズで限定版ソフビの他に「メ―サー車チョロQ」も発売だそうです。たぶん、映 画にも登場するんでしょう。絶対買います。職場でメ―サー車の素晴らしさについて力説しましたが、誰も理解してくれませんでした。無念。

 

では、また参ります。

 

 

15 返信 Re:今年もよろしく。 シロノクル 2002/10/16 21:58

 

村田さん、こんにちは。シロノクルと申します。

カキコは去年のログを読ませて頂きました。

 

20 返信 Re:今年もよろしく。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/17 13:28

男性 40 O

村田さーん、お懐かしゅうございます。

そうですねぇ。映画祭で見てしまった人にネタバレ禁止という枷をはめるわけにもいかないので、

情報を制限するためにはここを読まないようにして防衛する必要もあるかも。

ストーリーや映像の具体的なことに触れた感想には「ネタバレあり」の表示を入れていただくことにしましょうか。

(と、いいながら去年は管理人自らが注意表示を書き忘れてネタバレ炸裂させていたような・・・)

自戒の意味も含めてみなさんにお願い。

具体的な作品内容を含んだ書き込みにはタイトルにネタバレとかなんとか付記してください。

 

村田さん、映写技師のお仕事に就いたんですね。

ぜひ、『ニューシネマパラダイス』を実現させて!

 

メーサーチョロQはやはり、マストアイテムか・・・。

(『修羅雪姫』はまだ見てないざんすぅ。釈ちゃんのアクションは「笑う犬」で見ましたケド)


14 返信 はやくみたいよう。 シロノクル 2002/10/16 21:56

 

みなさん今日は。少しづつ書き込みも増えて来ましたね。

 

G×MGの出来、結局の所どーなんでしょうね。

いまひとつとの話がある一方で、特撮が相当凄いとの話もあるし、

ホントこの時期は、ファンには辛いです。

個人的には手塚監督には期待大なのですが。

 

 

19 返信 Re:はやくみたいよう。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/17 13:18

男性 40 O

特技担当に新たな人材(これまでの作品で助監督をおやりだったんでしたっけ)の投入ということで、

特撮の味に変化があるか、というところもポイントですね。


21 返信 さてさて つっつ メー ル 2002/10/17 23:24

男性 32 A

やはり映画は見てからでないと分かりませんよね。(^o^)でもどうなるのか・・・。(汗)でもメーサー車の復活は個人的には嬉しかったりする(^o^)

ギドラ様、私の事を覚えてくれていて嬉しいです。それにしてもメカゴジラ、「VS」バージョンとあまり印象が違 わないような・・・。

 

22 返信 Re:さてさて 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/18 11:37

男性 40 O

映画祭まであと2週間ですねぇ。

つっつさんは封切りまでご覧になれないですか?

 

メカゴジラの外見をあまり変えなかったのは、やはり同じ名前を持つキャラクターのアイデンティティを守るためな んじゃないかと解釈しています。

今度のメカゴジラって、70年代のものとvsのものを混ぜたような印象があります。

そこにさらに、生身の部分があって・・・。

 

で、できればこのスレッドをメカゴジラそのものを考察するコーナーにしたいと思いますが、みなさんいかがです か?

 

まずはネタ振りとして、

メカゴジラの場合、その他の怪獣とは違って、宇宙人であれ人間であれ、誰かがゴジラを模して作ったものであると いうところが扱いを難しくさせていると思われます。

 

たとえばキングギドラなら、宇宙怪獣であって、かつて金星文明を滅亡させたことがある、というポイントを押さえ ていないと内実が変わってしまいます。

しかしメカゴジラは、(作った理由はそれぞれでも)人造ゴジラですから(誤解を恐れずに言えば)いくらでも作る ことが出来るし、それぞれが別物でも否定するわけにはいかないのでは?

とはいえ、キャラクター創作の作法から考えると、たとえ人造ゴジラであるという要素が同じでも、ブラックホール 第三惑星人が作ったものと地球人類が作ったものに同じ名前をつけるというのは混乱の元ですから避けるべきだとも言えます。

 

今回の×メカゴジラの宣伝文などで、4度目の対戦とか書いてあるものがありますが、

それは営業サイドの発想でありまして、ちゃんとドラマを受け止めていれば、どのメカゴジラもゴジラと戦うのは初 めてなんですけどね。(MG2は2 度目と言ってもいいのかな?)


23 返信 うお!完全に出遅れ(汗) Lans 2002/10/18 17:48

男性 37 O

くぅ~最近忙しいとはいえ、完全に出遅れました!

面目ないででし・・・

 

気を取り直し、今年もがんばりましょう!

「明日の特撮の為にっ!」

 

ところで・・・今年はX-boxからゴジラのゲームが出るようです。

 

さて・・・どんなものになるのやら・・・

 

で、今回も私は皆さんとは、ちょっと違った視点から、

対ゴジラ組織や装備、作戦などに突っ込んで見たいと思います。

 

27 返信 Re:うお!完全に出遅れ(汗) 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/19 10:23

男性 40 O

うれしいです。

なんか同志が集結している感じです。

ことしもよろしくお願いいたします。

 

明日の特撮のために!!


24 返信 対ゴジラ組織・装備・作戦 Lans 2002/10/18 18:13

男性 37 O

今回の作品は過去にゴジラ以外にも

「モスラ」と「サンダ・ガイラ」の上陸があった事になってるようです。

このモスラでの原子熱戦砲を元に、69式メーサー車が開発され対ガイラ戦で活躍。

後に、作品冒頭の第2回? ゴジラ上陸に対し、69式の改良型 である

90式メーサー殺獣光線車が投入、という経過らしい です。

 

この90式 メーサーは例の亀のようなメーサータンクとは違い

69式の外見を踏襲した、牽引式になっています。

さらに、公表写真をみると・・・どうやら牽引車両部分は同じ型のようです。

(牽引車を更新しないあたりが、とっても自衛隊らしくて好き(w)

なかなかリアルな描写を行うようです(喜)

 

しかし・・・それだからこそ、その後が問題です。

 

3式機龍・・・通称メカゴジラ・・・

 

ちょっとまった!

牽引式の90式 メーサーから、

「たったの13年」 で巨大ロボットまでいけるわきゃないでしょ!

前作みたいに未来技術のメカギドラを拾えた訳じゃないんだから・・・

しかも、VTOLの 大型輸送機まで・・・

(しかも、この輸送機・・・なぜかステルス形状!対怪獣用に、わざわざ飛行特性を悪化させるステルス形状をとる 意味がどこにあるのでしょうか?)

 

へたに前時代をリアルに描いてしまった為に、

最終的にストーリーを進める本来の舞台での設定が台無しです。

 

さらに名称も・・・3式 機龍?

旧軍も自衛隊も?式の後には「必ず」武器の種類を書いて制式化年度で区別してるのです。

 

機龍が、戦車とか戦闘機といった武器種類の名前でしょうか?

せめて、3式 対怪獣特型装備「機龍」といったように「名前」がそうなら文句も言いません。

 

これも90式 がちゃんとメーサー殺獣光線車と種別で表現してるので、非常に落差があります。

 

作品中でも、嘘はちゃんと統一して欲しいものです。

嘘は嘘でもかまいません。しかし、嘘だからこそ統一を!

と声を大にして言いたいです。

 

ps:

これは、また見てから騒ぐと思いますが・・・

主人公の過去が対メガギラスと一緒・・・

(対ゴジラ戦で目の前で隊長を失い、トラウマとする女性兵士)

 

頼むから・・・

さすがに続けて同じネタはやめて欲しいとか思うのですが・・・

 

25 返信 Re:対ゴジラ組織・装備・作戦 兄貴(赤) メール URL 2002/10/18 19:38

男性 O

Lansしゃん、きましたね・・・ニヤリ

 

 

> さらに名称も・・・3式機龍?

> 旧軍も自衛隊も?式の後には「必ず」武 器の種類を書いて制式化年度で区別してるのです。

>

 

キターっ!Lansしゃんの、そ~ゆ~の聞きたかったっす!

今年も、よろしくでし。

(あずまんがのガシャポンの件で、相談があるので暇な時ウチのHPに来てね)

 

シロノクルさん、つっつさん、村田耿介さんご挨拶が遅れて申し訳ありません。

今年も宜しくお願いします。

 

28 返信 Re:対ゴジラ組織・装備・作戦 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/19 10:45

男性 40 O

来た来た来た!

専門的な観点からの突っ込みが!

私自身は軍事には疎いので気がつかないところでも、自分に気にならないからといって考証不足なところを「それで もいいじゃないか」なんて受け入れる気はないです。

 

Lansさんの観点からおかしいと思われたところは どんどん指摘してください。

 

しかし、ひょっとすると機龍というのは「戦車」とか「戦闘機」というのと同じような普通名詞なのかも。

劇中では3式機龍「メカゴジラ」と呼ばれるとか?

それで今後6式機龍「アンドロゴジラ」とか12式機龍「レプリゴジラ」とかニセゴジラのオンパレードになるのです。(見たくねー)

 

名称については、ひょっとして、と考えていたのが、劇中では機龍とのみ呼ばれて、いっさいメカゴジラとは呼ばれ ないんじゃないかということでした。

それなら『ゴジラ×メカゴジラ』に登場するロボット怪獣の名前はあくまでも機龍であって、メカゴジラというのは タイトルのみに使われる宣伝看板という見方も出来ます。

そんなシナリオだったならこれまでのメカゴジラとは差別化することが出来て、

怪獣図鑑でも4代 目メカゴジラなんて書かれ方はしなくて済むかも。

 

それと機龍の輸送機がステルスになっているのは、

きっと(願いです)日本政府は対ゴジラ兵器という名目で機龍を開発しておいて、実は他国との武力衝突にも機龍を 使うつもりだからなのです!

 

で、すごくいやな感じを受けているのは、

機龍は初代ゴジラの体組織(骨なのか?)を利用したクローンゴジラが基礎になっているらしいこと。

またしても映画『ゴジラ』のストーリーを捻じ曲げるのか。

オキシジェンデストロイヤーは、水中の酸素を破壊し、水棲生物を窒息させその後骨さえ残さず溶解してしまうん じゃないの?

実際、ちゃんとゴジラの骨が消滅する描写があるではないですか。

そこんところをどのように整合させるのかも注目点です。

 

主人公の人物設定が×メガギラスに酷似しているというのは本当に不安な点ですよね。

これもどのように料理するでしょうか。

 

31 返信 Re:対ゴジラ組織・装備・作戦 Lans 2002/10/21 12:20

男性 37 O

みなさん、どもです。

 

>殿様ギドラさん

 

機龍=機能名称はちょっといただけませんねぇ。

だって「機」はともかく「龍」ですよ。

これは形態名称であり、機能名称には「使えない」と思います。

ただ、固有名称で「機龍」はアリだとおもいます。

旧軍では、飛龍、蒼龍、雲龍といった空母や、

呑龍、飛龍といった名前の爆撃機が存在しましたので・・・

 

空母は?式はつきませんし、航空機の場合は

百式重爆撃機「呑龍」

四式重爆撃機「飛龍」です。

 

よって3式~~ 「機龍」というのを希望したりするのですが・・・

~~部分、今後、情報によって補足されるのかな?

 

>ゴジラ骨

確かに溶ける描写がありました。

しかし、破片が残る可能性くらいは、あってもいいと思いますが・・・

だからといってクローン体を母体にって・・・

エヴァじゃないんだから・・・

それこそ科学技術があと百年くらいしないと不可能なことを・・・

 

は、まさか、開発科学者って実は地球人じゃないとか(笑)

 

PS:

こないだ「GODZILLA」をTV放 映してました。

しかし、これが放映枠(98分?)に入れるために30分 近くを編集CUTしてるのです。

 

おかげで・・・非常にスッキリして面白くなってました(藁

 

特に後半のスタジアム内といらんカーチェイスが「ばっさり」と切られており、私が公開当初に後半うっとおしいと 思ってた部分がうまくまとめられていました。

 

編集万歳!(w

 

34 返信 Re:対ゴジラ組織・装備・作戦 Lans 2002/10/21 13:14

男性 37 O

お、そうでした、書き忘れた事があります。

 

>殿様ギドラさん

ステルス輸送機に関してですが・・・

輸送機本体はステルスでも「機龍」を垂下すると

ステルスでも何でもなくまりますが・・・

 

機龍・・・あの形状にステルス要素は微塵もありません(w

 

それに輸送機は安定性が重要です。

特にステルス性を必要とするような場合の輸送機は

どうかんがえても侵攻における戦術輸送や戦闘救難、

または特殊部隊の極秘侵入が任務になると思いますが・・・

 

あの形状では、どうみても低空での安定飛行はきびしそうです。

 

ウルトラを見慣れた子供たちには、

あの形状がアクロバット飛行をするのになんの抵抗もないのでしょうが・・・

このあたりも、

「今の東宝特撮はウルトラ化してる」

という私の意見の構成要素だったりします。

(ウルトラだったら、私もよろこんで許すのですが・・・)

 

このあたりの「嘘レベルの統一」作品にとって、

いや、長期シリーズの作品群にとって非常に大事だと思いますよ。

 

そして私は

ゴジラシリーズは「東宝特撮」の作品群の一つであるべきだ

と考えています。

 

少なくとも、昔はゴジラ作品に限らず

東宝の怪獣映画、そしてSF特撮映画は

その方向で非常に統一感があったと思っています。

そして、それこそが当時氾濫していた、

他社の特撮映画や海外のSF映画と違った

「東宝特撮」としてのアイデンティティーを確立させていたのではないか?

と最近、特に思ったりしております。

 

ならば、その根本思想は継承しなければならないのではないでしょうか?

と切に思います。

 

リアル化の進むウルトラ・・・

創造性の進むゴジラ・・・

 

この2つ が同じになってしまう日を私は恐れます。

 

36 返信 うぐぐぐ。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/21 22:46

男性 40 O

そーかー。

確かに機龍ではさっぱりその機能がわかりませんね。

ここはやはり、自衛隊内でのネーミング法則の不備はそのままでも、

機龍というのがペットネーム(?)であって劇中では一貫して

機龍としか呼ばれないということに期待したいです。

 

GODZILLA」 の地上波放送は見なかったんですが、

そういう短縮の仕方ならおもしろそうですね。

まあ、怪獣による都市破壊がおろそかで、

さらにゴジラを名乗る怪獣がミサイルで絶命、というくだりは

勘弁して欲しいですけど。

 

そ、れ、と。

今回の「×メカゴジラ」に関してはほんとにあんまり事前情報を

仕入れていないもので、

いままで知らなかったんですが、

あのー、メカゴジラ輸送機ってメカゴジラを吊り下げて運ぶんですか?

そりゃびっくり。

マーカライトジャイロみたいにMGをすっぽり中に入れて飛ぶのかと

思ってました。

 

まいったなー。

ステルス形状(平面の組み合わせで構成されているような機体?)が

流行っているから取り入れようという程度なんでしょうか。

メカのかっこよさって、そのメカニズムや機能、そして道具としての目的が

形に表れていることからにじみ出てくるものなんじゃないでしょーか。

 

いまのうちに不安要素をいっぱい吐き出しておいたほうが作品を見るとき

ショックを受けずに済むので気になるところは出来るだけ表明しませう。

 

26 返信 確かに・・・。 つっつ メー ル 2002/10/18 20:15

男性 32 A

それはありますね(笑)いきなり巨大ロボは・・・。それにあの名称も・・・。あれ造った学者とか出るのだろう か・・・。やはり何らかのバックホーンとかあるのでは・・・。自衛隊の兵器(?)ならもっと無骨なほうがいいよなとかありますが。どうせメカゴジラ出 すなら74年版のリメイクが観たいです!(その方がマシじゃねーかという気がしてきた・・・。あくまで気ですが・・・。)

対ゴジラなら昔の「キンゴジ」とか「モスゴジ」みたいに丁寧に描写して欲しいですね!鉄塔に触れる時のリアク ションとか(笑)最近のだと瞬時に自衛隊が

やられちゃうから(溜め息)それにしても84年に復活していまだに満足した話が無いというのは・・・。いきなり愚痴になってしまった・・・。

ごめんなさい。

 

29 返信 Re:確かに・・・。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/19 10:54

男性 40 O

> 対ゴジラなら昔の「キンゴジ」とか「モ スゴジ」みたいに丁寧に描写して欲しいですね!

それそれ!

自衛隊はあくまでも現実に可能かもしれない作戦でゴジラ(ないし怪獣)に挑むのです。

で、絶対に成功しないというのが怪獣映画のセオリーじゃないかと思うんですが・・・。(といって、自衛隊がまっ たくのザコ扱いもいけない)

(『サンダ対ガイラ』でのL作戦はかなり冒険的ですがあのメーサー車のデザインが地に足の着いたものであり、放 電と併用するとかドラマ上あと一歩のところでサンダの邪魔が入って失敗に終わっていることで救われているのでは。ラストの決戦にもメーサー車が出てき てそれなりにガイラにダメージを与えていますが、決して致命傷にはなっていない)

このあたりは、登場怪獣の性質とストーリー展開でかなり振幅に幅があると思います。

けれど、少なくとも対ゴジラ作戦には「超」兵器を出すべきではないと考えます。

(轟天号などもってのほかです)

 

32 返信 Re:確かに・・・。 Lans 2002/10/21 12:38

男性 37 O

兄貴しゃん

>不満点は、ゴジラ撃滅を主軸にしてしまった部分です。

 

私は、それでもドラマは作れると思います。

だって、ゴジラ撃滅をテーマにしても

ゴジラに勝つだけが結末じゃないでしょうから・・・

全力でかかって「結局ゴジラに負ける」というストーリーも作れるんじゃないでしょうか?

 

ホラーなんかでは、最終的には解決しなくても、とりあえず「END」てのもよくあるじゃないですか。

 

この意味で

>殿様ギドラさん

> 自衛隊はあくまでも現実に可能かもしれ ない作戦でゴジラ(ないし怪獣)に挑むのです。

> で、絶対に成功しないというのが怪獣映 画のセオリーじゃないかと思うんですが・・・。(といって、自衛隊がまったくのザコ扱いもいけない)

 

の意見に大賛成なLansです。

でも、絶対に成功はしないんですが、いーとこまでは行くというのも大事と思います。

で、良いトコまでもってく為に、

「限定的な」超兵器=既存技術理論の延長線上で、

よくて1020先程度には「作れそうなモノ」

ならば、超兵器であっても、登場しても良いと思います。

 

じつは、これこそが、他の特撮(ウルトラなど)と違って

東宝特撮が、かつて持っていた大きな特長ではなかったのかと・・・

 

地に足が付いた(ように見える)超兵器と

その描写から生まれるセンス・オブ・ワンダー

微妙に交じり合う現実と想像の境界・・・

 

これこそが、かつての東宝特撮の醍醐味であったのでは?と

今、提言してみたりします(笑)

 

今は創造だけが先走りすぎです。

これは、東宝というよりウルトラの方が似合う世界のような気がします。

(逆にウルトラは、その境界を大きく逸脱するのが醍醐味)

(ウルトラマン自体が最も現時の境界を逸脱してますからね)

(ま、それはそれで大好きなんですが)

 

ああ、いまからこんなに走ったら、後でネタが続かなくなりそうでし(自爆)

 

35 返信 補足その他 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/21 22:30

男性 40 O

ゴジラ撃滅を主軸にしたゴジラ映画も成立させることはできるというのはその通りだと思います。

ただし、それは、しょっちゅう作るべきものではなくて、シリーズ中の変化球であるべきでは。

以前別のところでも書いたのですが、怪獣映画の理念を別にしても、

毎回(人間の)主人公側が敗北を続けるのではカタルシスのないシリーズになってしまいます。

もちろん、ゴジラが人間に負けるのはダメダメですし。

 

それから私が言うところの「超」兵器というのは、

現在の科学ではまったく歯がたたないような想像を絶したテクノロジーに支えられているものを指していました。

もう一度例に出しますと、『海底軍艦』における轟天号は、旧海軍の技術者が作ったものではありますが、

劇中での扱いはそのテクノロジーに関する具体的な説明のない、とにかく強い兵器であるというもので、

これは理屈なしに不死身で強いという怪獣と同等のものだったと思われます。

そんな「超」兵器と怪獣が戦うということになると怪獣対決ものと同じような構図になるわけですが、

問題は「超」兵器のほうは人間が操作するものであるということです。

怪獣の魅力には人間には制御不能(殺傷も出来ない)動物であるということも含まれているはずですから、

人間によって操作される「超」兵器が怪獣と同等の威力を持ってしまっていては怪獣映画の魅力を殺ぐことになると 考えています。

轟天号によってマンダは倒されますが、それはマンダが初お目見えの新人怪獣であったことと、怪獣をも倒す轟天の 超絶性(怪獣と同質)を示すための展開だと受け止めています。(轟天が主役でもありますし)

少なくともゴジラと対等に渡り合い、あまつさえ倒してしまうなどという人工機械は登場させるべきではないと考え ます。

 

SY-3っ て微妙なバランスを保ってますよね。

ゴジラの放射火焔に耐えますが、かといって怪獣たちを殺すような破壊力は持っていない・・・。

 

37 返信 Re:補足その他 Lans 2002/10/22 14:25

男性 37 O

> ただし、それは、しょっちゅう作るべき ものではなくて、シリーズ中の変化球であるべきでは。

 

同意です。しかし「上記のテーマでまともな作品」がいまだ存在しない(嘆)

という部分が、私がいつもひっかっかる忘れたくない部分なのです。

 

で、多分、現在、同じように思っているファンも多いと思ってるのですが・・

(このあたりの不満がガメラの支持になってると思うんです)

(しかし、ガメラでなく、ゴジラで見たいとこだわる人も多いと思いますよ)

(それが期待となって現れたのが、前回のGMKの支持多数だったのでわ?

 

>海底軍艦

あれは間違いなく「超」ですね。

でも、実はあの作品、見た目よりも人間ドラマに傾斜しており、

意外と轟天の描写は少ない、あまい・・・と思います。

 

本来なら、ムー潜水艦と一戦くらいは交えなければ

十分にメカとしての魅力を発揮できません。

 

なぜなら、轟天は、作中、まともな武器を、ただの1回も使用していません。

(ムー潜水艦の民間船攻撃のシーンは凄いのに・・・)

 

(冷線砲は本来、削岩用の装備です。対マンダとして流用しただけです)

(せかっくアスロックや電子砲とか設定書に載ってるのに・・・)

 

私から見たら、轟天は、十分以上の魅力を内包していますが、

作中では十分な活躍が出来なかった不遇の超兵器と思っています。

(超兵器は武器を使ってなんぼのもんです!(断定)

 

> 少なくともゴジラと対等に渡り合い、あ まつさえ倒してしまうなどという人工機械は登場させるべきではないと考えます。

 

うーん、これは、最終的に人間の思い上がりを描く形で、人間側に破局を及ぼす形で失敗とかになるなら「あり」と か思いますが?

どうでしょうか?

(だからといってエヴァ的暴走はネタとして他に多用されつくしたので却下)

(でも、多分、今回のMG・・・これだと思うんですよ・・・)

(この予測があたったら・・・私、なさけなくて泣きがはいっちゃいますよ)

(でも・・・事前の情報が、どーも暗示してるようで不安です)

 

Lansは・・・

「エンタテインメント映画は観客の意外性を突くのが命」

だと思っています。

 

そして「特撮映画」はエンタテインメントだと思います。

 

> SY-3って微妙なバランスを保ってますよね。

> ゴジラの放射火焔に耐えますが、かと いって怪獣たちを殺すような破壊力は持っていない・・・。

 

SY-3は国連所属の探査機に過ぎませんから

ちなみに作中、SY-3はゴジラの放射能火焔を受けてませんよ。

受けたのは月のキラアク星人基地で着陸時に火焔攻撃です。

 

また宇宙往還機であるSY-3は、大気圏離脱はブースター発進ですが

帰還時はシャトルのように本体が飛行帰還します。

 

ただ、大気圏突入があるので、強力な耐熱装備は当然かと・・・

で、その耐熱能力があれば・・・

 

それよりも、なぜ冷凍弾を持っていたのか?の方が不思議です。

山火事消化用かな?(笑)

 

多分、あの冷凍弾は液化窒素でも充填されたものと思いますが・・・

 

(まさか、アレ、本当は宇宙での姿勢制御用の推進剤をタンクごと射出しただけだったりして・・・でも、そう考え るとつじつまあうし・・・技術的な問題も殆どないし・・・あれ?この解釈、以外にいいかも(w)

 

・・・超兵器の考証はたのしいなぁ・・・

(いかん、本来の考証目的をはずれてきた(汗)

 

39 返信 Re:補足その他 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/22 15:21

男性 40 O

『海底軍艦』における轟天に関してはいつかもっと詳しく論じるときが来るのを信じて深入りしないでおきます。

(あまり詳しく描写していないことが結果的にいい効果を生んだのではないかと疑ってます。たしかに物足りないん ですが・・)

 

暴走する超兵器、となると昨年のGMK掲示板でロボット怪獣が真に怪獣として認められるための条件に当てはまり ますね。

で、暴走=制御不能ですからそのときにはすでに人間側のものではなくなるのでオッケーになります。

まあしかし、Lansさ んがおっしゃるように今回のメカゴジラがエヴァからヒントを得ているなら、勘弁してください、です。

(基本が生身のゴジラですから、暴走といってもゴジラになるだけのような気も・・。となると結局はゴジラ対ゴジ ラという映画なのかな?)

 

『怪獣総進撃』で、SY-3はゴジラの熱線を受けてますよん。

夜間攻撃のシーンをご参照あれ。

 

41 返信 Re:補足その他 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/22 15:30

男性 40 O

急いで書いたら文章が変!

 

> 暴走する超兵器、となると昨年のGMK 掲示板でロボット怪獣が真に怪獣として認められるための条件に当てはまりますね。

 

これ、訂正します。

「暴走する超兵器、となると昨年のGMK掲示板で書いたロボット怪獣が真に怪獣として認められるための条件に当 てはまりますね。」

 

 

42 返信 Re:補足その他 Lans 2002/10/24 20:24

男性 37 O

ぬぉ!総進撃、SY-3受けてましたか?

国連軍の夜間総攻撃の時っすか?

 

確か、あの時、SY-3は上空偵察してましたよね。

(地上指揮もしてましたっけ?)

(確か、あの戦車隊は無線操縦に無人車両だと思いましたが・・・)

 

あのヘンなミサイル車両ばかり記憶にあるでし・・・

あれ、あの時あたってましたっけ?SY-3

(いかん、脳内記憶では、横をかすったかなにかで、直撃はしてなかったようになってる!今度、見直してみますで し)

 

どちらにせよ、宇宙往還機の耐熱能力なら耐えられるんじゃないでしょうか。

(放射能も宇宙機は強力な放射線防護が行われている可能性が高いです)

 

>轟天

作中では、ムー潜水艦の強さは判りましたが、轟天の威力が判らないので不満なんですよ。

 

せめて

 

ムー潜水艦の通商破壊活動

轟天出撃→現場到着

ムー潜水艦、けなげに対空射撃、轟天、それを回避しながら主砲一斉射撃

ムー潜水艦轟沈!

ムー潜水艦の増援艦隊到着、轟天着水

艦隊戦!次々と撃沈されるムー潜水艦

ムー大型旗艦、出現

ムー旗艦、轟天の主砲を弾き返す。

轟天、ドリル特攻!(w

轟沈する旗艦から脱出する小型潜水艇。

追う轟天→ムー帝国へ

 

こんな萌える展開をキボンヌ(爆)

 

43 返信 思いっきり脱線 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/25 10:12

男性 40 O

ああっ。

×メカゴジラを語る掲示板なのに、それ以外に「いいネタ」がぽろぽろ出てきて、

とても軽くは流せない!!

 

ゴジラ映画においてゴジラ撃滅を主軸にしたストーリーを作ることの是非は

別スレッドを立てて考え直しましょう。

今回の『ゴジラ×メカゴジラ』もゴジラ撃滅が主軸になっていると思われるので、

公開後でも掘り下げざるを得ないと思いますし。

 

で、『怪獣総進撃』。

そうそう。キラアクの伊豆基地(だったはず)に国連軍が攻撃をかけるシーンで、

上空から降下するSY-3に基地防衛に当たっているゴジラが放射火焔を吐きかけます。

んで、こりゃやばいとSY-3は着陸をあきらめるという流れになります。

エンジン部に2回ほど放射火焔が当たっていたと思います。

至近距離ではないので、威力が弱まっているようにも受け取れる映像でした。

火焔を吐くゴジラと火焔が当たるSY-3は別カットになっていて、距離感があります。

 

初めてこのシーンを見たときにはSY-3がゴジラの攻撃に耐えたんだなぁ、ぐらいで

そんなにインパクトがなかったんですが、

のちに大人になってから見直したとき、かなり衝撃を受けました。

非常に象徴的に「人類の科学力が怪獣の破壊力と拮抗した世界」というものを表現したカットだと思います。

もちろん、総進撃では冒頭で怪獣の囲い込みに成功した世界であり、人類は怪獣の恐怖から解放されているのだと

宣言されているわけですが、

その後キラアクの悪巧みによって怪獣たちが世界のあちこちで暴れますから、

画づら的にはそれまでの怪獣映画と同じになっています。

それが、人間の機械が怪獣(それもゴジラ!)の攻撃に耐えるという描写を挿むことで感覚的に怪獣を克服した世界 であることを

伝えていると思いました。

Lansさんの指摘にもある、国連軍のミサイル戦車 が遠隔操作であることも重要なポイントです。

人類は一つにまとまって(おそらく)国家間の戦争もなくなっているようではありますが、

過去にミステリアン、ナタール、ムー人、X星人の攻撃を受けている世界(きっとつながっている)ですから

軍備を捨てるわけにはいかなかったでしょう。

そしていざ戦闘がはじまったとき、人が死なずに済むシステムをなんとか考えているということではないでしょう か。

怪獣による東京攻撃でも、戦車や戦闘機は現れません。

遠くからミサイルを撃ち込む(それとビルに火砲が装備されている!)わけで、兵隊が命をさらしている描写はあり ません。

『怪獣総進撃』は人類が地球上の問題をすべて解決した世界を描いていると思われます。

これ、まだ完全じゃないと突っ込むことも出来るでしょうけど、まずは理想郷を実現した人類という前提でお話がは じまっているのです。

そんな世界では、人類には手に余るものの象徴である「怪獣」は物語の上で機能しなくなることがわかると思いま す。

『怪獣総進撃』は怪獣映画の終着点であると言えるのはそんなわけです。

 

で、地球外から敵が襲ってきたら人類と怪獣はともに戦うのだという展開で締めくくるわけです。

(怪獣コントローラーから開放されたゴジラたちもキラアク基地に殴りこむ)

『怪獣総進撃』以後の怪獣映画を作っても『怪獣総進撃』の変奏曲にしかなり得ないですし、

オリジナルのゴジラシリーズを作った先人が「総進撃」で怪獣映画を終わらせたのですからあとを継ぐ者は「総進 撃」以前のストーリーを

紡ぐしかないのです。

(ここで、総進撃は20世紀終わりごろの物語なんだから今ゴジラ映画を作れば絶対「総進撃」よりあとの話になる のだ、なんて視野の狭い論理はやめにしてね)

 

『海底軍艦』

わかる。わかりますよー。Lansさんの不満。

轟天の威力をもっと見せやがれ、という物足りなさを感じるのは間違いないです。

しかし、そう感じるということは、作品から確実に、轟天はものすごい、という観念が伝わっているからです。

『海底軍艦』には描いていないことを感じさせる力があると思うのです。

後の『緯度0大作戦』を見ると前半のアルファ号と黒鮫号の攻防がすごく丁寧に描写されていますからきっと轟天で も同じような

メカ描写をやりたかったんじゃないかと想像します。

けれど、これは裏事情になってしまいますが、『海底軍艦』はすごく制作期間が短かったそうで、あれもこれもと詰 め込むことが出来ず、

最小の描写で最大の効果を生む方向で作っていったのではないかと思われます。

なにしろ、ホントにラストになるまで轟天は出撃しないんですから。

出来るだけ轟天の出番を少なくして、かつその存在感を強く感じさせる作劇だったのだと思います。

ビデオ「東宝特撮映画未使用フィルム集」によると、東京湾のムー潜航艇に迫る轟天が電子砲を発射するカットを撮 影したものの、

ドラマのテンポを守るために削除されたとか。

思うに、できるだけ轟天の攻撃手数を減らして、怒涛のごとく敵中へ突入するという勢いを作りたかったのでしょ う。

うーん、とはいえ、脱出する敏腕カメラマン(form予告編)進らを救出するくだりはちょっともたついているよーな。

そんなこんなを考えるともっとマンダを活躍させておけば、ラストの轟天との対決が効果的になったんじゃないか と・・・。

いやしかし、どこにマンダの大暴れを入れたらいいんだ?

レッドサタンの爆発はムーと人類の潜水艦技術の違いを見せることが必要だし、丸の内陥没も意表をついたムーの攻 撃で驚くことが大事だし、

一瞬で終わるのも必要なこと、では大島にマンダが来るのはどうか?だめだめ。あそこではスピード感ある攻撃&破 壊が緊張感を生んでいるはず。

あ、そうだ、貨物船襲撃をマンダにやらせれば? いやー、そんなにすぐマンダ登場では重みがなくなる・・。

いじれないですねー。

 

つーわけで、直接の続編を作るのがいいと思いまする。第二作では轟天も多少苦戦する、みたいな。

(絶対、金星へ飛んでいったり、ラ号《だっけ?》とかいうのはなしね)

 

参ったなー。

メカゴジラと関係ない話ばっかりしているしぃ。

 


44 返信 脱線ついで(爆) Lans 2002/10/25 13:57

男性 37 O

ギドラしゃん、兄貴しゃんは

 

「ガメラ4」ってご存知ですか?

 

ガメラ3以 降の対ギャオス決戦を描いた作品なんですが・・・

 

体裁は落語家「林家しん平」制作の自主映画です。

しかし・・・

 

しん平師匠は監督・脚本・助演・造型・プロデューサー

撮影・編集・特殊効果はラピッドプログレス

(って、プロじゃん・・・)

 

さらに監督が芸人さんだけあって

螢雪次朗ご本人も出演だそうです。

 

さらにさらに

監督は仲間の芸人を集め、自衛隊に慰問を決行し

そのついでに自衛隊の演習を撮影

 

これにプロが合成をかけるという・・・

どうみても自主映画の範囲を超えてそうな作品ですが・・・

 

先日、その一部が上映されたようです。

 

うーん、見てみたいでしのー。

 

45 返信 Re:脱線ついで(爆) 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/26 11:20

男性 40 O

しん平師匠のガメラ4っ てうわさは聞いたことがあります。

怪獣好きの方なんですよねー。

84のときもゴジラファン代表みたいな形で出演な さってましたね。

 

しん平師匠のほかの自主製作作品は見たことがあります。

 

私自身もかつて自主製作をやっていたこともあり、うーん、自主製作こそオリジナルのキャラクターで勝負すべき じゃないかと思うところも・・・。

(商売じゃないんだから有名ブランドを振りかざす必要はない)

(さらにはガメラ4っ てことはジグラの続きではなくてイリスの続きってことですよね。平成ガメラは三部作で完結してるというか閉じてるとも思うんですがぁぁ)

 

46 返信 Re:脱線ついで(爆) Lans 2002/10/28 20:02

男性 37 O

しかし、ガメラ3の ラストは

さあ、これからギャオス軍団VSガメラ+人 類の決戦だ!

 

というとこで終わっているので、ファンとしては

その辺りが見たくなるのは当然かとも思います。。。

(それだけガメラ3が 中途半端ってことかと・・・)

 

で、「自分が見たいものを誰も作ってくれないから、自分で作る」

というのも、これまた自主制作の本質の一つだとも思います・・・

 

ギドラしゃんの意見も判りますが、

ある意味、非常にストイックで高尚な志だと思います(笑)

 

(非常にすばらしく高尚な姿勢ですよ、オリジナルで勝負ってのは)

(それこそ自分の能力を外に示し挑戦する姿勢ですからね)

 

で、今回のガメラ4は ゼネプロの「怪傑のーてんき」や「帰ってきたウルトラマン」に近い姿勢かも・・・

 

ギドラしゃんの姿勢は、「八又大蛇の逆襲」の姿勢かもしれません。

 

それこそ、プロじゃないので、どちらも方向としてアリなのではないでしょうか?

(既存キャラの流用、イマージュなど)

 

47 返信 Re:脱線ついで(爆)~びみょーな問題 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/29 09:50

男性 40 O

たしかに、ガメラ3、 あのあとせめて10分でいいからガ メラ・人類対ギャオス軍団の戦いを具体的に見せてくれれば、と思うところはありますね。

まともな怪獣バトルがほとんどなかったG3ですからそうすることで少しは救われたかも。

とはいえ、作品全体を見渡したときに、最終決戦を「見せない」ことでかろうじて成立した作品でもあると思うので す。

あの作品で最後に激しい怪獣スペクタクルを見せてしまうと、そこまでのストーリーはなんだったの?という不均衡 を生じるのでは?

(といって、私はガメラ3をぜんぜん評価しません。作品が壊れてでも、最終決戦を見たかったという思い、なきに しあらず)

 

ファン作品という枠で、既存のキャラクターを使ったり、既成作品のつづきを作ったりすることは否定しません。

通常は著作権の問題が絡んだりするので、主に自主製作にそんな作品が多く見られるのも事実でしょう。

でもそれは自主製作の本質ではないです。

 

スタンリー・キューブリックは自身でプロデュースもこなして作品すべてをコントロールしています。

自由な作品作りのためにそうしていたはずです。

それもまた自主製作。

(たとえ商業ベースであっても自主製作はありうる)

 

ファン意識先行で、既存キャラクターを流用しながら自分好みに変容させたり、既成作品の続き扱いで独立性のない 作品をつくるのは素人創作が陥りがちな罠でしょう。

これはプロ・アマ(商業ベースか否か)は関係なく。

 

創作とはなにかという認識が甘いものはプロ作品であっても素人創作ですよ。

(オリジナル・ゴジラとは香山・本多・円谷トリオの手によるもののことであって、そんなゴジラを大事に守るため には後世の人間が「勝手な」解釈を付け加えてはいけない。『ゴジラの逆襲』までにしか香山滋氏のクレジットはないが、少なくとも円谷時代のゴジラ映画 はずーっと香山滋氏に原作料を払っていたらしい。東宝側と連絡は取れていたのか?また、『キングコング対ゴジラ』以降のゴジラの扱いは香山氏のエッセ イ「ゴジラざんげ」での香山氏の思いに合致するものである・・・)

 

ガメラに立ち返れば、昭和のガメラこそがオリジナルであって、平成ガメラはパロディです。

そのパロディをさらに流用しようとするとは、・・・・・・。

(私は昭和のガメラが好きです。怪獣映画というジャンルからあの楽しさを無くしてはいけないと思う)

 

いっけねー、なんか、また怒り混じりの書き込みになってしまった。

 

48 返信 あの~ 兄貴(赤) メール 2002/10/29 22:32

男性 42 O

最初のつっつさんのスレッドと、全然関係ないレスなんですけどぉ

別スレ立てた方が良くないですかぁ?

 

49 返信 Re:あの~ 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/29 22:52

男性 40 O

しまった。

「総進撃」や『海底軍艦』に深入りしはじめたところで別スレッドにすればよかった。

 

今後はもっと気をつけます。

 

で、しん平師匠の「ガメラ4」に否定的なことばっかり書いてしまいましたが、

決して興味がないわけではないです。

技術的な処理がどうなっているのかには興味津々です。

機会があったら見てみたいところであります。

 


30 返信 手塚監督は何を考える? 兄貴(赤) メール URL 2002/10/19 23:25

男性 42 O

前回のメガギラスは、良かったと思います。

しかし、不満点もありました。

良かった部分は、ゴジラを悪の根源として描かず、おちゃめな動物として描いた事です。

不満点は、ゴジラ撃滅を主軸にしてしまった部分です。

ゴジラ映画において、ゴジラは不滅であります。

したがて、ゴジラ退治を主軸にすると、物語に終止符を打てなくなります。

メガギラスでは、ゴジラが撃滅された様にみせながら、最後にゴジラの存在をアピールすることでなんとか体裁を繕 いましたが、全体を通してゴジラ撃滅が主軸でした。

したがって、ゴジラ退治組織が主軸になっています。

 

さて、今回の作品はどうでしょう?

今のところ聞こえている情報によると、メガギラスに余りにも酷似した人物設定。

これはいったいどういう事でしょう?

考えられる事は二つです。

 

1、前回のメガギラスは、手塚監督としては不満点が 多かった。

だから、全く同じシィチュエーションで、もう一度作り直すつもりである。

そのため、あえて同じ人物設定で挑むのである。

 

2、手塚監督の中では、ゴジラ映画を作る場合、設定 はこのパターンしか思い浮かばない。

だから、またもや同じ人物設定でストーリーを構築する。

前回とは対戦相手が違うから、作品としては別物として独立できるだろう。

 

さて、この答えは見ないことには分かりませんが、1の場合なら非常に評価します。

しかし、2の 場合は、クリエーターとしての力量が無いという事で、もう怪獣映画は撮って欲しくないという事になります。

 

過去において、同じ怪獣を使って、これほどまでに違う内容の作品が作れるものかと驚愕させられた事例がありま す。

「三大怪獣地球最大の決戦」と「怪獣大戦争」です。

両作品は、半年の間に作られたために、多くの部分で使いまわしされています。

登場怪獣も、「ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ」の「地球最大」に対しモスラが登場しない「大戦争」、つ まり怪獣が減った状態で勝負しています。

これは、予算削減のためであろうと想像できます。

常識的に考えれば、次回作では怪獣を増やし、前作を超えようとする、または、お客さんに飽きさせないために怪獣 を増やすものでしょう。

しかし、減らしたのです。

それでも、あれだけ面白い作品が作れてしまったのです。

これは、アイディアの勝利としか言いようがありません。

 

「×メカゴジラ」どうでしょう?

対戦相手は、今回で4度 目ですし、人物設定はメガギラスと同じです。

ここまで、過去の作品のシィチュエーションを引きずって、どんな作品に仕上げるのか、その手腕に期待すると同時 に不安も多いです。

手塚監督が、どう料理するのか興味深深です。

 

え~と、お色気も忘れないでね~

 

33 返信 Re:手塚監督は何を考える? Lans 2002/10/21 12:50

男性 37 O

兄貴しゃん

>「三大怪獣地球最大の決戦」と「怪獣大戦争」

 

でも、これも紙一重ですよね。実は、私、小学生の頃、

よく、どっちがどの作品だか判らなくなる事がありました。

まだ、人間ドラマは置いといて、怪獣バトルばかりに

目がいってた低学年のころですが・・・

 

今から考えると・・・

得てして低学年のころは登場怪獣で作品を認識していませんでしたか?

 

そういった意味では上記2作品は非常に危険な作品とも思います。

まだ、子供にとっては今回の方が、

メガギラスとメカゴジラで区別しやすいのかも(笑

 

メカゴジラ作品としての認識も

平成MGと の区別はゴジラ自身のデザインで区別できますし

(平成ゴジラ系/ミ レゴジ系)

昭和MGは、 それ自体が怪獣として人類の敵で認識可能ですから

 

そう考えると三大と大戦争は・・・

子供には、登場怪獣の造形では区別が難しいですよ・・・

 

(といいつつ、今、大人の私はストーリー混合の方が不満なんですけどね(w

 


38 返信 よろしくおねがいします。 高原竜 2002/10/22 14:33

男性 37 B

こんにちわ。去年は年明けくらいから閲覧させてもらいました。

今年は比較的早めから勉強させてもらいます。

私は一般人ですので、上映されてもすぐには観れず、下手したら

年明けになってしまうかもしれませんが、ネタバレで予習し、

観覧の仕方を学んでから楽しめること嬉しく思います。

よろしくお願いします。

 

40 返信 Re:よろしくおねがいします。 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/22 15:27

男性 40 O

いらっしゃいませ。

勉強なんて、とんでもない。

高原竜さんもどんどん感じたこと考えたことを書いてくださいね。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 


50 返信 国際映画祭での上映目前 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/10/29 23:24

男性 40 O

いかんいかんと思いつつ、未だ「宇宙船」のスタッフインタビューも読んでいない殿様ギドラであります。

でも、作品そのものの評価は作品のみから語れると思うので、この際これ以上の事前情報は入れずに見るのもいいか な、なんて思ってます。

 

すでに書かれていることも含めてもう一度まとめると

今回私が注目しているのは、「×メガギラス」との共通点と差異がどこにあるのか?

モスラやガイラの存在があった世界が舞台らしいが、大きな流れとしての東宝SF怪獣映画に組み込めるものなの か?

社会の広がりを感じさせる懐の深さがあるのか?(主人公対ゴジラという狭い構図に収まっていたら困る)

観客の意識を適切に誘導するカメラワーク&編集があるか?(これは大丈夫だと思う)

特撮映像の驚きと快感があるのか?

音楽はどうか?

ゴジラ演出がどうなっているか?

 

ありゃ、いろいろありますな。

 

で、もう一度ご注意いたします。

すでに見てしまった人が感想その他の書き込みするときに、ご自身の投稿内容に作品の具体的な内容(映像、ストー リー問わず)を含んでいる場合は必ずタイトルに「ネタバレ」と付け加えるか、本文中のネタバレ部分を別枠で囲うなどして読む方の注意を喚起してくださ い。

 

たとえば、「バトルシーンでのカット割りは的確にアクションがつながっていて、カメラポジションも不用意にイマ ジナリーラインの向こう側へ移動したりしないので見ていて大変心地よかった」というのはセーフ。

「ラストでメカゴジラの腹が割れて、メカミニラが大量に出てきたときにはさすがにあごが外れた」というのはネタ バレになります。

 

それから今年も、レスがつくとそのスレッドが一番上にあがってくるシステムにしていますので、時系列より話題の 内容中心で古いスレッドにも安心してレスを書いてください。(まー、ものには限度ということがありますけど。すでに終わっているスレッドにはレスをつ けないほうが読みやすいでしょう)

読むときには、上から順番に見ていって、レスも含めてすべて読んだことのある記事しかないスレッドが出てきたら それ以下には新しい記事は無いということになります。

 

なーんて去年ほどの書き込みがあるかどうか・・・。

まだ私自身がどんな評価を下すかわかりませんが、もし、私が『ゴジラ×メカゴジラ』を気に入ったなら、「おもし ろくなかった」「くだらない」と感じた人にどんどん書いて欲しいと希望しているのでありますけど。

 


51 返信 げ。明日だ 殿様ギドラ(管理人) メール URL 2002/11/01 18:28

男性 40 O

気がつくと国際映画祭での上映が明日に迫ってるではありませんか。

 

いや、なにも書くネタはないんですが、とりあえず鑑賞直前の緊張感を書き残しておこうと思いまして・・・。

 

やっぱりゴジラというのは、物心ついたころから刷り込まれていますから、その他の映画を観るときとは気構えがぜ んぜん違うんですよねー。

なにもあら捜しをしようと身構えているわけではないですが、すみずみまで鑑賞しようとしますから、

感情も理性も全開で見ることになり、初めて観るときはひじょーに疲れます。

(心地よい疲労感であれば嬉しい)

 

さあ楽しませてくれ、と口をあけて娯楽を突っ込まれるのを待つような観方は出来ない体質ですし。

 

強くて不死身で精悍で愛嬌もある本物のゴジラに会いたいです。

理想を言えば、死んではいない二代目ゴジラのその後の物語を見たいもんですけど、今作は違うゴジラみたいです ね。

(そーゆー意味では、ゴジラが「復活」したのは一度だけなのだ。氷詰めにされた二代目ゴジラが『キングコング対 ゴジラ』で氷山から現れたこと。これだけがゴジラの復活ではないのか?)

 

さて、血沸き肉躍る怪獣バトルがあるのかどうか、怪獣のスケールに合わせて自分の意識が拡大するのを感じられる のかどうか・・・・。

『ゴジラ×メカゴジラ』、どんな映画なのか。