人並みはずれた精神力と体力を持ち、
宇宙森羅万象の因果律から逸脱しかかっている生物を
我々は、

「へんたい」と呼ぶ。

変態大戦争

1983年KHC作品
8㎜(フィルム)カラー・37分

            

弱小テレビ局KHTVの取材班はUFO 特番をでっちあげるために青森県弘前市を訪れた。
ディレクターの高島、カメラマンの志村、リポーターの桃子である。
宇宙人が出没するという噂はあったが、3人ともそんなことは信じていない。

ところが!!

宇宙人と呼ぶべきなのか?

単なる変わり者なのか、怪しい人物が現れた。

男は、自らをイクス星人と名乗った。

男の言うことを信じてわざとらしく驚く3人。

 

イクス星人は山奥に隠してある宇宙船に 3人を案内した。
宇宙船の前では、ほかのイクス星人二人が飯盒の底をたたいているところだった。
飯の支度をしているところらしい。

そこへ、さらにおかしな人物が出現した!!


宇宙変態キングアブノーマルギドラだ!

ギドラは次々とイクス星人たちを襲った。
あるものは曼陀羅縛り、あるものは七年殺し、そして、統制官は○○を掘られてしまった。

      

統制官に電動こ○しをつきつけるギドラ。

イクス星人をいたぶったギドラは満足したように去っていっ た。
「今日は、SMホモで責めてやったぜ。また来るからな。なはっ、なはっ」

        
「奴は変態ゼロ。地球の呼び名ではキングアブノーマルギドラです。
我々は奴に追われてこの地球に逃げてきました。地球のみなさんにお願いがあります。
ギドラを撃退するために変態ワンとツーを貸して欲しいのです」
「変態ワンとツー?」
訝る3人にイクス星人統制官は言い直した。
「地球の呼び名では、マルキ・ド・ゴジラとロリータ・ラドンです。彼らをここへ連れてきてください。
お返しにインポの特効薬の製造法をお教えしましょう」
(これは、バイアグラが発明される前の物語である)