ゴ ジラ×モ スラ×メカゴジラ
東京SOSを 語る掲示板
劇場公開中の投稿その1
ゴジラとは?
ラストの機龍
どうなる50周年


68  見てきましたよ~ ゴジゴメ@ワンタン麺が好き♪   2003/12/13 23:25
  
 12/13 PM:8:10 すいている ガラガラ しかし子供数人いる。

1 オープニングから画面やはり暗い。

2 雲海をとぷF15J 
機体後方を映し後ろから前に飛んでいくCG場面がいまいちアニメ的。
ガメラ・G3と少しかぶるが 雲海と雲海の中を飛行する飛行物体の描写が素晴らしいだけにちょっと残念。

3 米軍ハワイ・ヒッカム基地 
どこでロケしたのかなぁ(^^;)

4 軽井沢の中條の別荘 
CGの雪は必要なかったのでは?
むしろ空撮で昼間の軽井沢で撮って欲しかった というのも今回もほとんど都内ロケと言う感じでしたので。
F‐1支援戦闘機ベタボメしてましたね そしてそのプラモの向こうに見えるタミヤセメントがなぜかうれしい(^^;)
「おじさんはやめろと言ったろ。」のシーン、小美人がプラモを念力で持ち上げるシーン、後半のための伏線だったんですね!こういう伏線シーンやっと考えて くれるようになったんだ!



5 小美人が中條に「おひさしぷりです中條さん。」と一言挨拶。
ん~映画「モスラ」の時と同じ小美人だったとは! てっきりザ・ピーナッツの孫と言う設定だと思っていた・・・

6 「死者の魂に人間が触れてはいけない。」
「生命は定められた時にこそあるべし。」←象形文字
前作よりも強い昨今の科学技術に対しての警鐘でありメインテーマ!


7 峰岸徹氏の評論家、清水こう治氏の防衛庁官務政務官とは渋いキャスティング!
中條義人の同僚の整備士 田所役の本郷慎一郎氏 本郷功次郎氏のご子息でしょうか?きっとそうだ!顔そっくりですもん(^^)

8 釈ちゃん!壮行会、機龍をバックに中條との会話、だけなの?!
「バルカン砲が笑っている。」どんな現象なのか具体的に知りたいぞ義人!(^^) 

9 モブ・シーンで不思議発見!
階段を降りてくるシーン 向かって右 こちら向き ジーンズ(?)でスキンヘッドのグラサンの女性、一体なんなんだ~?(^^;)

10 ミサイルSSN‐1をはじめ ゴジラ前作以上に体の爆破シーン多くすごかったです。着ぐるみ何体用意したのかなぁ。

11 港区田町小学校という所で 校庭に机を例の象形文字風に並べ空撮していますが 夕焼け空でしたが なんかやはり画面が暗い。

12 モスラが日本に飛来する前に小笠原諸島の曾孫島(ひまご)で卵をうんだようですが ここでのストーリー展開ももっと欲しかったです。

13 幼虫 怒ると目が赤くなるんですね。
しかし双子の幼虫を成虫モスラが ゴジラの放射能火炎から身をていして守るのは
理解できますが 爆破消滅させてしまう必要があったとは思えません。すごく嫌悪感感じたシーンです。

14 虎ノ門の地下鉄入り口 あれセットかなぁ。地下鉄の線路をオフロードバイクで疾走 ハリウッドのアクション映画みたいで好きです♪

15 機龍の右手がドリルに変形してゴジラの左横腹をえぐるシーンは痛そうでした。
そして品川区に上陸して攻撃された時から気になっていたのですが・・・ 爆発でやたらゴジラの肉片が飛び散るのが目立つ!まさかこれもラストのための伏線 だったとは!

16 東映のTV ジャイアント・ロボの最終回を彷彿させる日本海溝への突入。
機龍の身をていしての行動を理解できたのは 中條義人と叔父信一と孫の瞬と数名のみ。
しかしエンドクレジットの後のラストシーン この国の最高指揮官(内閣総理大臣)とは別に ゴジラのDNAを再度利用するがために 特生自衛隊の研究施設 に保存した国家組織が明かに存在する?
アメリカのCFR、三極委員会、国防総省、国務省そして国際金融財閥などを彷彿させるシーンでした。
来年のゴジラ50周年映画ヘの伏線?!


感想まとまっていなくてすみません とりあえず表記させていただきました。
大写しでチラっと白衣の人が画面を横切って行ったような 例によって監督?(^^;)
 

78  Re:見てきましたよ~ 殿様ギドラ   2003/12/15 17:04
  男性 41歳 O型 
 ゴジゴメさん、詳細な感想をありがとうございます。

私、すっかり忘れてました。
小美人がプラモデルを持ち上げるシーン。
たしかに後半への伏線でしたね。

小美人はいわば妖精なので、不老不死でも構わないと思うし、今回の小美人が昔中條と出会った本人であっていいとは思いますが、
それならやはり『モスラ』からのフィルム引用はするべきではなかったですよね。
かなりカットを短くして、昔の小美人の顔かたちがわかりにくいようにはしていましたが、・・・うーん。
(70番keiさんのご意見に同意です)

小泉博さんの「私の古い友人だよ」というセリフは声に重さと深みがあって、そのセリフだけでじーんとしたのですが。

科学技術の濫用に対する警鐘というのはたしかにテーマであったのだろうとは思うんですが、
それを伝えるエピソードがなにもなかったような・・・・。(言葉で言うのも必要だけど、言葉だけでは。。)

モスラの死に関しては、ゴジゴメさんも私と同じような嫌悪感を感じたのですね。
やっぱりあれはやっちゃいけないことでしょう。
そして私は、ゴジラの肉体を傷つける描写も嫌いです。
今回では、機龍の腕ドリルがものすごくイヤでした。
あれ、ゴジラに対するとどめの一発というわけでもなかったのですから、まったく必要のない小道具だと思いました。
(前作でも刃物をゴジラに突き刺しますよね)
せめて、もっとゴジラ寄りの演出になっていて、ゴジラの痛みをきちんと伝えて、人間に操られた機龍の冷酷さを表現するためだったらよかったのに。
なんであんなに無神経に怪獣の肉体を傷つける描写が出来るのか、不思議だし悲しいです。
(だから私の改定案では機龍とどめの一発が腕ドリルであるという描き方をして、かつ、ゴジラには刺さないとしたのです。62 番投稿参照のこと)

エンディングは、たしかにジャイアント・ロボを思わせましたね。
でもなー、記憶では、ロボは「やめろ」という大作少年の命令を無視してギロチン帝王と心中したはずで、
機龍はゴジラにとどめの一撃を放てという命令を無視して、さてどうすると思ったら、
やっぱりゴジラを人間の前から連れ去るんですから、お笑いで言うところの「スカシ」をかまされた感じでした。
それで・・機龍はどうしてゴジラと一緒に日本海溝へ沈んだのでしょう。
私には理解できなかったんですよ。
スタッフの証言とかシナリオの文章抜きの作品鑑賞のみで理解できるでしょうか。
どなたかに解説をお願いしたいです。
(劇中に描かれたことのみでの理解が可能かどうか知りたいです。たとえはっきり説明していないとしても、理解のためのヒントがちりばめられているんでしょ うか)


69  「ゴジラ」ってなんだろう 三沢狸   2003/12/13 23:42
  男性 O型 
 1954年に作られた「ゴジラ」は当時の「水爆」や「世界戦争」の恐怖を
象徴的に描かれた傑作でした。
ゴジラの炎に焼かれ、炎上する銀座の風景は、まだ戦争の記憶が
色濃く残る日本国民にとって強烈なインパクトとなって心の中に
刻みつけられました。
「キングコング対ゴジラ」が高度経済成長に乗り出した日本に対する
明るい未来と皮肉を交えて映画本来のエンターテイメントとして
成立したのは、やはり当時の時代の象徴だったのでしょう。
へドラはそれに対するアンチテーゼ。
だんだんテーマがぶれだし、目も当てられなくなっていったゴジラ。
平成に入ってからも迷走をゴジラは続けているように私には思えます。
平成ガメラが怪獣映画の新しい文脈を提示したにもかかわらず、
相変わらず古い考えを引きずってつまらない演出に終始するゴジラが
私にはとても寂しく情けない。GMKが多少新しい文脈を提示しようとした
様に見えたのですが、再び元に戻ってしまったゴジラ。
もう作るべきではないような気がします。
作るのであればゴジラの存在をどう定義すべきか、十分考えた上で
再生すべきです。
ではでは

75  Re:「ゴジラ」ってなんだろう 三沢狸   2003/12/14 16:40
  男性 O型 
 えっと挨拶が送れました。
初めて掲示板に書き込んだとき5回ほど落ちたので(; ;)ホロホロ
あいさつを書き忘れてしまいました。
当年とって××歳の中年のおっさんです。
特撮映画ファンでもあります。ゴジラは主立った物を見てますが、
近年の物は見るたびにがっくり来てしまって
全部はフォローし切れておりません。ごめん。
とりあえず挨拶のみ。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
 

79  Re:「ゴジラ」ってなんだろう 殿様ギドラ   2003/12/15 17:05
  男性 41歳 O型 
 三沢狸さん、ご丁寧にどうもありがとうございます。

ゴジラの存在をどう定義すべきか十分考えるべきだというご意見に大賛成です。
そして私の主張は、そのゴジラの定義づけは円谷英二監督が演出したゴジラから導き出すべきだということになります。
架空の存在であるゴジラですが、劇中世界では厳然と実在している生き物です。
その出自や性格はただ一つであるべきです。
それは最初にゴジラを生み出したスタッフの作品(のちに別のスタッフが作ったゴジラを参考にしてもしょうがない)にしか答えはないでしょう。

ゴジラ映画を作るのをやめるべきかどうか、私の考えはまだ揺れています。
一方に、一旦ゴジラ映画をやめてしまって、再びゴジラ映画を作って欲しいという「声」が盛り上がるまで待つべきだという思いがある反面、
たとえ駄作でもゴジラ映画が公開されていればゴジラについて考えるきっかけになるし、ゴジラを語り続けることでいつか真実に行き着くんじゃないかとも思う のでした。

それから三沢狸さんと大きく考えが違っている点として、平成ガメラやGMKの捉え方があります。

私にはどちらも怪獣映画の新たな文脈とは思えないのです。
平成ガメラのほうは、怪獣を自然科学の方法論で捉えきれる存在と考えています。
これは『ゴジラ』以前の怪獣・怪物映画の発想です。
『キングコング対ゴジラ』で多胡部長が
「科学の解説が何が驚異だ!」と斬って捨てた部類の映画ではないでしょうか?
(しかも、この手法はなんのことはない『ゴジラvsビオランテ』の手法と同様です。平成ガメラはvsシリーズの影響下に生まれた物と見ています)
もちろん、少なくとも「ガメラ2」まではシナリオの完成度が高いので楽しめる映画になっていたし、
怪獣以前の怪物映画としては大変良くできていたことは認めています。
それがGMKに至ると、怪物譚のもっとも原始的な形態に先祖返りしています。
怪獣たちにすべからく何者か(人間の)の意志を見ようとする内容ですね。←怪獣が妖怪化している。
不思議なことは全部「霊」に任せてしまうのも、科学以前の神話的手法ですね。

(怪獣映画は「現代の神話」。科学知識や理論を無視するのではなく、それを踏まえた上での不思議さを見せるべき)

近年のゴジラ映画をフォローしきれないというお気持ちは、すごくよくわかります。
私も、まるでけなすために見に行っているようなここ何年かの状況は辛いです。
それでも見続け、批判もやめないなんてバカですよね。
ま、その、それが私の選択だから、なんて、マトリックスのネオを気取ったりなんかして。

と、むつかしいことばっかり書いてしまいますが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

89  Re:「ゴジラ」ってなんだろう 三沢狸   2003/12/16 01:13
  男性 O型 
 ギドラ様、お世話になります。

まずは平成ガメラというシリーズですが、
元々は樋口監督のゴジラに対する対抗心と金子監督の思惑が一致したために
あれだけインパクトのある面白い作品になったのだと思います。
また私がなぜガメラが怪獣映画の新しい文脈であるかといったかというと、
ガメラやギャオスの存在をきちんとした理由付けの元に設計したと言うことからです。これは脚本の伊藤和典の力でしょう。
少なくとも原水爆の悪夢としてのゴジラが後半意味を失ったのとは対照的に
ある程度論理的な表現を行ったと言うことで違いがあると思ったのです。
また、GMKは意図的に妖怪化させた作品であると思います。
だからこそ、ゴジラの新しい文脈であると考えます。
これは金子監督の方向性が脱ゴジラであったのだろうと思うのです。

もっとも金子監督と樋口監督、伊藤和典の三人はガメラ3で結構
やり合ったそうです。
だからガメラ3はちょっとバランスが悪かったのだと思います。
ではでは

95  Re:「ゴジラ」ってなんだろう 殿様ギドラ   2003/12/16 16:17
  男性 41歳 O型 
 うーん、怪獣たちに論理的(というより科学理論的な)理由をつけるやり方って結構古いですよ。
私は平成ガメラのおもしろさは伊藤脚本のおもしろさだと思っていますが、
伊藤さんは1950年代あたりに量産された怪物映画を、現代的にもっと科学考証が行き届いた形で復活させるという仕事をしたのだと思っています。
(顕著なのはレギオンでしょうね)
確かに、かつての作品では相当いい加減だった科学考証をある程度きっちりやったのは評価に値しますが、
それはゴジラに始まる日本怪獣映画の系譜には入れられないし、また日本怪獣映画というのは
科学的な理由付けの元に出現する怪物を踏まえた上で、さらにその先へ行った(人類の科学では手が届かない存在)ものだと思うのです。
(初代ゴジラが核実験の洗礼を受けながらなお生き長らえていることは解明すべき「謎」だとされていて、それが作品のテーマと密接に結びついていることを考 えれば、現在の科学知識で予測できるものは少なくともゴジラ的な怪獣ではない)

GMKに至っては、加持祈祷のたぐいと怪獣を一緒にしちゃいましたからねぇ。
たしかに金子監督の方向性は脱ゴジラだと思いますね。
ということはゴジラ映画を撮ってはいけない監督さんだということにもなりますね。
(ゴジラを脱ゴジラしたらどーなっちゃうの)

あ、ゴジラとはどんな存在か、というあたりなんですが、
水爆の象徴という意味合いは確かにありましたが、それだけではなかったから続編が作れたのだと思いますよ。
『怪獣大戦争』まではゴジラの放射能をある程度問題にしていましたが、
すでに『キングコング対ゴジラ』の段階で核兵器の象徴としてのゴジラという役割はほとんどないです。

変にいじらなくても現代に十分通用する怪獣じゃないかなー、と。

101  Re:「ゴジラ」ってなんだろう 三沢狸   2003/12/17 00:31
  男性 O型 
 「キングコング対ゴジラ」ってすごく好きな作品です。
だからなんでカッティングしてフイルムを一部捨てちゃったのか
東宝ってひどい会社だなあと思った覚えがあります。

とはいえこの作品は怪獣映画の中でもベスト3の一本です。
ちなみに私の場合「ゴジラ(旧)」「ラドン」「キングコング対ゴジラ」
と続きます。「地球防衛軍」「妖星ゴラス」なんかも良いですが
怪獣が主役じゃないのでちょっと外れますかね。
あとは平成ガメラ3部作でしょうか。ちょっと文脈が違いますが
新しい物として評価すべきだと個人的には思います。
あと、頭が痛いですが、米国版ゴジラも変な物としてあげても良いかな。
もっともアメリカ人がいかに怪獣映画を誤解しているかよく分かりましたが。
(ドイツ人か?)
ではでは

105  Re:「ゴジラ」ってなんだろう えふ   2003/12/17 16:33
  男性 24歳 A型 
 
「平成ガメラ」シリーズとそれが残した事(特撮や広い意味でのスタイル)との比較は今のゴジラを考える上でどうしても外せない部分になってきてるんでしょ うか。
僕は「平成ガメラ」(G1~G2)は新機軸を打ち出したというよりは、同時期の「平成ゴジラ」が忘れていた、昔ながらの怪物(主として海外作品に多い巨大 化生物?)の見せ方の手法、作劇を集大成したことが魅力になったんだと思ってます。そして、それをうまく現代風に昇華した伊藤和典氏の脚本でしょうか。体 裁は「対巨大生物シミュレーション」であり、「怪獣」ではなくあくまで「巨大生物」のお話。ガメラやギャオス、レギオンはかつてのゴジラのような「人智を 超えた存在」としては描かれていないように思います。そしてそれが「平成ガメラ」が選んだゴジラや他の東宝怪獣映画との差別化だったんだとも思います。最 初に観た時は楽しい「怪獣」映画だ、と単純に思っていたんですが。
そう考えると、「G3」「GMK」はどちらも「怪獣」が神格化され過ぎて「物の怪」になっちゃったことが、怪獣映画感が薄い理由で、また金子監督の怪獣観 がそういうものだったのかな、という気もします。「画」へのこだわりという点ではどちらもそこそこ(前向きに)楽しめたんですが。
今回の機龍、「初代ゴジラ」を手塚監督たちスタッフ、あるいは東宝さんが「変に」神格化してしまっているがために、よくわからない意志を持った存在になっ てしまったんでしょうか。作っている側の中で、初代ゴジラが人の意志(核への怒りとか?)を汲んでるGMKゴジラみたいな存在になってしまったんでしょう か?
機龍の最後のちょっと不可解な行動を見ていて、そんなことを考えました。
また長くなってしまいました。では。
 


70  やっと参加できます。 kei   2003/12/14 02:12
  男性 
 時間があったので初日に行ってきました。
手塚監督作品の中では本作がいちばん気に入りました。
(詳細は夕景工房に近日UPします)

冒頭「ガメラ3」途中「モスラ対ゴジラ」ラスト「ジャイアントロボ」
でしたね。
はっきりいってモスラは必要なかったのでは?
特に幼虫モスラは……
ライブフィルムを使用するのはわかるけど
このストーリー設定ならピーナッツの小美人は
ぜったい画面にだしちゃまずいでしょう。

ま、いろいろ不満はありますが、
熱くなれたこと、ハラハラドキドキできたこと
これは3作の中で一番でした。

71  Re:やっと参加できます。 kei   2003/12/14 02:21
  男性 
 書き込んでから、下の書き込みを読んだら
(これまでネタばれ怖くて…一応まっさらな
気持ちで映画観たいので、読みたい気持ちを
押さえて読まなかったんですよ)
ゴジゴメさんがすでに書いてましたね。
すいません。

80  Re:やっと参加できます。 殿様ギドラ   2003/12/15 17:07
  男性 41歳 O型 
 お忙しい中、こんな面倒な掲示板にお越しいただきましてありがとうございます。

細かいことは別のスレで書いたりしていますので、ここでは簡単にしておきます。
モスラは要らなかったんじゃないか、というご意見には私も賛成です。
あくまでもストーリー重視で考えれば、本作の内容を伝えるのはモスラ抜きで出来たはずですよね。

絵柄としてゴジラ、モスラ、機龍のそろい踏みを見せたいというところがあったのだと推察しますが、
それならもっとうまくやってくれよという思いが・・。

手塚作品中で一番気に入ったとのこと、わかる気持ちとわからない気持ちが半々です。
特撮シーンの安定感は一番だったと思っていまして、その部分ではよかったよかったと喜んでいるんですが、
お話に筋が通っていないところはどうにも大きなマイナスではないでしょうか。
(主にモスラ&小美人の発言・行動がめちゃくちゃです)


72  封切られましたね 殿様ギドラ   2003/12/14 08:59
  男性 41歳 O型 
 ついに『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』が封切られました。
みなさまからのご投稿に感謝いたします。

今日のところは個別のレスを書く時間が取れないので、この書き込みでお許しください。

私はまだハムちゃんを見に行っていないので、新たな発見はまだない状態で申し訳ないです。(近いうちに見に行くつもりです)

先日、東宝から来年にはゴジラ50周年記念作を公開するという発表があったりして、ゴジラファンとしては気を抜けない状況です。
まずは「東京SOS」を語り尽くすことが急務かと思います。

多くの意見を戦わせて、よりよいゴジラ映画を生み出すためのヒントを模索していきましょう。(というのが堅い考えなんでしょうか)

レスがつくとスレッドの表示順が変わる掲示板なので、この記事にはレス不要です。(内容がないっすから)
GMMG(というのが正式略称なんですね)に関するご意見ご感想、議論をどんどん書き込みしてください!


73  ようやく観ましたよ~ 四式戦車(チト車)   2003/12/14 11:52
  男性 20歳 A型 
 百聞は一見にしかず。種々の不満点はありましたが・・総合評価すると面白い映画ではあると思いました。特にCGI・デジタル合成の出来が格別 でありました。浅田監督は撮り切り(アナログ)重視で現場で出来る事は最大限尽くし、反対にCGI・デジタル合成でなければならない所は積極的に多用して いますね。アナログとデジタルが巧く融合した好例でしょう。最後、ゴジラが戦意を喪失し、幼虫に糸巻きにされ機龍がゴジラを抱えて海へ飛び込むシーンも割 と違和感なく観れました。・・先に述べたように種々の不満点とは理論的に捉えた場合に感じられるものであり、単にファミリー映画として捉えて観ればむしろ あれでよかったのかもしれません。・・・あと、機龍が腕のドリルでゴジラの腹をえぐり集中砲火をかけるシーンについて、ゴジラは腹をえぐられたのに光線の 被弾時にはそのえぐり傷(痕)がなかったように思えたのですがその点はいかがなものでしょうか?そして、ゴジラ自体、弱く演出されているのが真に遺憾でし た。まるで、本映画の主役がゴジラではなく機龍であるかのような描き方ですね。

74  観ました えふ   2003/12/14 15:14
  男性 24歳 A型 
 書き込みははじめてです。はじめまして。
初日、朝から子供たちに混じって見て来ました。

>本映画の主役がゴジラではなく機龍であるかのような描き方ですね。
同感です。なんだかゴジラの行動がやることなすこと印象に残らないというか、イマイチ何をしても(あんなに表情をつけているのに)リアクションに乏しい感 じを受けました。編集が荒いのか、カットの前後で芝居をせずに突っ立てるだけのゴジラや機龍、モスラが突然動く、という画が多くて、監督が目指したという 怪獣の生物感が著しく削がれているのが残念でした。
冒頭の空戦やモスラの羽ばたきをはじめとしていいところも多いんですが、背びれを始めて浮上させるシーンなどに顕著な、実景や屋外撮影のシーンとのギャッ プでいかにもセットとわかってしまうライティングの不自然さ、上陸シーン前後のゴジラの巨大感の無さ(ゴジラが2メートルに見えてしまう)、モスラや小美 人の不自然な合成(これもライティングの影響が大きいんでしょうか)など、そして
>ゴジラは腹をえぐられたのに光線の被弾時にはそのえぐり傷(痕)がなかった
(はっきり映っていなかっただけでしょうか?)といったような、前作や平成シリーズよりも細部に神経の行き届いていない感じがするところが鼻についてしま い少しイライラしてしまいました。
個人的に、前作が機龍のカッコよさもあってけっこう楽しめたんで、手塚監督自らが脚本にも関わった続編である本作にそこそこの期待があったんですが、観終 わってみると、平坦で退屈な映画だなぁ、という印象でした。モスラの存在意義が謎(単なる客寄せ?)だし、五十嵐首相の言葉はいちいち安っぽくて重みが無 いし、東京タワーや国会議事堂の破壊、カメーバのくだりなどとにかくイベントは詰め込んだのにそのほとんどが流れていってしまいことごとく印象に残らな い。監督がやりたいことを詰め込みすぎてしまったんでしょうか?結果、内容のメリハリ、という点では既に映画版のスタイルが出来ている「ハム太郎」に劣 る、といったら言い過ぎかもしれませんが、正直、残念な出来だったと思います。ED後のオチもガッカリでした。

中途半端に長文になってしまいました、すみません。

81  Re:観ました 殿様ギドラ   2003/12/15 17:09
  男性 41歳 O型 
 どもども~、四式戦車(チト車)さん。
やっぱり映像技術の使いこなしはかなり良かったんですね。

うーん、私としてはファミリー映画であろうとデート映画であろうと、最低限ストーリーには筋が通っていなければならないんじゃないかと思っています。
めちゃくちゃぶりが楽しいバカ映画というジャンルもありますが、本作はそういうノリではないですよね。

>えふさん
はじめまして!ようこそいらっしゃいました。

えふさんが感じた平坦で退屈な映画だという印象は私も同じでした。
ゴジラ登場までにドラマが薄く、ゴジラが登場するとすぐ成虫モスラとの戦いになり、そのままだらだらとエンディングに雪崩れ込んでいく感じでした。
怪獣たちがすべて窮屈そうに見えたのも、盛り上がらなかった原因ではないかと考えています。

どうぞ、またいらしてくださいね。

87  Re:観ました 三沢狸   2003/12/16 00:50
  男性 O型 
 本日見てきました。
見るんじゃなかった(^◇^;)
まず、脚本腐りまくり。過去の映画を切り貼りしてどうする。
新しい描写は皆無。

特撮について。
CGの質感、悪すぎ。ミニチュアの精度、テレビなみ。
ライティングがぐちゃぐちゃ。
意味無い小美人のクレーンダウン。焦点深度のミス。
意味のないカッティング。無駄なシーンの連続。
だらだらとミニチュアを見せてどうする。
機龍やゴジラが人と同じ大きさのぬいぐるみにしか
見えない。なぜアングルやライティングにもっと気を使わない。
精度の悪いミニチュアをアップにしたらばればれ。

しかも意味無く品川を襲う。八王子へ向かうなら違うコースじゃないのか?

自衛隊が使う用語がらしくない。せっかく本物が協力しているのに。
特にテクニカルタームがなんだろう。
オープニングの空中戦、例えばパトレイバー2とかガメラ3とか、
それっぽい言葉が出てこない。

志が非常に低い作品。出来悪すぎ。

なんだかなあ。悪口しか出てこない。
期待しすぎたのかな。
私が見たいゴジラはもっとリアルな映像だった。
単純なミニチュアを撮影した映画ではない。
ガメラはゴジラの3分の1以下の制作費で作られている。
にもかかわらず面白かったのは、脚本の差と、
心ざしの違いでしょうか。

次回のゴジラ、本当に作るのか?
このままではもっと駄目だろうな。

ではでは

94  Re:観ました 殿様ギドラ   2003/12/16 16:13
  男性 41歳 O型 
 三沢狸さんもご覧になりましたか・・。

うう。そこまでひどかったですか。
私より厳しい見方をなさっているんですね。

厳しい意見も歓迎ですので、また気がついたことがあったら書いてください。

99  Re:観ました 四式戦車(チト車)   2003/12/16 21:12
  男性 20歳 A型 
 特撮について。
> CGの質感、悪すぎ。ミニチュアの精度、テレビなみ。
・・さようですか。内容面ではう~んと頭を抱え込みたくなる点も多々ありましたが視覚効果の面ではそこまで劣悪な点はなかったと思っています。以前、映画 を観る前にギドラ様がおっしゃられた通り、CGI・デジタル合成は評価が高いです。ミニチュアの精度も従来より良かったと思います。酷いと言えば、GxM でした。お台場フジテレビのミニチュアが簡略化され実景と違和感あり過ぎ、渋谷をメガギラスが破壊するシーンは最悪の一言に尽きます。何とメガギラスを 吊ってるピアノ線までバレバレ。GxMこそが先の御批評に該当する逸材なのではないでしょうか?ミニチュアのみならず、CGI・デジタル合成にても550 カットという数をこなしている割には質感がまるでペケです。それから比べると本作はGxMに近い数(500カット弱)ですが格段に昇華されていると思いま すよ。

100  Re:観ました 三沢狸   2003/12/17 00:20
  男性 O型 
 特殊効果、特にCGに関しては、あまりに進歩が著しい為に、
3ヶ月から6ヶ月で驚異的にレベルが変化してしまいます。
このため、GxMの頃と比べるとその世界での品質は二桁以上
変わってしまいます。
ミニチュアの精度の問題を言うと、モスラが踏みつぶす車がもろ
プラモデル。ビルの看板は書き割り。汚しが足りず、細かい部品の
書き込みが行われていないためスケール感が出ない等、欠陥ばかり
見えてしまいました。ガメラ3が1999年度作品なのですから
CGソフトの進歩は10年ぐらい(コンピュータの進歩はドッグイヤー
と呼ばれ、3年が一般の進歩の10年ぐらいを意味します。)
経っているわけです。例えば、ゴジラが破壊する町に細かい火の粉や
破片をノイズとして飛ばすだけでも質感は変わるはずです。
ガメラの樋口監督はその経歴から映像に関する異常なまでのこだわりが
あります。それが、やはり質感を生み出したのだと思います。
それと炎の使い方が下手かな。また、メカニックのデザインが
やはりらしくないデザインです。これはおもちゃのデザイン。
せっかく自衛隊に協力を仰いだのですから、メカデザインも
もう少しリアルっぽいデザインにして欲しい。
架空世界を描く場合、相当リアルにデザインし、演出しないと
全部が嘘になってしまうのです。怪獣映画だから許される時代は
昭和で終わってしまったと思います。
ではでは


84  考え方によっては 通りすがり(以後のHNはコクラ)   2003/12/15 19:01
  男性 A型 
 >本映画の主役がゴジラではなく機龍であるかのような描き方ですね。
今回の、いや前作からの主役は間違いなく機龍です。でも機龍は考え方によっては初代ゴジラともとれますね。

92  Re:考え方によっては 殿様ギドラ   2003/12/16 16:09
  男性 41歳 O型 
 おお、これからはコクラさんとお呼びすればいいんですね。

おっしゃるとおり、機龍を初代ゴジラと考えていいのだと思います。
しかし、初代ゴジラと考える人とそうではない人がいる。
ここにも基本的な部分での失敗があったように思います。

機龍にはわざわざ初代ゴジラの骨を埋め込んでいます。
劇中の説明から考えれば、初代ゴジラの骨を使うことにはなんら合理的な理由はないです。
それでも合理性が無くてもごり押ししてしまえば通るというフィクションの原則を利用して
初代ゴジラの骨とDNAを使ったロボットにしたのは、
機龍を初代ゴジラと同一視して欲しいというサインだったのだと考えられます。

設定から読み取れば、機龍=初代ゴジラ。

しかし、実際の描写がどうだったかというと、機龍の行動にはまったく初代ゴジラらしさがないのです。
もちろん、人間に操縦されている間はただの機械であって構わないのですが、
前作でのゴジラ意識が覚醒するシーンを見ても、まるで初代ゴジラらしさはありません。

そんな描写から判断すれば、機龍はあくまでも人間のために動く機械であるという受け止め方になるのではないでしょうか。

機龍の存在に確たる物がなかったのでは?


76  早速 つつ書記長あるいはマイク水銀   2003/12/14 20:49
  
 今日に見ましたが一言で言って「前作と同じじゃね~か!」でした。そりゃ冒頭の雲海でのモスラのシーンとか空気感とスピード感はいい雰囲気で 見れました。それと中條との再会シーンは。しかしその後での展開がほとんど前作と同じだというのも・・・・(主人公は違うけれども同じ機龍隊になじられた りその後クライマックスで「自分が出ます!」とかは「~メガギラス」や前作と同じパターン・・・・。)モスラとゴジラの戦闘シーンにしても鱗粉が金粉を使 用したためかはたまた夜のシーンだけかこれまた見せ場が「~VSモスラ」と大して変化がありません・・・・(ただ、モスラの羽根の動きは良かった。今度は まともにモスラ復活ですね漸く・・・。)おまけに幼虫の戦闘にしても「モスラ対ゴジラ」と比べてもうちょっとアクテイヴに動いてくれると思ったの に・・・。(しかも「モスゴジ」と同じ双子で小さいだけにアイデア不足が目についてしまった)最後のとどめが「ジャイアントロボ」の最終回のような展開に 唖然としてしまった・・・。よりにもよって現ゴジラと現機龍元初ゴジラとの心中とはなあ・・・・。特撮は前作のようなアニメのようなところが無くて撮り切 りのシーンがいいとは思うのですがやはりこの映画の欠点は手塚監督のパターン通りの展開(舞台設定が実在の街だが架空の組織が絡んでいる)ことと主人公が 必ず同じパターン(主人公が民間人でなく特殊部隊の一員でクライマックスに必ず一人で行動する。今度は男ですが)で物語に幅がないといったところでしょう か・・・。ちょっと残念でした。

82  Re:早速 殿様ギドラ   2003/12/15 17:10
  男性 41歳 O型 
 つつ書記長さんもご覧になれましたか!
よかったよかった。

それで、ご意見を読んではっとしたのは、「×メガギラス」から同じパターンの繰り返しじゃないかというところ。
いままで作品を色眼鏡で見ないように見ないようにと気を遣って、シリーズ物とはいえストーリーは独立しているんだからと
設定や演出以外での作品比較はしないようにしすぎていたようです。

確かにおっしゃるとおりです。
あまりにも似通ったストーリーが並びすぎています。
一行で書けばみんな同じ。
「ゴジラ撃退の切り札を発明した人類は、主人公の決死の行動で出現したゴジラをなんとか撃退する」
「東京SOS」にはモスラが出るじゃないかと言ったって、モスラがなにをしましたか?

これはまずいでしょう。
このまずさはシリーズ物としてのまずさですね。

むーーーーん。気持ちが暗くなってきた・・。

あ、モスラの羽ばたき、なかなか良かったとは思いますが、場面によってはしなりすぎのところもありました。
あれじゃ、飛べないよというほどくねくね・・・。


77  追伸 kei   2003/12/14 23:04
  男性 
 昨日、友人と観に行って気づいたのですが
怪獣映画って、文科系と理系では観方、感じ方
が違うんですね。

それからずいぶん前の殿様ギドラさんの書き込み
に対する返信ですが、「モスラ対ゴジラ」のゴジラ
って、私、すごく怖かったですよ。
あくまでも怖い存在でいてほしいというのが私の
ゴジラ感です。

それから第1作の「ゴジラ」はSF映画でしょう。
あくまでもゴジラは生物でした。
2作めもそう。
他の映画でいえば「ラドン」。「モスラ」は…ファンタジーかな。
「対キングコング」からは怪獣映画になったのでは
ないですか。あくまでも怪獣というものが存在するという世界観で
成り立っている映画。ここからは日本映画の独壇場。
この洗礼を受けたのが私たちの世代なわけで。ずっとそれを
ひきずっている…

83  Re:追伸 殿様ギドラ   2003/12/15 17:12
  男性 41歳 O型 
 ありゃ、確かに私は怖いだけがゴジラじゃない、と言い続けてきましたが、
『モスラ対ゴジラ』のゴジラを怖くないと言ってしまいましたか。

ゴジラと恐怖感の問題はこれまでもあちこちで書いてきたように思いますが、
もう一度書いてみますね。

ゴジラによる恐怖感というのは、ゴジラそのものが怖いのではなく、ゴジラによって引き起こされる状況が怖いのである、
というのが私の考えです。
これは決してレトリックをもてあそんでいるのではありません。
言い換えれば、ゴジラを目の前にした劇中人物の立場になればものすごく怖いということです。

『モスラ対ゴジラ』に絞れば、ゴジラに恐怖を感じるシーンはどこでしょう。
私にもゴジラ映画に怖いシーンはありまして、『モスラ対ゴジラ』では浜風ホテルの窓を通して近づいてくるゴジラが見えるところと
船着き場で振り向くとゴジラがぬっと顔を出しているところが印象的です。

keiさんが怖いと感じたゴジラはどのシーンだったでしょうか。
また、ゴジラが映っているシーンすべてが怖かったでしょうか。

もし、ゴジラそのものが恐怖の存在であったなら、決してゴジラのファンにはならなかったと思いますし、ゴジラの人形を部屋に飾るなどもってのほかじゃない かと思うのですが。

私の怪獣映画史観は、
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/3095/gmk/gmk01preeigasai01.htm
中の【ゴジラって「劇映画」のキャラクターですもんね [No.20]】をご参照ください。
私も『ゴジラ』はSFの範疇に入る作品だと思っております。
それも、科学技術のあり方への批評という相当高度な内容を含んだSFでした。
円谷監督自身は怪獣映画はSFというのとはちょっと違うと感じていらっしゃったご様子ですが、
SFは科学知識や理論から導き出される驚異のビジョンを提示するものという面を持つ一方、
論理的な考察によって科学そのものを批判する面をも持つということを考えれば、怪獣映画も立派なSF映画と言えます。

円谷時代の怪獣映画を子細に考えた結果、当時の怪獣は生物学の枠には収まらない例外として描かれていたのだと気がつきました。
これは、マトリックスシリーズでいうところのアノマリーと同義です。
ゴジラやモスラ、キングギドラたちは生物界のアノマリー。
ネオやエージェント・スミスのような存在だったのではないでしょうか。
(笑う人が多くて困るんですが、ガメラシリーズに出てくる「怪獣類としか言えませんな」というセリフは重いのです)

これは科学的研究で解明され倒される怪獣(怪物)とは決定的な違いがあり、怪物の概念としてはいっそう先鋭的です。(補足すれば、怪獣と呼ばれる物にもそ れほど先鋭的でないものもある)
この概念を理解できない人がいるのは仕方ないです。なかなか難しい観念ですから。
しかし、ある世代の怪獣ファンは、理解するしないにかかわらず体験として怪獣の概念を叩き込まれているはず。
自信を持って「あのころ」の怪獣、自分の中にある怪獣を求めるべきです。

「ひきずる」なんておっしゃらないでくださいよ。

90  Re:追伸 kei   2003/12/16 01:42
  男性 
 今、帰宅しました。
といって仕事じゃありません。
2ヶ月に一度の落語会です。
私のBBSへのお礼書き込み、こちらこそ恐縮しちゃいます。
ギドラさんが書いたストーリー、この方がよっぽど面白い
です。
でも私自身はラストの心中シーンは特に違和感なかったんです。


引きずるということに対して説明します。
シリーズというものはいつか終わりがあります。
どんな映画にも黄金時代があり、やがて消えていきます。
日活には無国籍アクションがありました。裕次郎がアキラが
エースのジョーの活躍にファンは喝采を送ったのでしょう。
東映には時代劇があり、それが任侠になり、やがて実録路線に
なって「仁義なき戦い」シリーズが生まれました。
大映は座頭市。悪名、兵隊やくざ。
そして東宝は駅前シリーズがあり、社長シリーズ、クレージーキャッツ
がありました。
特撮怪獣モノもその一つだったと思えてならないのです。
ゴジラやラドンやモスラ、ゴジラシリーズになってからは
地球最大の決戦まで、ですか。
円谷・本多コンビによる怪獣映画の時代はそこで
終わったと個人的に思っています。
東映が藤純子引退映画を作ったように
東宝が「怪獣総進撃」でゴジラを終了させればよかった
のに、と。
映画は役者で成り立っています。
しかし怪獣映画の主役は怪獣です。怪獣は生身の人間
ではありません。あくまでも着グルミなのです。
だから会社の意向で復活し、続いている……

たとえばシリーズが続いている中、主演の俳優がもうやりたくない
といえば、それでシリーズは終わりです。どうしても会社が存続させ
たければ別の役者をたてなければなりません。
もしそうなった場合、ファンの立場なら、先代で観るのを
やめるか、次の役者を受け入れるか。
007がいい例です。007は長いシリーズですが、
ショーン・コネりーしか認めない人、ロジャー・ムーアでファンになった
人、今の役者(名前失念)がいいという人。
みな同じ007ですが、時代が違えば内容も(基本プロットは同じでも)
大きく変わっています。
TV「太陽にほえろ」もそうでしょう。私にしたらジーパン刑事で
あの番組は終わっています。
何がいいたいかというと、役者が変われば、たとえシリーズが続いて
いても、ファンをやめることができる、おしまいにすることができるんです。
ところが怪獣はそれができない。ゴジラはスーツアクターが変われどゴジラ
のままです。
ゴジラがそのままならファンをやめることはできない。
ウルトラマンや仮面ライダーはシリーズといっても常に新しい
キャラクターですね。これもある意味途中でやめられます。

怪獣映画はあの時代(昭和30年代)だったから描けたのでは
ないかと思えてならないです。
今、怪獣映画をつくるなら、それなりの方法論があるのではないか。
そう思えてならないのです。それがゴジラなのか、どうか。
(今、まったく推敲しないまま文章を打ってますので、意味が通じ
にくいところがあることをお許しください)

まだ続くのですが今日はこの辺で。

96  Re:追伸 殿様ギドラ   2003/12/16 16:19
  男性 41歳 O型 
 まだ続きがおありとのことなので、お話には口を挟まないようにします。
(ああ、でも、すごく共感できる部分あり、です)

私の「東京SOS」改訂案を読んでいただいたのですね。
そして、おもしろいとおっしゃっていただけたこと、大変うれしいです。
実際の「東京SOS」をおもしろいと思われた方からも不満のでないストーリーにしようと思って書いたものでした。


86  日本海溝 の件 ゴジゴメ@ワンタン麺が好き♪   2003/12/15 19:18
  
 ギドラ様
☆モスラ幼虫の繭に包まれたゴジラを抱きかかえ日本海溝に消えて行った機龍が同族と言うより肉親のようにも見える。
☆「機龍はもう闘いたくないのかも知れない。」茜と義人二人(記憶定かでないですが)のセリフ。
☆最後の「これは勝利と呼べるのでしょうか?」という一柳幕僚長の問いに対する、五十嵐総理の「自らの過ちを認める勇気を持ったことが、勝利なのかもしれ ない。」前後してゴジラ撃退後機龍を解体する風なセリフもありました(あいまい)。
その言葉と裏腹に総理大臣とは相反する(抵抗勢力?)別の国家組織が ゴジラのDNAを国益のために利用しようとしていることをほのめかすラストシーン (特生自衛隊の研究施設に保存)。


ラストの心中に疑問の件なんですが 上記から心中ではなくゴジラを冬眠させようとしたのではないかと思うようになりました。
日本海溝で冬眠できるのかと科学的にツッコまれるとつらいですが 怪獣だから大丈夫!(^^;)
こんなニュアンスを含んでいるようにもとれます。
「良い人間もいるが ここ(人間社会)にかかわったらおまえ(新世紀ゴジラ)まで私(機龍・親?)のように利用されてしまう。今は私たちの居場所はないの かも知れない。だからしばし眠りにつこう いつか共存の時代がくるまで。」

機龍は永眠するとして なんかサイボーグ009や仮面ライダー本郷猛の苦悩にもダブってきました。
間違っていたらすみません!





来年五十周年記念  動き出したようですね!すごい予算をかけるとか。
大金かけるならば高画質、いろんなロケ地の俯瞰シーン希望したいです!
暗くて フィルターかけたような遠近感の乏しい画質はやめて欲しいですマジで。

ギリシャロケした竹之内豊氏が出ているデジカメのTVCM あれぐらいの太陽の光りが入った画質が良いですね♪

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031213-00000004-sks-ent

 

93  Re:日本海溝の件 殿様ギドラ   2003/12/16 16:11
  男性 41歳 O型 
 ふーむ、なるほど・・・。

ゴジラを抱える機龍の姿がどのように描かれていたかもう記憶が定かでないので、
見せ方(演出)で機龍のゴジラに対する思いやりが表現されていた可能性は否定できませんね。
(うおー、そうなるとやっぱり義人の脱出劇が邪魔だっ)
セリフから推察される部分に関しては、
それぞれ言葉だけが提示されていて、その登場人物がなにゆえそう思うに至ったかの描写が欠けているのが難点ですね。

そして、
>「良い人間もいるが ここ(人間社会)にかかわったらおまえ(新世紀ゴジラ)まで私(機龍・親?)のように利用されてしまう。
>今は私たちの居場所はないのかも知れない。だからしばし眠りにつこう いつか共存の時代がくるまで。」

というゴジゴメさんが察した機龍の心情を決して否定はしないのですが、
そんな受け止め方が可能になるようなストーリーだったことも、怪獣の奔放さが大好きな私としては許し難いのでした。
(だって、ある意味ゴジラが人間を恐れて身を隠すということになりますよね)

50周年記念作、企画内容はもう詰めの段階(いや、来年公開するなら進行が遅すぎるけど)らしいですが、
とりあえず、不安です。


91  初めまして 西多摩   2003/12/16 02:38
  40歳 A型 
 手塚ゴジラはけっこう好きな者です。
ちょっとお邪魔させていただきます。

モスラの必要性はともかく(でもやっぱり華はある、と感じましたが)
ゴジラは、親だか親戚だかわからないけど、
とにかく同族の遺骨を奪い返しに来ているという設定ですよね。
私はなんだかその動機付けがすごくよかったですね。
亡き初代親分を慕う若い衆のような。
そんなゴジラも長い歴史の中であっていいと感じました。

機龍は、初代とイコールではない、と思っています。
初代のパーソナリティは持っていないけれど、
自分が目の前の「敵」と定められたゴジラと
同族であると知ってしまったロボット。
そういう風に見ました。
ゴジラとの心中は(いい言葉じゃないけど)あくまで
特生自衛隊のロボット兵器としての、悲しい判断なのではないかと。

あと小美人ですが「私たちの一族がお世話に」みたいなこと
言ってませんでしたっけ。
中條信一は、旧知のピーナッツと彼女たちと、種族としてひっくるめて
「古い友達」といったのではないでしょうか。


 

97  Re:初めまして 殿様ギドラ   2003/12/16 16:21
  男性 41歳 O型 
 西多摩さん、いらっしゃいませ!

コクラさんへのレス(92番投稿)でも触れましたけど、機龍≠初代ゴジラと考えても間違いではないですよね。
ただその場合、ラストの自由意志まで初代ゴジラのものではないとするのには無理があるように思います。

もともと機龍は鉄人28号やガンダムのように意志を持たないロボットとして作られています。
それが自由意志を持って自律的に行動したとすれば、大きな驚きであり、大変な劇的要素であります。
ところが機龍シリーズでは、機龍に機械の意識が発生したことを伝えるシーンは皆無なんです。

それどころか機龍が人間の操縦から逸脱するときには常に初代ゴジラの記憶がインサートされるのです。

これはどう受け止めていいのか、「難しい映画」ですよ。

あ、小美人のセリフの件、言われてみればそうだったかもしれないという気がします。
今度観るとき確認してみます。

104  レスありがとうございます 西多摩   2003/12/17 16:24
  40歳 A型 
 ログを途中からしか読んでいなくて失礼しました。
最初からギドラさんやみなさんの意見を読んでみてやはり暴走時は
「初代の意志」が復活しているということなんだろうな、と
思い直しました。

確かにどうとらえていいのかむずかしい設定ですね。
先日ケーブルテレビで数年ぶりに「初代」を再見したのですが、
どう考えてもあのゴジラが機龍とは思えない、のでした。
それで「ジャイアントロボと大作少年だ!」と思おうとしてしまった。

私は単純にじーんとしてしまった派なんですが、
みなさんの批判を念頭においてもう一回見てみたい気がしています。

ちなみにうちの小2はモスラ幼虫のファンなので、
これもまた単純に喜んでおりました。
もう一回はつきあってくれないだろうけど。


98  昨日観てきました。 ノリさん   2003/12/16 18:56
  男性 40歳 A型 
 年末は、ゴジラ映画と全日本プロレスの最強タッグリーグを
観戦しないと、年の瀬を感じられなくなっています。

1954初代ゴジラ、TVアナンサーの「いよいよ最後の時、さようなら」
のシーンあのインパクトが忘れられなくて、平成ゴジラ、ミレニアムゴジラ
と毎年、映画館に足を運んでいますが、なかなか初代のインパクトを超える
事が無いまま、今年も「あぁ~」となってしまいました。

今回の映画は前回の続編と云う事ですが、モスラや小美人が完全に脇役に
こんな事で、独自の世界を持つモスラやインファント島の話を無理に繋げ
る必要が有ったのか?

モスラの高速グラフィックの見事さ、国会議事堂を壊すシーンは気持ち良
かったが、「しらさぎ」の機銃で壊れる3式機龍のハッチは、コジラの熱
線に本当に持ちこたえられるのか?の疑問を持ち、今年の映画鑑賞が終わ
りました。

来年の50周年に期待して...

長々とお邪魔しました。

102  子供と一緒に観てきました。 WARASI   2003/12/17 01:29
  男性 43歳 O型 
 まず、自分として、良かった面を書きます。
この映画、特撮ファンならば、思わず、ニンマリするシーンが多々あったと思います。
小泉博の登場シーン、モスラの卵の置き方、双子のモスラの卵の出方、メーサー車シーンの画面構成、カメーバの名前に「もう少しましな名前を付けろよな!」 というセリフ、「モスラの最後の武器です」のあい変わらずのセリフ。最後のオキシジェンDの様な容器の登場。
良い意味で観れば、過去の東宝特撮のオマージュに満ちているのが、何より心地よいですし、これが、手塚監督の味であると思います。
そして、G×Mで、最後、エバンゲリオンの様にゴジラの骨の覚醒などをラストに期待していて、肩透かしを食ったと思っていたのですが、本作でちゃんとラス トで描かれていましたので、感心しました。製作者も前作は、後編をちゃんと作るつもりで、ああいった中途半端なラストにしたのでしょう。

それで、悪い面ですが、やはり脚本がメタメタですね。これでは、大森一樹の脚本に近い乱雑さです。最初にサラと、いかにも類型的な人間ドラマを描いて、お 茶を濁しておいて、後は、防衛隊や、3大怪獣のバトルをダラダラと見せまくる、、、これが、ほんとの観客サービスだと思っているのでしょうか?
金子昇のイケ面なだけで、技量はまだまだだし、せっかくの吉岡もほとんど、生かされていません。釈の出ているシーンはピーンと緊張の糸が張っていて流石だ と思いましたが、他は、いかにも類型的で面白くない様に思います。
政府の要人が、本気で、モスラの助っ人を検討しているなんて、そんなアホでヒマな要人日本にいるンかいナ!?

特撮面もゴジラとモスラ成虫の戦いも円谷の「モスラ対ゴジラ」に比べたら、スピーディーさや、生物感など受けるカタルシスが全然違います。
幼虫の戦いもせっかく2匹いるのに、連携プレーによる攻撃が、ほとんどなされていなく、迫力半減です。

機龍の戦いも、やや、ワンパターンになりつつあり、もう少し工夫がほしいところです。ゴジラを投げ飛ばすシーンなど、風船が飛んでいくようで笑ってしまい ました。
と、かなり辛辣なことを書きましたが、これもやはり、昔より、特撮映画を愛するあまり、できるだけ良い作品をこれからも観たいがためです。
やはり、最近怖いのは、CGなど、技術に頼りすぎて、常に新しいイメージを追い求める、円谷英二の様な、本来の特撮魂を忘れられてしまうのではないかとい うことです。

本当は、特撮映画をこよなく愛していると思う、手塚監督に毎年期待している私ですので、来年50周年は、映画史上に残る傑作を見せて頂きたいと思う今日こ の頃です。
 


106  シリーズ最高傑作!! 殿様ギドラ   2003/12/17 18:42
  男性 41歳 O型 
 というのは『とっとこハム太郎劇場版ハムハムグランプリン、オーロラ谷のなんとかかんとかリボンちゃん危機一髪』(あれ?タイトル違ってま す?)
のことであります。
これまでのハム太郎劇場版とはうすーいドラマをけたたましい音ととりあえずハイテンションな芝居でごまかしていたという印象だったのですが、
今回はそこそこ納得できました。(楽しんだかというと、それはちょっと・・)

あれ?板違いの話になってますね。
というわけで、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』を再見しました。

昨日から今日にかけて初めて書き込んでくださった方もいらっしゃるので、本来ならちゃんと個別にご挨拶したいところなんですが、
時間なきゆえこの記事でご挨拶いたします。

>ノリさん“さん”
ご投稿ありがとうございます。
>「しらさぎ」の機銃で壊れる3式機龍のハッチ
確かに!
これを枝葉末節といってはいけないことだというのが再見してわかりました。
もし~なら~のはず、というフィクションの基本を忘れた独りよがりな劇がすごく多いです。
「もし機龍のハッチならゴジラの放射火焔にも耐えるはず」という思考が働いていないです。
そんなところはほかにもたくさん・・。

>WARASIさん
いらっしゃいませ!
再見して痛感したのですが、金子・吉岡ご両人はセリフ回しが下手すぎですねぇ。
とくに気になったのが、義人が瞬にプラモデルを作ってやっているシーン。
どうも、目線は瞬の方でも、言葉がカメラへ向かってしゃべっているようでした。
子供相手に自分の好きな物について講釈する青年の話し方ではないぞ、と。

お二方ともこれからもよろしくお願いします。

さて、細かいことは追々書いていきますが、
改めて、脚本がひどすぎます!

なんでそうなるの?が多すぎますよ。
正直、ついて行けませんでした。最初に観たときは、あまりよく集中出来ていなかったようです。(←前回のほうが「頭抱え度」は低かった)

ストーリーの対立軸もぜんぜんうまく処理できていないし・・・。

それから、映像面のことも。
三沢狸さんがおっしゃることも理解できました。
細かいことはこれから書いて行こうと思っていますが、撮りきりの画にこだわるあまり、ミニチュアを本物に見せようとする努力が足りなくなってしまったので は?
このあたり、難しい問題ではあります。
合成やCGを使わない、ライブ演技(という言葉でニュアンス伝わりますか?)の良さというのは無視できないし、
そこに昨今のハリウッド流VFXでは出せない味があるのは確か。
しかしながら、何の遠慮もなくミニチュアでございと目の前に出されてしまうとしらけるのもまた確かなのであります。
本作では、ミニチュアオンリーの悪い見本みたいなカットも結構ありましたね。
うーーん。
それでも破壊や怪獣バトルを観ることの快感は保証されていたように思いました。
(デジタル合成で気がついたこともありますが、また今度)

107  Re:シリーズ最高傑作!! 放射能X   2003/12/18 11:39
  男性 30歳 AB型 
 ギドラさんこんにちは。
一瞬GMMGの事かと思って記事タイトル見て固まりましたよ(笑
確かにハムは前2回よりちゃんとしてましたね。
相変わらずの意味不明なラップには辟易しましたが(苦笑

肝心のGMMGの方ですがやっぱり退屈な作品でした。
やはり人間、怪獣の対立軸がはっきりしないストーリーは
ダメ出しされてしかるべきでしょうね。

私が手塚作品を見て共通する感覚として
「映画を見てる気がしない」というのがあります。
多少お金をかけたTVのスペシャル版を見ているような感覚です。
逆に言うと映画館で見た時とTV画面で見た時の違和感が
あまりないという長所もあったりするのですが(苦笑
この感覚は演出によるものなのか、作品の世界観によるものなのか
未だ答えが出せずにいます。

うーむ、何故なんでしょう?


 

108  Re:シリーズ最高傑作!! 殿様ギドラ   2003/12/18 17:19
  男性 41歳 O型 
 放射能Xさん、どうもです!

記事タイトルで固まりましたか。(ニヤリ)
狙いがはまってうれしいです。

退屈というのは私も全く同じ感想です。
広い意味での葛藤がないんですよ。この先どうなるの?という興味を引かれないのです。まさにおっしゃるとおり、対立軸の曖昧さが問題ですね。

映画的な感じがしないというのもわかるように思います。
私もそれがなぜなのかはっきりした答えは出せていないのですが、
ひとつは映像に深みがないことではないかと疑っています。
これは、ゴジゴメさんの「画面が暗い」という不満と通底しているのかもしれません。
暗いという印象は、じつは明度が足りないのではなくて、平板であるということではないかと。
陰影を生かした奥行き感とか、広い空間を見渡す画面とかが非常に少ないように思います。
またストーリーも狭い人間関係に限定し、かつ登場人物の活動範囲(地理的な意味合いだけではない)もとても狭い。
これが作品を小さく感じさせる原因で、テレビスペシャルレベルのスケール感になっているのでは?

どなたかほかのご意見もありませんか?

110  Re: kei   2003/12/18 23:59
  男性 
 すいません、手塚監督作品では今回が一番気に入ってると書いた
から、書くわけではないですが、なら平成シリーズはどうだった
のでしょう。技術的な部分は日々変化しているので
比較はしませんが、少なくともドラマに関してはいろいろ不満は
あるもののすんなりと観ていられるんですが。

ホント、来年50周年記念作を制作しなくてもいいですよ。


ギドラさま
下の書き込み、まず自分のところの感想をUPしてから
続けますね。じゃないと、じぶんとこに書くことが
なくなってしまうので(笑)。
 

112  Re:keiさん 殿様ギドラ   2003/12/19 12:35
  男性 41歳 O型 
 そりゃあもう、ご自分のサイトを第一にお考えください。
つづきはいつになってもいいですよ。

平成vsシリーズのほうが脚本の出来は機龍シリーズよりよかったと思いますよ。
どこがどう、となると一作ずつの各論に入らないといけませんけど。
しかし、機龍シリーズのほうが絶対に優れているところもあります。
設定・デザイン云々は抜かして、ゴジラの気質というかたたずまいは機龍シリーズのほうがオリジナルに近いです。
これ、「2000ミレニアム」や「×メガギラス」にも共通の感覚なので、喜多川ゴジラの味なのかもしれません。


109  50周年に向けて 殿様ギドラ   2003/12/18 17:38
  男性 41歳 O型 
 ちょいとオフィシャルサイトを見るのをさぼっていたら、初日舞台挨拶の様子がアップされていますね。
その中の富山プロデューサーのコメントを見て愕然。

少し前まで、50周年記念作が来年でなくてもいいじゃないか的なことをおっしゃっていたと思ったら、
もうストーリーの煮詰めに入っているとは。

だ、大丈夫なんでしょうか?
ちゃんとしたお話になるんでしょうか?

「東京SOS」について話していればいいという事態ではないんじゃないかと戦々恐々。
東宝のゴジラ関係者がこの掲示板を見ているのかどうかさっぱりわかりませんが、
関係者にもネットの掲示板をチェックしている方がいるというのはどこかで聞いたこともあるし・・と。

というわけで、これはあくまでもお願いなんですが、
ここが「東京SOS」について語る場であるというのはもちろんではありますが、賞賛も批判もGMMGのみの評価という枠ではなく、
これから作る作品に生かして欲しいことは何かという発想で発表していただけるとうれしいです。
私も努力いたしますので。

シナリオは映画の命。
シナリオ成立後に何を言っても作品の根幹は変わりませんから、
いまがぎりぎり50周年記念作の内容に望むことを伝えられる時期ですよ~。
(関係者が誰も見ていなかったら徒労に終わりますがぁ。悲しいことに)

「GMMG」CD-ROMつきパンフを買いましたので、シナリオ決定稿を参照しながら「東京SOS」はストーリー面でなにがまずかったのか詳細にまとめて いるところです。
考えが足りずに、不当な批判をしてしまうところもあるかもしれません。
しかし、私が指摘したことに正当性があるなら次回作の脚本作りに生かして欲しいものです。
(プロの映画製作者がよってたかって作った映画のはずなのに、どうしてあんなシナリオが通ってしまったのか不思議でしょうがないです)

115  Re:50周年に向けて ゴジゴメ@ワンタン麺が好き♪   2003/12/20 01:54
  
 ギドラ様
予算的な問題もあるでしょうからあれもこれもとは望みません。
くどいようですが脚本と撮影・照明(=画質)、これらをグレードアップ出来ればとりあえず私的には満足です ん~やはり予算がらみか(^^;)



脚本ですが これまた昨年も申しましたが冒頭からエンディングまで「ゴジラ対自衛隊」の展開はもう止めて欲しいです。平成ゴジラもほとんどそうでしたよ ね?
怪獣特撮映画って自衛隊と科学者しか人間側の主役になれないのか?と何度ツッこんだことか! たとえ伝えたいメッセージがはっきりしていても 小市民(善 人悪人問わず)不在の怪獣特撮映画は話にふくらみがないですし先が見えてしまい退屈そのものです。(ゴジラより白目むいた自衛隊員のアップの形相のが怖 かったです(^^;))

書店で立ち読みしたことがあるのですが ギドラ様や常連の皆様は「ナルト」というジャンプ掲載の忍者漫画ご存知でしょうか?
アニメにもなっていますが コミック20巻出ています。
まさに「脚本における伏線の構築」に関して教科書、お手本のような作品で面白い展開なので驚きました!
SOSでも監督やライター、やっと伏線の重要性に気づいたんだと思いましたが 小市民不在ゆえまだまだ物足りないです。


撮影に関しては 場面が変わったことを知らせるだけでなく劇場にいながら広大なスケール感を味わえる本物の俯瞰(空撮など)シーンをきれいな画質でいれて ほしいです。
劇場で邦画から野外場面、特撮セット場面で太陽の光を感じ取れなくなってもう数十年 光、照明そしてカラーコーディネイトに気を使って欲しいです。

特撮ですが 私も見ていてゴジラ等の巨大感があまり感じられませんでした。
国会議事堂や東京タワーの完成度すごく高いのになんでだろう~?♪と思いました。
理由の一つとして 人間と怪獣の「ハラハラドキドキの危機迫る合成場面」の不足からくるものではないかと思うのです。
レイ・ハリーハウゼンの映画のDVD見ているとそれがわかります。着ぐるみではなくミニチュアでストップモーションアニメという今では使われない技法なの に人間との合成場面 今見てもワクワクします! CGがない時代の映画でもあれだけのことが出来たのだから今出来ないわけがありません。



詰まるところ予算が問題となるのでしょうが 登場する怪獣の数減らしてでも上記のことをやっていただきたいです。   

116  Re:50周年に向けて 殿様ギドラ   2003/12/20 10:02
  男性 41歳 O型 
 ゴジゴメさん、ありがとうございます。

ここをゴジラスタッフが読んでいてくれることを祈ります。
繰り返しになりますが、いまがギリギリの時期。
50周年記念作品はストーリーの基本が決まってしまったようなので、ディティールをどう詰めるのか、エピソード構成をどうするのかをこれから決めるのだと 思います。

「東京SOS」シナリオ決定稿を読みながらシリーズ、鋭意作業中です。
とにかく、ご都合主義は徹底的に排除してほしいです。
物事の自然な流れを大事にして!

117  Re:50周年に向けて 三沢狸   2003/12/20 12:39
  男性 O型 
 殿様ギドラ様、日本映画のシナリオライターは、余り恵まれた
ポジションとはいえないのが現状です。
(実は某有名なシナリオライターが私の家の真向かいに住んでいました。)
給料は安く、シナリオは簡単に俳優やプロデューサーの意向で変えられて
しまいます。(監督でないところに注意)
また、論理的な思考で物語りを構築する資質のあるライターが少ないことも
問題なのでしょう。優秀な人間ほど日本映画には行かず、ゲームやアニメーション
へ向かってしまいます。かつての日本映画は徹底的なシナリオライター
の育成が行われました。黒澤明も最初の映画を撮るまではシナリオライター
や助監督としての訓練が厳しくなされたのです。
平成「ガメラ」シリーズの脚本家と特技監督の二人はアニメ出身です。
また、映画そのものは色々と問題あるが結構魅力ある作品であった
「リターナー」「ジュビナイル」はCM界出身の監督でした。
すでに日本映画界からは良い人材は生まれにくくなってしまったのです。
ゲームでもアダルト系ですごかったのが(シナリオが濃密)「月姫」です。
これ、同人ソフトでした。
ではでは

129  Re:50周年に向けて 殿様ギドラ   2003/12/22 16:14
  男性 41歳 O型 
 >三沢狸さん

そう、なんですよね。
映画製作の現場を詳しく知っているわけではありませんが、
いまの日本映画には人材を育てるシステムがないように思います。
また、作品の質よりも人気を優先する(つまり売り上げ優先)体質が強いように思います。
もちろん、映画も商売なので売り上げが伸びないと話にならないわけですが、
売り上げのみを追求しているように思うのです。

先日の新聞に載っていた「踊る大捜査線」プロデューサーのコメントに愕然としました。
「質の良い物を作る気はない。より多くの人を集めたいのだ」という趣旨でした。
これ、ファシストが大衆を扇動したのと同じ発想ですよ。
主張の正当性(作品の表現内容)より、多くの人間が飛びつく言葉(話題性や刺激性)を並べ立てることを
優先して人気を得ていったのですから。

人気が高いことを否定するものではありませんが、一時的な人気を追い求めるのは虚しいです。
本当に優れた物は長い年月にわたって人気を勝ち得ます。
それを求めて欲しいものです。

おっと話が少しずれました。
シナリオを改変されてしまう話ですね。
私も一本の映画が完成するまでには、クレジットからは判断できないレベルでさまざまな人間の「操作」が加わるのだろうと
想像しています。
ですから、批判も賞賛も出来るだけ特定の人物に当てては書かないようにしています。
(監督が○○だ、とかプロデューサーが××だ、とか・・)
GMMGのシナリオはめちゃくちゃですが、それを脚本担当お二人のみの責任とは考えていません。
言えることはダメ脚本であるということ。
私が見つけたダメなところを書くことで、本当に脚本をダメにした人が排除されることを願うのみです。

130  Re:50周年に向けて 殿様ギドラ   2003/12/22 16:15
  男性 41歳 O型 
 おっと、書き漏らすところだった。

富山プロデューサーの50周年記念作に関するコメントで非常に気になるポイントがあります。

「自由な発想で」とおっしゃっていること。
これ、最近作とは違う発想でやりますよ、という意味に受け取りたいところなんですが、
同時にまたまた従来の作品とはまったく繋がりのない独立したゴジラ映画を作りますよ
と言っているようにも受け取れます。

そもそも、ゴジラという先達が作り上げた怪獣を使うことは創作として不自由さを受け入れることなのです。
すでにあるものを使わせてもらうという謙虚さを持たねばならないのですよ。
それを、引き継いだらあとはこっちの勝手とばかりに、
設定を改変、劇中の歴史も繋げず次々とゴジラ(やその他の怪獣)とは名ばかりの新怪獣を量産したのが
84年以降のゴジラ映画です。

50周年という節目に、フィクションとしての筋目をきっちり通さないと、ゴジラ映画は死に絶えますよ。

ゴジラ映画を作ると言うことは、不自由なことなのです。
守るべき設定、規範が存在するのです。
中身あってのゴジラ映画。
中身が変わったらゴジラ映画とは言わないのです。

137  Re:50周年に向けて 三沢狸   2003/12/23 01:27
  男性 O型 
 怖いですねー
> 「自由な発想で」とおっしゃっていること。
って言うのは都合の良い逃げでしょうね。
例えば有名なシリーズであるところの「007」シリーズなんかは
新作を作るたびに改めて最初のシリーズ3本を必ず参考にするそうです。
「ゴジラ」で言えば、「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「ラドン」
「モスラ」をじっくり見て、何故これらの怪獣映画が面白かったのか
ちゃんと解析して欲しいですね。

> 50周年という節目に、フィクションとしての筋目をきっちり通さないと、ゴジラ映画は死に絶えますよ。
まさにしかり、滅びますね、必ず。すでにその兆しは明らかです。

> ゴジラ映画を作ると言うことは、不自由なことなのです。
> 守るべき設定、規範が存在するのです。
> 中身あってのゴジラ映画。
> 中身が変わったらゴジラ映画とは言わないのです。

かつての怪獣映画を含め、絶頂期の日本映画は非常に密度の高い
脚本とアイディアにあふれたエンターテイメントだったと
思います。ところが、今の映画は志の低い見せ物と化してしまいました。
エンターテイメントでありながら、映画制作者達の思いがあふれる
作品を作って欲しいのです。

そうするとやはり、きちんとドラマを作る力のある監督でないと
面白い「ゴジラ」映画は撮れないんだろうなあ。

ではでは

141  Re:50周年に向けて 殿様ギドラ  2003/12/23 14:44
  男性 41歳 O型 
 うーむ、さすが007。
私はそれほど熱心な007ファンではありませんが、ショーン・コネリー時代(ジョージ・レーゼンビーも含む)からロジャー・ムーアの前半までは全部見てい て、中抜け(ティモシー・ダルトン時代)して最近になってブロスナンものを3本見ました。
そこで感じたのは、時代が変わりボンドが戦う相手は変わったけれど、作品の「匂い」は一緒だな、ということでした。
ピアース・ブロスナンのボンドも好きになりました。
主題曲はアレンジが変わっても同じメロディだし、その他のBGMもいかにも007という曲調を守っています。

毎回原点に立ち返って発想を練っていたのですね。

ああ、ゴジラよ!!!
お前はどこへ行ってしまうのか。

144  Re:50周年に向けて 三沢狸   2003/12/23 15:02
  男性 O型 
 ゴジラも好きですが「007」も大好きなんですな。私。
ちなみに最初に見た洋画が「ゴールドフィンガー」だったりする。
小学生が見に行く映画か(^^;)最初の方で美女がヌードで死んでたりして。

閑話休題
「ゴジラ」50周年はいっそのことかつてのゴジラを
デジタル技術でリファイニングしてそのまま上映してみては。
迫力ありの白黒映像とクリアになった音響効果があれば十分商売になるような
気がします。制作費も安いだろうし。
ついでにDVDをオプション付き期間限定で売れば
わたしなんか買っちゃいます。(^^;)


111  映画館を選びましょう WARASI   2003/12/19 00:41
  男性 43歳 O型 
 先日は、挨拶もせず、突然書き始めて、ども、すいません。何分、こういうところに書き込むのは始めてなもので、これからも、失礼がありました ら、ごめんなさい。
で、私は、幼稚園児2人を所有する?オヤジで、怪獣映画、ディズニーランドなどは、もっぱら、子供を楽しませるという名目で、実は自分が楽しんでます。 (笑)
バブリーな時に作った3管プロジェクター付のAVルームで、映画の画質や音質を、あーでもない、こーでもないと、日夜研究している暇なオヤジです。日本、 海外を問わずの映画、オーディオビジュアルには、結構、精通してますので、宜しくお願いします。
前置きが長くなりましたが、実は、昨日、「GMMG」を私も再見してきました。
と、いうのは、最初は、ワーナーマイカルで観たのですが、うちの子供がうるさく、落ち付いて観れなかった事と、散々、文句をのたまった割には、ケッコウ気 に入った特撮シーンもあったので、見直してみたくなったのです。
で、2回目は、めんどうくさかったので、近場の三文館で観たのですが、映画の画質が全然違って、印象まで、違和感があったのは、ビックリしました。
マイカルで観た時は、MGのドックや、夜間バトルなどは、黒が引き締まり、青系統の色彩が強く、大変、鮮やかな色調に見えたのですが、三文館では、全体的 に、白んでしまって、ぼやけた映像で、特撮シーンも面白みがありませんでした。もちろん、普通の人物等のシーンも印象が、悪く、観づらい映像でした。
で、これも、普遍的な問題なのでしょうが、映画館の質に、作品が左右されるのは、困ったものです。
自分のTVやプロジェクターで見るときは、とことんまで、画質・音質を追い込めますが、
あくまで、受身の映画館ではそうは行きませんから、、、
と言う事は、これはあくまで、私の自己本位的な考えで、ヒンシュクを買うかも知れませんが、映画を評価する場合、作品自体と一緒に、映画館の質など、観た 環境も考慮に入れる事も必要ではないでしょか?
事実、前作の「G×MG」を最初、映画館で観た時「なんだ~面白くねぇ~」と思った、私が、DVDで、画質・音質を、徹底的に追い込んで鑑賞した際に、 「こんな面白い映画だったのか!」
と評価が、一変した経験もありますので、、、
とりとめのない話で、ページ使ってすいません。また、機会ありましたら、お願いします。


 

113  Re:映画館を選びましょう 殿様ギドラ   2003/12/19 12:44
  男性 41歳 O型 
 おお、AVマニア(ほらほら、そこの坊や、勘違いしないように)でいらっしゃいましたか!>WARASIさん
たしかに映画館によって画質や音質の差がありますね。
それによって作品の印象が変わることもあります。

映画を鑑賞するということは言語化しやすい意味の部分を汲み取りながら映像・音響を通じて言語化しにくい体験を感知していくことですから、
画質・音質が変わると別の作品になったような違いを感じることもありますね。
うーん、それでも言語化しやすい部分にきちんと筋が通っていないとやっぱりどんなに高画質高音質になっても駄作ではないかと思うのです。
(昨年のG×MGもこきおろしております。ギドラの巣「GMG掲示板大全」参照のこと)

124  Re:映画館を選びましょう 三沢狸   2003/12/21 03:31
  男性 O型 
 <映画館の照度について>
日本の映画館の上映設備は劣悪です。無理矢理収益を上げるために
映写機の照度を規定より下げて上映するケースがあります。
これはライトの寿命を長くするためです。従って画面全体が暗くなります。

<映画館の音響について>
最近でこそ、外資系のシネコンが多くなったため、音響関係も改善されて
来ておりますが、一般的な日本の映画館の音響設備は劣悪です。
THXやドルビーデジタルの仕様をきちんと満たしている映画館は
非常に少ないと言われています。

かつて、BOSEが映画館用のスーパーウーファーを作って、
ただで使って貰えないかと某○宝の○○劇場に申し入れしたところ
「そんな物いらない。」と答えた経緯があります。このときの理由は
スピーカーを設置するために一日休むこと(工事とセッティングに必要な日数)
ができないからとの回答だったそうです。

<劇場そのものの問題点>
大分改善されましたが、前の席に座った人の頭でスクリーンが見えないような
劇場設計。これはお客さんが来たら全部効率よく詰め込むための設計だから
です。

まあ、今まで書いたのは、基本的に古い映画館の状況ですが、音響効果を見ても
まともな映画館は非常に少ないです。

<AVシステムについて>
大画面のシステムを自宅で構築しようとした場合、ベストはプロジェクター
での上映でしょう。理想を言えばBARCOが良いのですが、高すぎて買えません。(; ;)ホロホロ あああこがれの三管式。
液晶プロジェクターは大分廉価になり、しかも画質的にかなり高性能になってきています。三洋電機のフラッグシップが案外と良いですね。
また、DLP形式のプロジェクターも魅力的です。まだ高いのと機械的な
動作が必要なため、熟成に時間が必要ですが。

プラズマディスプレイはまだパネルに様々な問題点を抱えているので時期尚早。
でも自宅にはプラズマがあったりする(^◇^;)
問題点は寿命と電気使用量。半端じゃありません。
現時点で最も画質がよさそうなのがパイオニアのモニターのみの50形。
回路がマニアックです。

スピーカーやアンプは出来るだけピュアオーディオの物の方が良いです。
ケーブルもできれば品質の高い物をお勧め。またサラウンド系のプロセッサにも
注意を向けなければなりません。あまり安い物だと、音色に濁りが生じます。
また、音の定位がしっかりせず、サラウンド本来の魅力が出ないことがあります。

と、ここまで書いてきて、何言いたいんだろう。俺(^◇^;)

映画に盛り込まれた全ての情報を最良の環境で鑑賞したいと思っていますが
なかなかそうは問屋が卸さないのが現状です。

ではでは




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