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GMK 最後に [No.466]

投稿者:K4 ・ 2002/02/20 (水) 18:09

 

 

GMKを評価しない方の意見は意見として、全く認められないというのもいいでしょう。

 

GMKについて最後に。

結果としてGMK・ハム太郎は興行収入25億円と言う数字を残しました。

配給収入だった平成シリーズとの比較も出来ませんが、昨年のメガギラスが

12.5億円135万人動員と発表されてますので、単純計算270万人以上の

観客動員があったと思われます。

ハム太郎効果は当然大きいでしょう。

ただ、動員数を抜きにしても各映画雑誌をはじめ、GMKの評価は決して

悪いものではありませんでした。

なんで評価が高いのかわからない、ではなくて、なんでGMKを高く評価

する人が目立ったのかについて、考えを聞いてみたいな、と思うのですが

いかがでしょうか?

 

動員数が多いから、評論家の評価が高いからいい映画、なんて言うつもり

はありません。

なぜ、評価する人が多かったのか、ということを考えることでゴジラにおける

GMKの位置づけが明らかになるのではないか、と思うのです。

 

 

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位置づけですか? [No.467]

投稿者:兄貴(赤)

- 2002/02/20 (水) 19:02

ども、お久しぶりです。

観客動員数や収益が、前回の2倍だったのでしたら、単純にハム太郎と2本立て効果が、

そのまま数字に表れたという事でしょうか。

 

さて、評価する人が目立った反面、酷評する人も目立ったのではないでしょうか?

平成以降の作品の中では、GMKは非常に特殊な問題を抱えており、それは今までの作品にはなかった問題で す。

即ち、属性変更です。

ゴジラをどう捉えるのか、ゴジラとは何なのか、その人の視点によって大きく評価が分かれるのだと思います。

 

映画としての出来がどうであったか、と言う部分で論ずる問題とは次元がちがいます。

 

場面、場面の構成や、映画のテンポ、雰囲気だけで酔いしれて、映画全体の骨格を見ようとしない人には、

GMKは、飽きさせず楽しめる映画なのでしょう。

それも映画の楽しみ方ですし、最近のハリウッド映画はほとんどそんな映画ばかりです。

そんな映画ばかり大ヒットしている事も事実です。

 

だから、GMKの映画としてのまとまりのなさ、無意味にちりばめられたアイテムなどは、気にならない人には 問題にならないのでしょう。

100歩ゆずって、そういった映画としてのテクニックには目をつぶったとしても、属性変更はやってはいけな い事です。

その一点だけでGMKは私の中では「ダメ」なのです。

 

プロの映画評論家の先生のなかで、GMKを絶賛している方がいらっしゃるなら、その方はゴジラの事は何も知 らない方なのでしょう。

黄金期の怪獣映画作品群を、ご覧になられてはいないのでしょう。

少なくとも日本で映画評論を、おやりになるのなら黄金期の怪獣映画を熟知して頂きたいものです。

さらに申し上げれば、支給されたビデオテープをテレビで再生して、それを元に評論を書いているような先生も いらっしゃるとか。

その様な環境で「映画」が見れるでしょうか?

あるいは、劇場で一度観ただけでGMKの問題点に気づくのでしょうか?

 

原稿料を貰うために、数をこなすことが第一で作品をビデオのサーチで観て評論原稿を書く方もいらっしゃると か。

その様な連中が言う事など、真に受けてはいけません。

 

真実はゴジラファン、ゴジラマニアのみ知る所ではないでしょうか?

数年後GMKがどの様な評価を受けるのか、神のみぞ知る。ですかね・・・

 

 

 

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なぜ評価する人が多いのか [No.468]

投稿者:ほりぴー

- 2002/02/20 (水) 20:19

いつもK4さんに噛み付くわけではないですよ。

むしろいつも触発されて、と捉えてくださいませ。

 

「なぜ評価する人が多いのか」私なりの回答は「平成ガメラを撮った金子監督」

作品だからじゃないでしょうか。私は平成ガメラを評価しG4を待望する層と

GMKを賛美する層は母集団としてかなり重なっているのではないかと見ています。

(マスコミや媒体も含まれます)

 

加えて言うなら平成ガメラが映画として高い評価を得たのは脚本と特撮があれば

こそであって、金子氏だけの手腕じゃありません。むしろ回を重ねるにつれて

金子氏のカラーが強く出るようになっておかしくなってきませんでしたか?

 

ここからは私の偏見かもしれませんが、25億のうち15億はハムの客層でしょう。

GMK自体の興行成績はは昨年にも及んでいないと見ます。

ハムが終わると潮が引くように家族連れが帰っていくのを見ましたか?

 

 

 

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記号と付和雷同 [No.469]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/21 (木) 11:42

今回K4さんがご提案なさったことは、他人の心理を推し量る行為であり、

「基本的には」極めて不当かつ証拠不充分な言説に陥る危険があることと

考えます。

 

しかしながら、K4さんの熱意を否定したくはありませんので、

私なりの分析を試みます。

あまり長い文章になってしまっては読みにくいと思われますので、

極力簡潔に述べます。

そのためぶっきらぼうな言いまわしになっていることもあるかと

思いますが、どうかお許し下さい。

また、兄貴(赤)さんとほりぴーさんがおっしゃったことと重複する内容もあるかと存じます。

 

まず、マスコミでの論調とWEBでの論調は分けて考えます。(重なっている部分もあります)

 

マスコミにおいて。

日本のマスコミには伝統的に新作映画を貶してはいけないという不文律があるそうです。

(この一点でもGMKが持ち上げられる素地はある)

 

評論家、ライターは権威を身にまとわないと商売になりませんので、「偉い人」から貶されることを恐れます。

そこでこれまた伝統的に「文芸性」(なんじゃそりゃ)や「社会性」を持っていると思われる作品を誉めます。

それは、映画が持つ感覚的な要素に目をつぶっても簡単に見つけ出せる要素だから、誉めやすいし、

他人から突っ込まれる可能性も低いから。

怪獣映画においては、その悪癖が『ゴジラ』のみ、あるいは単体怪獣もののみを誉める傾向となって表れます。

(怪獣対決ものを下らないと断じる評論家のなんと多いことか)

GMKでは、そんな評論家が大好きな「社会性」を記号としてたくさんちりばめています。

また、GMKでは怪獣対決が物語になにも寄与していないことも怪獣対決ものが嫌いな人には心地よかったこと でしょう。

 

WEB(無名の人たち)において。

上記の「記号」だけで評価する傾向あり。

そして兄貴(赤)さん、ほりぴーさんがおっしゃったことが大きく作用しているでしょう。

それでもGMKに否定的な人が少なからずいらっしゃることも確かでした。

ところがそんな人たちがあまり目立つ場所で批判発言をしないのはなぜか。

これはWEBでの発言、コミュニケーションの特殊性が絡んでいると思われます。

文字だけのやりとりであり、誰が読んでいるかもわからない。これは怖いことです。

いきおい、極力どんなことでも貶す行為を慎む傾向が生まれていると思います。

誉めることで恨みを買うよりも、貶すことで恨まれる可能性のほうが高いですから。

また、実際になにかの作品を貶すと、すぐに「そんなこと言うもんじゃない」という突っ込みが入りますね。

まるで作品を貶すことが人間として卑しい行為であるかのように。

それなら、なにも言わないほうがましだと考えるのが当然でしょう。

 

それから、大勢の意見に合わせておけば居心地がいいから、という理由もありそうです。

前述の傾向から、貶すより誉める意見のほうが数としては多くなります。

長いものには巻かれろ、ですよ。

 

ただ、「2000ミレニアム」は逆に貶すほうが多数派になってしまったので傾向が逆転していたという事実は あります。

その逆転現象がなぜ起こったかは、ほりぴーさんのご意見に答えがあると思います。(大河原作品は貶しておけ ばいいという

傾向がすでにあった)

 

マスコミ、WEB問わず。

GMKを楽しめてしまうのは、

あの作品のめちゃくちゃぶりが常軌を逸しているからです。

わからなさ加減、映像構成のいい加減さ・・・・。

私の妻(非特撮ファン)のGMK感想。

「次から次へとわからないことばっかりで、最後のほうはどうでもよくなって怪獣見てるしかなかった」

そんなめちゃくちゃが受け入れられてしまうのは、

 

ひとつは、テレビで映像作品の洗礼を受けた世代が増えてしまったからです。

小さな画面、少ない予算、短い製作期間でいかに効果的に見せるか、というテクニックを磨いていったのがテレ ビ映像です。

(昔のテレビドラマは映画の文法をまねていました。30年前のテレビドラマと現在のテレビドラマを見比べて みることをお勧めします)

そのため、ストーリーは脈略がつながっていてもいなくても「事件」だけ起こして興味をつなぐ。

映像は(マルチカメラをスイッチングできるために)無意味にカット割りをする。

人物の顔はやたらとアップにする。

そこにCFのぶつ切り映像まで入ってくるのです。

CFでは、ほとんどの場合カットつながりなど考えていません。(イメージの連鎖は考えているとしても)

見せたい映像を次々と羅列していかないと尺が足りないからです。

そんなものに慣らされてしまったら、一続きのアクションをカット割りして「映画的な動きの美しさ」を作り出 すことなどどうでもよくなるでしょう。

 

もうひとつは、

わからないこと=難しいこと=立派なものと考える人がいるんじゃないでしょうか。

 

最後に、私もほりぴーさんがおっしゃるように、GMKが一般にヒットしたとは思えません。

私が見に行っていた劇場でもハム太郎終了と同時に帰ってしまうお客さんが多数いました。

(また、その劇場では、GMKからの入場を認めていなかったので、明らかにハム太郎だけ見て帰ったお客さん です)

 

さて、推理推理を重ねましたから、間違いは一杯ある分析でしょう。

GMKを駄作だと思っている人間が、その評価される理由を推理してみてもあまり建設的ではないと思います。

本来なら、GMKを高く評価する人本人がきちんと自分の感じたことを分析して見せるのが正しいことです。

それが出来ないということは・・・・・。これ以上は言いますまい。


 

GMK 最後に(仕切り直し) [No.470]

投稿者:K4 ・ 2002/02/21 (木) 20:12

 

 

申し訳ありません。下のスレは聞き方が拙かったようですね。

公開も終わり賛否両論の意見も出揃って「東宝ゴジラにおけるGMKの位置づけ」

はどのようなものとなるのか、ということだったのですが

他人に聞く前にまずは自分の考えを書くべきでした。

 

私はGMKは「平成ゴジラの解体」という位置づけになるのではないかと

思ってます。(昭和ゴジラは指してません。念のため)

本当であればブレイクスルー、解体したあとに万人が納得できるような

新たなゴジラを示せれば良かったのですがね。

84以降の平成シリーズは、後半、行き詰っていたと思います。

そこにハリウッドゴジラの公開。

ここで、次はどういくか、と言うときに平成シリーズの呪縛から逃れられなかった

2000ミレニアムがあり、更に行き詰ってしまった「ゴジラ」を解体しなくては

いけない時期が来ていたのではないか、と思うわけです。

平成ゴジラは放射能をエネルギー源とした生物として描かれました。

GMKでも劇中の台詞で「アメリカの原潜から放射能を摂取した可能性云々」

言ってるじゃないか、と言われるかもしれませんが、口から放射能火焔を

吐くわけですから放射能を摂取することは構わないと思うのです。

ただ「放射能=エネルギー」という発想が84以降のゴジラを『作品的に』縛りつけて

いたように思うのです。

この属性は84、キングギドラで決定的になりデストロイアでのメルトダウンにまで

「暴走」してしまうことになります。

ハリウッドゴジラの後は更に製作者自身に「ゴジラとはなんぞや?」という

迷いが如実に現れています。

ミレニアムでは「人間の作り出すエネルギーを憎んでいるのか?」と人体に

影響がない程度の放射能を有するものの放射能についての言及はされません。

メガギラスでも同じく。放射能に限定せず人間が開発するエネルギーをゴジラは襲う。

当初はエネルギーというのは人間の文明の象徴なんだろうな、と私は解釈し

人間が自分のエゴで環境破壊を続けながら生存する限りゴジラはやってくる、

というものと思ってましたが、ロフトのトークショーで脚本家のK氏によって、あくまで

「エネルギー摂取を目的とした上陸だ」と聞いて、ちょっと幻滅してしまいました。

もっとも、ここでエネルギーの代わりが(台詞上とは言え)英霊の怨念というのも

大きな問題、抵抗となるのでしょう。それがGMKの最大のポイントであり、

最大の失敗でもあるのでしょうが、それでも『平成ゴジラの呪縛』からは解放された

のではないかな、と思うのです。

GMKは駄作という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は

「大いなる異端の作品」である、と思います。

同時に平成シリーズを全く引きずらないGMKの登場で、やっと平成シリーズも

『平成シリーズ』としての作品としてのアイデンティティをもつことが

今後できるようになるのではないでしょうか。

 

・・・ちなみに私は個人的にはゴジラ上陸はキンゴジでの推察のように、水爆実験で力を

得てしまった怪獣が帰巣本能で日本に上陸する、その時に何かしらの事件がおきる、

というのが一番自然だと思ってます。

文明への復讐というのは暗喩として含ませれば良いのだと。

 

長文駄文、失礼致しました。

 

 

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あ、そういうことでしたか [No.474]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/22 (金) 11:53

うーん。

GMKゴジラが平成ゴジラの解体になったかどうか、私としてはちょっと疑問です。

平成ゴジラのころはとにかく怖いゴジラ、というのを旗印にしていて、

表面的には人類はゴジラを抹殺しなければいけないのだ、と主張しつづけたのですよね。

もちろん、平成ゴジラがそんな単純なものではなかったことは、

ベビーゴジラの導入と三枝未希の存在で生き物としてのゴジラにシンパシーを感じるべきでは

ないか、という視点を持ち込んでいることでわかるのですけど。

 

平成ゴジラはユーモラスな面を見せることは一切ありませんでした。

 

さて、2000ミレニアム、メガギラスでのゴジラは、

表情豊かでユーモラスなアクションも見せましたね。

これこそ平成ゴジラの解体、そして元祖ゴジラへの回帰だったのではないでしょうか。

 

ところが、GMKによって再び平成ゴジラの路線を一層過激に推し進めたのではないかというのが

私の観方です。

一切共感出来ない存在として描きたかったわけでしょう?

(それには失敗していると思いますけど。だいたい、平成ゴジラより怖くもない)

これ、作り手がvsビオランテに強く影響を受けているんじゃないかと思われるんです。

ビオゴジって、すごく無表情で目の前にあるものを壊すことしか考えていなかったように

思いますが・・・。(それが私のビオゴジへの不満でもある)

 

平成ゴジラの行き詰まりやゴジラになんらかの思想性を含ませるには暗喩に留めるべきだという

K4さんのご意見には賛同します。

(補足すると私の考えでは平成ゴジラが行き詰まったのは、人類対ゴジラという構図のストーリーしか

作らなかったためで、核物質をエネルギー源とする設定がメルトダウンという展開を可能にし、

ゴジラの「死」を象徴的に描くことに成功したので平成ゴジラシリーズを完全に独立したシリーズとして

捉えれば、成功だったのではないかと考えます。

あ、もうひとつ。vsデストロイアのラストでゴジラから放射される放射線で東京が滅亡しなかったことが

許せんという意見を多く目にしますが、それをやらずに(多分)リトルが放射線を吸い取って新たなゴジラに

生まれ変わったという実際のエンディングのほうがゴジラの二面性をよく表現した見事なラストだと

思っています)

 

で、私の中でのGMKの位置付けですが・・・。

なんでこんなもの作っちゃったんだろ。という感じです。

K4さんがおっしゃるような平成ゴジラの解体はミレゴジ、メガゴジがそこそこやったと思うんです。

ですから、平成vsが特にお好きな方にはあの2作はわりと評判が悪い。

(K4さんならご記憶していらっしゃると思いますけど、2000ミレニアムを駄作だと言っていた

私もあそこに登場したゴジラそのものは良かったと当時から言ってました。でもなー、

確かにエネルギー摂取だ、オルガナイザーだと平成ムードたっぷりではあったか・・)

 

GMKは子供のころ怪獣映画が好きだった人が、子供のころの感覚に戻って「大人に向けて」作った

「私」映画だというのが私の評価であり、

ゴジラシリーズ(本当の大人が子供も含む大衆に向けて作る映画)には含まれない、

よって、なんら今後のゴジラシリーズに寄与することはないし、

またGMKから発想を受け継いでゴジラ映画を作ってしまっては、背伸びしたい子供にしかおもしろくない

映画になってしまうと考えます。

 

わーーーー、またきっついこと書いてるぅぅ。


 

嗚呼素晴らしきゴジラよ [No.471]

投稿者:スーパーX2・ 2002/02/21 (木) 22:35

 

 

この掲示板の人は、ずいぶん過激な意見が満載ですねえ。

GMKについては僕もちょっと誉めすぎなのではと思っていたところなので

まあいいんですが、ちょっと気になるところについて2,3言。

初ゴジの設定を無視したものはゴジラじゃないうんぬんというところについて。

確かに円谷監督の作ったゴジラは偉大だったと思います。ですが、それに縛ら

れてはいけないと思うんですよ。時代と共にゴジラは変わっていって当然です。

その過程でもしかしたら駄作ができるかもしれません。でもそれがなんだというのですか。

そこからまたすばらしい映画が出てくるかもしれないじゃないですか。

ゴジラというものは無限の可能性を秘めたキャラクターだと思っています。

更なる進化をもとめて常に模索していくべきです。

vsシリーズの放射能をエネルギーにするという描写や、白目のゴジラもひとつの素晴らしいゴジラだと思って います。名前を変えろなんてあんまりです。

そういう意味でGMKもゴジラのある方向を打ち出したとてもよい作品だと思いました。

(傑作だとは言いませんが)

ただ、三大怪獣あたり以降、シナリオが弱い気がするので、伝えたい事を2,

3個にまとめて、ひとつの筋を通してもらいたいと思います。

(GMKやG3は明らかに詰め込みすぎです)

カメラワークなどの映像については、僕には難しすぎるのでパスしたいと思います

 

 

えーいかがでしょうか

遅くなりましたが、是非皆さんレス下さい

 

 

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ごめんなさいね [No.473]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/22 (金) 11:48

スーパーX2さん、初めまして。

ようこそいらっしゃいました。

 

どうも、本末転倒していらっしゃるご様子ですね。

円谷監督が作ったゴジラ、ではなくて

ゴジラを作ったのが円谷監督なんですよ。

 

円谷ゴジラではないゴジラにこだわりをお持ちになる方が

いらっしゃることは歴史の結果として認めなければなりません。

ですが、ゴジラとはなんだ、という命題を考えたときに、

円谷ゴジラから激しく逸脱しているものはやっぱりゴジラじゃないでしょう。

(もちろん、元祖ゴジラを作り上げた方々が現役ではないので、

担当者によって多少の違いが出てくるのはしょうがないとは再三述べている通りです)

 

それと、これまで書かれたことをお読みいただければわかると思いますが、

歴代ゴジラの中でもっとも大きな可能性を持っていたのが円谷ゴジラなんですよ。

平成vsゴジラや今回のGMKゴジラは円谷ゴジラに「縛り」を施してしまったものだという

こともわかって欲しいです。

 

もうひとつ、おっしゃることでよくわからない考え方は、

駄作が出来てもいいじゃないか、というのがちょっと・・・・。

 

ゴジラを変えるためには試行錯誤が必要で、その過程では駄作が作られてしまうのも

認めるべきだ、と解釈しました。

なんか変じゃないですか?

おもしろい映画を作るためにゴジラを使うのであって、

ゴジラをいじるための実験台に作品を使うってぇのはそれもまた本末転倒では?

 

 

 

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始めまして。 [No.477]

投稿者:兄貴(赤)

- 2002/02/22 (金) 15:21

ん~、時代と共に変って良いのは、「物語」であって、ゴジラ自体が変る必要はないと思います。

属性変更を容認する方の意見のほとんどは、「時代が変ったのだからゴジラも変って当然」

「同じではマンネリする」といったものです。

ですが、私はゴジラを取り巻く環境が大きく変化した今の時代だこそ、様々な物語を構築できると思うのです。

それは、ゴジラを変えるのではなく、社会や人々の生活が昭和30年代、40年代と比べ大きく変った「今」を 舞台にすることで、色々なゴジラ映画が作れると考えるからです。

 

だから、ゴジラ(その他怪獣も含み)を変える必要は全く無いと考えます。

変えなくても、いくらでも新しい物語が出来るはずですし、それを行うのがクリエーターの仕事だと思います。

 

と、まあ、これは既存の怪獣を「いじる」必要は無いでしょう。という話しで、

「いじってはダメです」という話しは、過去ログ参照という事で・・・

(同じ事、何度も書くのは飽きました)


 

全て読ませていただきました。 [No.472]

投稿者:灯火人 ・ 2002/02/22 (金) 06:54

 

 

管理者であるGhidorah様、並びに常連の皆様、ありがとうございます。

しっかり読みました。ほぼ直列的に並んでいるので、

以前書きました通り、整理されるとわかりやすくなると思います。

また、前回は、コスモスに関して、

非常に確信犯的に書きましたことをお詫びします。

(Ghidorah様、ご理解いただき、ありがとうございました。)

 

読後の感想としては、GMKを取り巻く物も含めて、

さすがに出きった感がしました。

興行収入に関しては、同時上映でやることでの不透明性が

出てしまうので、私としてはゴジラだけで上映してほしいです。

ただ、数字の欲しいプロデューサーは、きっとまた、

同時上映すると思います。数字、欲しいですもんね。

でも、ゴジラって看板スターだと思いますケド。

そのスターに泥を塗ったとかも、

あまり気にしていないのでしょうね。

 

映画を鑑賞したりするのには、

意味型・論理型・直感型等の、人間の解釈方法があるそうです。

(放送大学でやってた。)

直感型の人は、恐らく“面白かったんだからいいじゃん、それで。”

とか思っているでしょう。

でも、私からすると、私は作り手であり、観客であるので、

それで済まない。映画からテーマを見つけたりします。

もっと言えば、

私の論理武装を解除するような、夢幻的な映画が理想です。

例えば映画を観ている時の、その瞬間瞬間の思考を阻む形で、

映画は進んで行きますよね。そうしている間に、その大うそを

信じてしまうパワーを持っている映画が、私の理想です。

『三大怪獣』とか『モスラ』とかetc.

 

ところが、思考停止を阻んだのが、GMKです。

よく判らない内容というのと、思考停止に陥らざるを得ない、

というのは違います。画面演出やセリフ等で、モヤモヤが

増えて行くと、もう落ちつかなくなるんです。

そういう映画を観たこと、肯定論をもつ方々は、ありません?

(そういう映画の話も読んでみたいですね。)

 

多くのGMK支持の方は、直感型の鑑賞をしたのではないか、

とも思えます。ですから、Ghidora様が再三、肯定論をリクエスト

したのにも関わらず、それを整然と説明できた内容は、

残念ながらほとんどありませんでした。

 

直感型の鑑賞を責める気はありませんが、

ファンを標榜するのであれば、

また、ある程度(恐らく私より)教養のある方なら、

説明可能だと思えますけど。

 

私の混乱を収めるために、GMKのムックを買いました。

もっと書いて欲しかったですね。薄い本です。

それだけしか無いんだ、とも感じました。

本来なら、そんなこと、映画でやるべきだとも思えますが。

 

今後のことを踏まえてゴジラ映画を作る場合には、

やはり、様々な考証や設定、テーマの位置付け、ゴジラの立ち位置を

考えていただきたいと思います。何より、大ウソな映画を。

ここには、それが書かれてありました。

(流し読みとか、モッタイナイので止めた方が…。)

 

最後にGhidorah様のご提案に、賛成します。

皆様の好きな映画、聞いてみたいです。

 

 

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おお!読了お疲れさまでした [No.475]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/22 (金) 11:59

ああ!

灯火人さんのおっしゃること、なんか、すごくよくわかります。

 

私、思考停止という言葉は通常、ものを考えないという意味で悪い方向で

使っていますが、

今回灯火人さんがおっしゃっている「思考停止」というのが別の意味であって、

ものを考えようとしないのではなく、考えなくても済む、という意味であると受け止めました。

 

映画は体験的な表現です。

考えるのは見終わってからでいいんです。

見ている間は、「体験」であるほうがいいんです。

 

へたくそな映画は、不思議なことと意味不明なことの区別がついていないし、

フィルムが時間とともにどんどん流れていってしまうこと(小説なら、ページを

めくって読みなおせる)をいいことに、意味不明なことを放ったらかしてエピソードを

連ねて行くんですよ。

だから、見ているほうは考えざるを得なくなり、ひっかかってしまって乗れなくなります。

(いや、まあ、最初から考えることを放棄していればどんな映画でもなーんも考えずに見られますけど)

 

映画鑑賞態度の型のお話も大変参考になりました。

十全に映画鑑賞するためにはその3種をバランスよく組み合わせる必要があるんですよね。

(自分は直感型だから考えなくたっていいんだい、なんて開き直っちゃいけません)

 

この掲示板、本当に実のあるお話がたくさん出来たと思います。

この成果はなんとかうまい具合にまとめていつでも読める形に残したいと思います。

それには時間がかかるかもしれませんけど、いつか必ずやりますので、

この掲示板閉鎖後もときどきは私のサイト「ギドラの巣」

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/3095/

をチェックしてみてください。

 

さあ、それでは、私はこれからは好きな映画の話を中心にしてあと一週間(延長もありかな?)書いていきま す。

 

 

 

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ご苦労様でした。 [No.476]

投稿者:兄貴(赤)

- 2002/02/22 (金) 14:35

始めまして、兄貴(赤)と申します。

灯火人さんが、過去ログを読みながら書いて下さった感想は、興味深く読んでおりました。

レスが遅くなり申し訳ありません。

 

私どもの考えに御賛同頂けた様で嬉しく思います。

また、大変な労力を費やして過去ログを読んで下さった事に感謝いたします。

全ては、ゴジラ(全ての東宝怪獣)の未来の為に、ダメなものはダメと発言していきましょう。


 

理想は現実を超えられるって! [No.478]

投稿者:ゴジラとゴメス ・ 2002/02/23 (土) 05:07

 

 

ghidorah様

レスありがとうございます。 そして私のつたないHPを見てくださった皆様同じくありがとうございます。

 

こちらに参加されいる方々のログさかのぼって読ませてもらいました。皆様熱いですね!ただ主流派に対する反 対派の意見あまりない感じがしたのは気のせいかな。まあ水と油のような状態になるのが目に見えているということで、意見差し控えたファンの方々もいた かもしれません。また議論が白熱すると「掲示板荒し」が必ずでてきますが、こちらはきちんと対応されているようですね。

 

「ゴジラとは何ぞや」「世の中が変わるのであってゴジラは変わらない」

そうです、ゴジラの基本コンセプトは弄くる必要はないと思います。それを踏まえた上でいい映画を作るとした らどうしたら良いのかという事になります。

 

先日「平成ゴジラ」や「平成ガメラ」を落として少し持ち上げましたが、理想を述べさせてください。

?特撮は金がかかると言われて久しいですが、ましてこの不況下です、やりくり大変だと思いますが、こういう 時こそ最大のピンチを最高のチャンスに変えられる有能なスタッフが必要でしょう。

 

?ゴジラに限ったことではないが、日本映画の画面が暗すぎる。それこそ昔のイーストマン・コダック社のあの 明るくてきれいな画質をもういちどというところです。もしくはセンスのあるカラー・コーディネーターが必要です。何気ないドラマのシーンでも目を引く 色の物があると結構覚えているものです。

 

?また初期ウルトラ引き合いに出しますが、怪獣の出てる時間って人間の出ているそれに比べて少ないですよね  しかしなんか印象強かったのはなぜでしょう?

デザイン、いいスーツ・アクター、一目見て性格的なものが子供でも把握できるなどなど理由はあるでしょう が、詰まるところいい脚本とそれに基づくいい演出だと思うのです。極端な話ラスト四十分ぐらいまで、話の展開は人間ドラマのみで、ゴジラや怪獣と直接 リンクしなくてもいいと思いますよ。ただし、老若男女を退屈させない夢があり、面白くて、興味深げで、時折スピード感があり、世相を反映していて、痛 烈なメッセージがある展開が必要不可欠となりますが。

 

まだまだいろいろな案あると思いますが、面白い怪獣特撮映画が必ずでてくることを期待して、失礼します。

 

 

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再投稿に感謝します [No.495]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/25 (月) 10:02

>ゴジラとゴメスさん

共感すること多です。

 

画面の「色味」の問題は私も常々感じていました。

カラーで撮影できることが当たり前になってしまって、逆に色に演出を込める技が忘れられてしまったのではな いかと思ってます。

北野ブルー、なんてもてはやされていますが、昔の総天然色映画はそういう配慮をするのが当たり前だったはず なのに・・・・。

 

それから、ドラマ作りに高度な技を駆使すれば、

人間側のドラマと怪獣のドラマが表面的なつながりを持っていなくても、

双方を平行して進めつつ、全体にまとまりがあるストーリーも作れるのではないかと思ってます。

いまは、怪獣を印象付ける方法として、怪獣が映っている時間を長くするとか、

アップを多用するとかなんか単純な演出が目立つような気がします。


 

重ね重ねありがとうございます。 [No.479]

投稿者:灯火人 ・ 2002/02/23 (土) 05:16

 

 

Ghidorah様、私の拙文をキチンと説明していただきありがとうございます。

そういうことが書きたかったのであります(^_^;)。

兄貴(赤)様、こちらこそ初めまして。いやあ、他の皆様もそうですが、

全文読んだ私からすると、歴戦のツワモノって感じで、

私を確認していただくと、妙に嬉しいのはナゼでしょう、

ナンなんでしょう、私のこのポワッとくるあったかさは。

Ghidorah様、勿論、こちらこそギドラの巣へも

お伺いさせていただきます。

改めまして、今後ともよろしくお願いします。

 

私も年をとったせいか、

近頃の…という接頭語から始めるようになりました。

円谷さんの名前をエンタニエンタニと小学校の低学年から

言ってまして、あとで非常に恥ずかしい思いをしました。

私の兄姉も、エンタニファンの私に、

“こんな記事が出ていた”“今日はTVに出る”など、

よく教えてくれました。家族が一番楽しかった頃と重なります。

 

本多監督も、私は小さい頃は知らなかったのですが、

後に黒澤作品の助監督であることを知り、

“あ、だからあんなに面白かったんだ”と感心した覚えがあります。

後に、晩年の黒澤さんでさえ、本多が助監じゃなきゃイヤだ、と

言わしめるほど、丁寧な演出・人間を見据える監督の眼は、

本多さんの深い優しさからくるものだと思えます。

 

また、今回の当掲示板を読み解くにあたり、家の資料本をめくった

ところ、美術の渡辺さんの(私は、この人がまた大好きなんです!)

インタビューを再読しました。モスラをデザインした下りのところ。

カイコがいいだろうと考えたのですが、カイコの眼をそのまま

採用すると絵にならない(ご本人の言いまわし)ので、模様の部分を

眼にしたそうです。

怪獣は、怪しい獣だから、

“あくまで実在する、あるいは過去に生きていた”生物を元にする、

ということで羽はヨロイチョウのものなのだそうですね。

最近の怪獣は、前衛芸術のオブジェみたいで怪獣とはいえない、

と締めくくっておられました。

 

そういえば、当時の作品のスタッフの人達にも、

歴戦のツワモノの感じをもちます。

その制作スタンスを知るだけで、とても勉強になるもんですよね。

今回のGMK、どなたかが書いてらっしゃった通り、

あまり怪獣を好きじゃない(あるいは当時の制作感覚を

取り込もうとしないとでも言うべきか)人が作ったのではないか、

と私も思います。

先達を否定する人や、変わっていくものだというのには、

条件があります。研究したり、作ったり、壊したりの

習作としての果てない繰り返し作業の上に成り立つ、です。

先達の手法を体得してから、という前提があります。

かのピカソさんも、デッサンやクロッキー、

ムチャクチャウマイですよ。だから、ああいう童画的な

平和への祈りというか、鎮魂を絵にしても、

ああ、スゴイということになるハズです。

真似はできても、そのイズムを体得するというのは

早晩でできるものではないでしょう。

また、(例えがナンですが)

良寛さんというお坊さんの字の掛け軸も、

ヘタクソと思うかもしれません。

でも、そこには達観した良寛さんにしか描けないものが

あるのです。

 

それらを簡単に、懐古趣味として否定することは、

現在までの歴史を否定すること、

空に向かってツバ吐けば、というものです。

先達が、今までを支えてきたのだ、と思って欲しいです。

また、今後も、それを繋いでいくというのが大切です。

今回のGMKが繋いだのは、商業的なことかもしれません。

ミニチュアとかの出来はいいとは思います。

でも、そういう技法とかマーチャンタイズのことだけではなく、

イズムを繋いでほしかったんです。

そのイズムを具現化したのが、往年の怪獣映画だと思うのです。

だから、そのイズムを常連の皆様は、

様々な例示をして、肯定論の方々に伝えたかったように

私には思えるのです。イズムを継承しうる作品を。

私が書くのもナンですが、

“明日の特撮のために”(これ、いい言葉ですね。)

(ちょっと独り言とか、思ったことを書きました。)

 

 

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ゴジラについて [No.480]

投稿者:つッつ

- 2002/02/23 (土) 22:21

なるほど。確かに今のゴジラを見るといささかパワー不足と怪獣(映画及び特撮映画)に愛情が無いように思え ます。やたら第一作にこだわっているみたいで。私も第一作は好きなので言わせてもらえばあのGMKは少しも第一作の精神を受け継いでいないと思いま す。大体第一作のゴジラは戦没者の精霊ではなく伊福部先生がいうところのアンチ・テクノロジーとしての自然の怒りなんですよ。最近見直してよく分かり ました。だからGMKのゴジラはあまり恐怖を感じません。それにこの映画にモスラ、キングギドラが出てくるのには違和感を禁じ得ませんでした。

 

 

 

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本物ってなんでしょう [No.496]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/25 (月) 10:40

明日の特撮のために!

これ、かつては私とLansさんの合言葉みたいなものだったんですよ。

気に入っていただけたなら、どんどんよそでも使ってください。

なんて、言葉の「フレーズ」だけで受けを狙うんじゃ、ハンパなお笑い芸人と一緒ですね。

 

私も本多監督の演出力には学ぶところがいっぱいあると思います。

黒澤監督とは同じ山本嘉次郎監督の下についた兄弟弟子みたいな立場(その仲間には八千草薫さんの

ダンナさま谷口千吉監督も)で黒澤監督の「影武者」以降の作品では

ずーっと監督補佐をおやりだったと思います。

(戦後すぐ、出征していたため監督昇進出来ずにいた本多監督を助監督として

『野良犬』で起用した黒澤監督は、B班監督として本多監督に任せたシーンもあるとか。

それと、盗まれた拳銃を探して三船敏郎が街をさ迷うところでは、本多監督が三船さんの

代役になって背中で芝居しているところもあるとか)

で、黒澤組ではカメラのファインダーを覗く権利を持っていたのが、

カメラマン(中井朝一さんではなくなっていたのかな?)、黒澤監督、

そして本多監督の三人だけだったそうです。

その信頼関係!!

 

しかし、本多監督の非特撮映画では、私は『鉄腕稲尾物語』しか見ていないのですが、

お人柄が表れすぎというか、いまひとつ劇的激しさが足りないような・・・。

やっぱり円谷監督の燃えるような激しさと融合したときに一番輝いていたような気がします。

(円谷監督の発言力がまだ低かったころと思われる『太平洋の鷲』もいかにも本多作品という

風情で、静謐な印象がある・・・。戦争映画なのに)

 

それにしても、本多・円谷コンビのとんでもなくすごいところは、

実はすごいことを何気なくやっていることだと思います。

評論家やちょっとスカした映画ファンは大抵本多・円谷作品を馬鹿にします。

人物造型が浅いだの、特撮だけの見世物だの・・・・。

ところが、そんな間口の広さ(誰でも入りこめる)を持ち、かつ繰り返しの鑑賞に耐えるためには

どれほど緻密な計算が為されているか計り知れません。

弱点だ、なんて言われている部分も、そこを矯正してしまうと全体の構成が狂ったりするのです。

いかにも「立派なこと」をやってますよと見せかけるだけの「ゲイジュツ」映画なんかより、

ずーっとレベルの高い芸術であったと思うのです。

伊福部先生の座右の銘「上徳、徳とせず、是を以って徳あり、下徳、徳を失わざらんとす、是を

以って徳なし」(老子)を実践していた映画作品群であったと考えています。

 

そんなものすごいお手本が残っているのに、研究もせず、改革ばかり唱えて

別のことをやりたがるなんて、ええーい、言ってしまいます。

己の感性の足りなさをさらけ出しているに等しいです!

 

はぁはぁ。興奮してしまいました。

 

>つッつさん

初めまして。

ここももうじき閉鎖する予定ですが、お感じになったことがあればいまのうちにどんどん書いてください。

よろしくお願いします。


 

今のゴジラ [No.487]

投稿者:つッつ・2002/02/23 (土) 22:44

 

 

おくればせながら私もGMKについて一言。正直さほど面白くはありませんでした。実感が沸かないのです。そ れに所々隙間風が吹き飛ぶようです。このGMKは偉大なる先人が造ったゴジラというものを拘束している。それに本多、円谷コンビが築いたスピリッツを 受け継いでいない。それに話が暗すぎる。いいところもありましたが。もっとも詰め込みすぎて収拾がつかないのもありますがね。いかに黄金期のゴジラが ノスタルジ-抜きに面白かったか明らかになったGMKでありました。

 

 

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そーなんですよ [No.497]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/25 (月) 10:49

>いかに黄金期のゴジラがノスタルジ-抜きに面白かったか明らかになったGMKでありました。

意外とそれがわからない人が多いみたいで・・・・。


 

GMKに関して [No.494]

投稿者:つッつ ・ 2002/02/24 (日) 16:14

 

 

昨日の拙文に関してもう一言。 話が暗すぎるのもありますがやたら(屁)理屈がありすぎ。(G2.3もそうですが。)本物出してそれでリアルだって安易に考えている感じもします。最 近の作品はやたらと考証にこだわり、あれこれ理屈をつけ、挙げ句はそれが想像力の枷になり話のほうも飛躍が出来なくなった気がします。それに最後にな るにつけ盛り上がりも先細りになり満足感が欠けているので爽快感どころか後味の悪さを感じます。それにギドラはともかくモスラはこの映画に関しては違 和感がありました。最後にギドラに恥かかすな?。クライマックスは。

 

 

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設定マニア? [No.498]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/25 (月) 11:01

アニメブームのころからでしょうか。

設定マニアなんて言葉を聞いたことがあります。

架空のメカだったり理論だったり、空想力を設定を作るところで使い果たしてしまう人もいるみたいですね。

行きすぎて、作品内にはぜんぜん見えない「裏設定」が一杯あったりして・・・。


 

いまさらGMK批判します [No.499]

投稿者:AKI・T・2002/02/26 (火) 02:46

 

 

初めまして、AKI・Tと申します。

 googleの検索から飛んで来ました。私はGMK否定派でして、世評の高さが

どうにも我慢がなりません。今号の宇宙船やこのBBSを見て同様の思いを抱く

人が少なくともゼロでは無いということが分かって、幾分ほっとしています。

 ここに数ページ分の悪態を付きたい気分ですが(そしてそれなりの理屈を付け

る自信もありますが)、肯定派の方も見ていらっしゃるでしょうし、私の感想も

過去ログにおおむね網羅されているようなので、抑え気味で行こうかと思います。

 

 まず、私の金子怪獣映画(以下、単に金子作品と略します)の評価ですが、

G1最高!、G2・GMK最低、G3は普通につまらないというものです。

 世間じゃ少数派で寂しいですが、こちらでは意外に同意見の方が多そうですね。

 

 私が感じる金子作品の最大の欠点は、GMKに関して [No.494]つッつさんがおっ

しゃるように、考証や作品論を「真にうける」点にあると思います。

 なぜ真にうけてしまうかと言うと、ゴジラそれ自体の持つスター性を信じられ

ないのでしょう(ガメラも同じ)。出てきてアンギャーと鳴けば観客はオオと

思う、そのパワーが信じられないのでどうしても理論武装に走ってしまう。

 裏付けがある描写をすることによって説得力が増す、これはしごくまっとうな

考え方だと思いますが、私の嫌いな金子作品はその辺がクドすぎるんです。

 過ぎたるは及ばざるが如し。「怪獣なんて荒唐無稽ですけど、私の映画はそれ

なりに考えているんですよ。ホラ、それっぽいでしょ?」と全力で言い訳されて

いるように感じてしまいます。結果、私には「怪獣は荒唐無稽」のメッセージだ

けが届いてしまう。

 私が不快になるだけなら個人の感想に過ぎませんが、金子作品の罪として怪獣

を設定漬けにして矮小化してしまったというのは確実にあると思ってます。

 実際、ガメラは子供たちの間で格としてはゴジラとタメを張っていたのがマニ

アックな怪獣になってしまいましたし、ゴジラもハム太郎以下のコンテンツとい

う烙印を押されました(この項わざと誇張してます。フェアじゃないスね)。

 

 結局、スタート地点が逆なんです。「怪獣はスターだ、観客はスターを見たい

んだ」という所から始めて、じゃあスターをかっこよく見せるためにどうしよう

かと考えるのがゴジラ映画なんです。GMK以外は、USゴジラを含めてこの点

は一貫していたと思います。

 

 でも、もし今の子供たちがGMKを良しとするならばしょうが無いですね。

 私の見たところでも人気はハム太郎の圧勝でしたが、子供達はゴジラも面白そ

うに見てましたから。今後も金子ゴジラが作られていくなら、自分の気持ちに折

り合いをつける見方を考えていこうかと思います。

 

 それにしても、GMKを絶賛する映画評論家って普段何観てるんでしょ?

 ビオランテの時に「難しい、ややこしい」と言われたケースの逆ですかね?

 

 本当はこの10倍くらい楽に語れるのですが、ネガティブ一色になりますので、

この辺にしたいと思います。それでは。

 

 

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はじめまして [No.500]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/26 (火) 10:56

AKI・Tさんいらっしゃいませ。

 

閉鎖前に間に合われたこと、うれしく思います。

 

>出てきてアンギャーと鳴けば観客はオオと

>思う、そのパワーが信じられないのでどうしても理論武装に走ってしまう。

 

このご意見には唸りました。

そうなんです。

怪獣には理屈はいらぬのです。

どうしても必要なときだけ、最小限の理屈付けをするのが正しいのです。

大きいこと、強いこと、ある場合には不死身なこと、なにより無垢なことが怪獣の魅力であり、条件なのではな いでしょうか。

 

そんな理屈抜きの怪獣を素直に受け止められるのが、子供たちであり、

幼いころに怪獣を体験して怪獣を刷り込まれてしまった世代だけなのかもしれません。

怪獣がわからない奴の屁理屈に合わせて、無理やり怪獣の存在に(半端な)科学知識でバックボーンを与えよう とするのは間違いなんですよ。

 

結果的にあまりうまくいかなかったという反省はあるものの、

私は、科学を援用して宇宙を解釈するという特徴(そればかりではないんですが)を持つ、

SFという枠組の中で怪獣を描くとどうなるか、という挑戦を試みたことがあります。

当HPギドラの巣小説コーナーの「ヴィドラ・イーター」という小説がそれです。

長編であり、WEBで小説を読むのは面倒ですし、横書きになってしまっているのであまり強くお勧めする訳に もいかないのですが、

どうか根性のある方はお読みになってみてください。

ネットに氾濫するゴジラ・オリジナルストーリーとはぜんぜん違ったもの(ゴジラだ、なんだと既存の怪獣は一 切使っていません)ですし、

これでも商業誌にショートショートが採用された経験もありますので、そこそこ読めるものだと自負していま す。


 

それでは [No.501]

投稿者:ghidorah(管理者) ・ 2002/02/26 (火) 11:03

 

 

ずいぶん遅くなってしまいましたが、

私が偏愛する映画について書いてみたいと思います。

 

それは、

残念ながら円谷特撮映画ではなくて、

セシル・B・デミル監督の『十戒』なのです。

デミル監督はサイレント時代にも『十誡』というタイトルで

同じ題材を映画化していますが、今回書くのは1956年製作の

チャールトン・ヘストン主演作のほうです。

 

もう、みなさんご存知の名作映画なのでストーリーなどは省略して構わないですよね。

(まだ見たことがないという人は、見るべし!見るべし!見るべし!)

 

この映画はタイトルだけは幼いころから親の昔語りで聞かされていましたが、

初めてその映像を見たのは小学校に入ってからでした。

テレビの洋画大行進とかいう特番で一部を流していました。

確か、エジプトの軍勢を炎の柱が食い止めるところと当然、海が割れるシーンだったと思います。

その迫力に唖然として、すでに特撮マニアだった私は「この映画、絶対見たい!!」と強く思ったのでした。

 

それからすぐに全国的にリバイバル上映されて、「うおーーー。見に行きてぇっ」と思ったものの、

資金(お小遣い)不足だったか、『十戒』リバイバル直前に『猿の惑星征服』(『007死ぬのは奴らだ』だっ たかな)

を見てしまったために、親からしばらく映画は我慢しろといわれたためか、どうしても行けませんでした。

大変悔しい思いをしたわけですが、昔は良かったと申しましょうか、

地方都市にも名画座というような2番館があったのです。

何ヶ月か過ぎたころに、そんな名画座(実は、劇場名がまんま「名画座」といいました)で

『十戒』と『フォロー・ミー』(ミア・ファーロー主演の恋愛映画だったかな?)の2本だて上映が

始まったのです。

今考えると、4時間近い大作を別の映画と一緒に上映するなんて無謀ですね。

で、どうしても『十戒』を見たかった私は名画座なら150円か200円だし、なんとか見に行こうと画策。

ただ、まだ小学生だったので親が一人で見に行くのはだめだと強く止めるもので、

当時中学生の兄を引っ張り出して一緒に行ってもらうことに成功したのでした。

(『フォロー・ミー』のほうは、エンディングしか見なかった)

 

3時間50分、画面にくぎ付けでした。

私の心は時間と空間を飛び越えて3000年前のエジプトに連れ去られてしまいました。

 

その後、高校時代にもリバイバル上映があって、そのときは『十戒』一本でしたが、

朝から晩まで劇場に居座って、続けて2回見たりしたものです。

 

そして、ビデオ時代が到来してからは、レンタルして見る、(もう時効かな?)ダ○○グしちゃう、

LDもトリミング版とワイド版両方買ってしまう、と、いままで何度見たでしょう。

(それでも、円谷特撮映画ほど繰り返し見てはいませんけど)

 

何度見ても感心するのは、その見事なバランス感覚です。

個人の人生を描き、社会や民族といった集団を描き、人間の醜さと美しさを並列し、さらには映画ならではの

映像ショック(特撮ですね)をエンターテイメントとしてちゃんと取り入れている。

そういったそれぞれの要素も、深入りして興を殺ぐことなく、かといっていい加減にごまかしもせず、

見る人の興味に合わせていろんな角度から楽しめる、完全映画に近いものではないかと思います。

 

そりゃ、古代エジプト人が英語を話すのは変だ、なんて突っ込みもありそうですが、

それでいいんです。

映画は虚構なんです。「夢」なのです。

 

冒頭、ファラオの命令によってヘブライの赤子が皆殺しにされるシーンでの、

母親の虚脱した表情(ぎゃーぎゃー泣き喚いたりしない)に、我が子を失った深い絶望が描かれ、

また、難を逃れた赤ちゃん(のちのモーゼ)が当のファラオの王妃に拾われて育てられる皮肉。

モーゼとネフレテリの恋、そしてモーゼとセフォラとの愛の対照的なこと。

エジプトがヘブライの民を奴隷として使役することの罪、その開放。

ラメシスと結婚し、ファラオの妻となりながらもモーゼに恋情を抱くネフレテリがその恋情ゆえに

激しくモーゼを憎む様。

神との邂逅によって、神の力を得たモーゼであっても、ヘブライの民を導くことに感じる恐れ。

そんな人間のさまざまな思いを取りこみながら、

特撮映像が、あるときは映画表現の補助としてさりげなく使われ、

またあるときは特撮が主役になって大きな見せ場を作る。

前者でいうと、モーゼが出エジプトを果たした後、呆然と玉座に座るラメシスとネフレテリにカメラが

すーっと寄って行くカットで、

シナイ山遠景にオーバーラップして行くのですが、そのとき、単純なオーバーラップではなく、

まず玉座のみが透けて来て、ファラオ夫婦の顔ははっきり画面に残っていて、

敗北したエジプトの象徴を強調してからシナイ山へと画面が移行するはずです。

ちょっと見ではわからない、複雑なマスキングを使っていると思われます。

後者はもちろん、海が割れる壮大なスペクタクル、そしてエジプト軍を阻む炎の柱、また、岩に十戒を

刻む神の指・・・・。

海という巨大な質量をもつ水が逆巻き道を開くという、現実には絶対に見られない光景を体験させてくれる

すさまじさはこれぞ特撮の醍醐味、と言えますし、作画合成による炎の表現も光で興奮するという人間の

習性をくすぐる見事な特撮映像でありましょう。

 

同じような基本形をもつ『ベン・ハー』より『十戒』のほうが好きなのは、

やはり特撮が前面に出てくるシーンがちゃんとあるからかもしれません。

また、『日本誕生』で円谷特撮が表現した天変地異や怪異に比べるといまひとつ地味なのでありますが、

作品全体が持つドラマ性は圧倒的に『十戒』の勝ちですし、ハリウッド映画の物量にはかなわない部分もありま す。

 

きっと、個人の行き様を描く上ではもっと優れた作品があるでしょう。

社会の動きを描くことでももっといい作品があるでしょう。

特撮スペクタクルだけに絞れば、私としても『日本誕生』のほうが好きかも知れません。

 

それでも全体のバランス、充実感において『十戒』を超える作品にはまだ出会っていません。

 

最近になって、円谷英二監督がこの『十戒』を高く評価していたことを知りました。

その特撮部分を研究なさっていたことは以前から知っていたのですが、映画作品としての評価もまた

高かったことを知り、円谷監督もこんな映画を作りたかったんじゃないだろうか、と想像しています。

そして、日本映画の枠では、円谷監督が本当にやりたかったことをついに実現できずに終わったのではなかろう か、と。

 

『十戒』にも不満がないわけではないです。

ストーリーのテンポの問題か、上映時間の問題か、モーゼを育てている王妃と本当の母親がどうやら連絡を取り 合っていたらしきこと

とか、神と対話したモーゼがエジプトに舞い戻る過程で実兄のアーロンと出会うくだりなど結構ドラマ上重要な 部分を

省略しているフシがあるあたり、話がつながらないぞ、とひっかかる部分ではあります。

 

さて、先ごろDVDで発売になった『十戒』も入手しました。

まだ4時間じっくり見られる時間が取れずドルビーデジタルサウンド5.1chになった『十戒』は体験してい ませんが、

これから見るのが楽しみです!

 

 

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十戒 [No.502]

投稿者:AKI・T

- 2002/02/27 (水) 00:21

ghidorah さんのように深く語れる分けではないのでほとんどチャチャですが、

『十戒』は私にとっても、初めて一人で劇場へ見に行った洋画なので思い入

れが強い映画です。

 DVDも購入しました。今見ると、いちいちセットを組んで会話シーンで話を

つないでいくシンプルさと、ゴージャスな色彩感覚が印象的です。

 劇場で見たのは中一くらいの時だったので、色々世の中について考え始める

年頃だったせいか「なんでモーゼの側ばかり正義があるんだよ!」と反感を持っ

た記憶があります。アヌビス像が超パワーで動き始めないかとか期待したりして。

 最近だとドリームワークスのアニメ『プリンスオブエジプト』がモーゼを扱っ

ており中一時代の私に応えるかのように、宗教の多様性に配慮をした描写に

なっています。勝手なもので、こちらを見たときには「やっぱこれじゃヌルいわ」

とか思ってしまいました。

 

 それから、下の駄文に返答していただきましてありがとうございました。

 

 

 

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ちゃんとした映画の話をするのは楽しいです [No.503]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/27 (水) 11:51

AKI・Tさん、再びのご投稿に感謝いたします。

 

>なんでモーゼの側ばかり正義があるんだよ!

 

おっしゃる通りだと思います。

私も、この映画は好きですし、見事な出来映えだと思いつつも、

結局は「彼ら」の神を背負っちゃえばオールマイティかいっ!と

反発する気持ちもあるんです。

 

ただ、デミル監督が単純にそう思っていたわけでもないだろうな、

とも思ってます。

古代の物語であり、ヘブライの神を絶対者として設定することで

人類共通の倫理(まさに十戒)を訴えることが容易になっているのだと

思ってます。

(でも、姦淫したっていいじゃん、というのが私の考え。やらしー!)

 

そしてまた、キリスト教以前の聖典を基にしているあたりも

(アメリカ国内的には)生々しくしないための配慮か?

とはいえ、『十戒』の昔から、宗教的な対立が民族間の争いに深く関係していること、

それは今も変わらずですね。

 

『プリンス・オブ・エジプト』では宗教の多様性の問題も取り扱っているのですね。

あれは、ラスト10分ぐらいだけ片手間に見ちまったのでなんにも言えませぬぅ。

 

 

なんていうようなことを語り合うのが、映画鑑賞後の本来の意見交換なんですよね。

 

 

 

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プリンス・オブ・エジプト [No.505]

投稿者:AKI・T

- 2002/02/28 (木) 00:41

>『プリンス・オブ・エジプト』では宗教の多様性の問題も取り扱っているのですね。

 

 いえ、宗教の多様性の問題を扱っているというよりは、他宗教に配慮をして

表現が慎重になっているというレベルです。

 モーゼはラムセスの立場を最大限尊重していますし、ラムセスの神もちょっと

は奇跡を起こします(アヌビス像はやはり動きませんが)。『十戒』のモーゼに

比べると随分と弱腰で頼りない感じです。こちらのモーゼも嫌いではないです。

 ただ、価値観が対立するとき白か黒かキッチリ言い切ってしまうのは、分かり

やすい映画を作る一つのテクニックでしょう。

 実際には白か黒かはケースバイケースで色々でしょうが、例外まで言及すると

かえって混乱の元にもなりますしね。

 

 

 

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そうそう [No.507]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/28 (木) 13:59

>価値観が対立するとき白か黒かキッチリ言い切ってしまうのは、分かり

>やすい映画を作る一つのテクニックでしょう。

 

確かにそうですね。

ですから、ストーリー作りのもっとも簡単な基本形は

「戦い」をテーマにしたものになるのでしょう。

つまり、敵・味方、とはっきりした二項対立で事を進める事が出来ますから。

 

もちろん、そういう二項対立への反省を含ませたストーリーに発展させるのも

物語のおもしろさですし。

まあ、ちょっと最近のものは、「盗人にも三分の理」的発想のものが多いような気がして、

だめなものはだめ!と言いきる力強さに欠けるように思います。(特に日本の作品にその傾向が

強いような・・)

 

と、いいながら、怪獣映画は怪獣の存在に善悪というような単純な二項を持ち込まないところに

良さがある、ということも以前書いたりしましたけど。

 

というようなレベルでの感想を言いたかったですよ、GMKにも。


 

閉鎖の段取りについて [No.504]

投稿者:ghidorah(管理者) ・ 2002/02/27 (水) 12:04

 

 

明日一杯でここも閉鎖ということになります。

 

まずはパスワード制限をかけて、これまでのログを最終的に保存し、

しかるべき編集の後にギドラの巣にて公開し直したいと考えています。

 

閉鎖後になにかメッセージがある方は、ギドラの巣ギドラ掲示板のほうへお願いします。

 

これまでなんらかの投稿をなさって下さった方々、

そしてGMKに関しての思い、考えを発表なさって下さった方々に深く感謝いたします。

 

また、宇宙船誌上に私の投稿を採用してくださった編集部のみなさまにもこの場を借りて篤く御礼申し上げま す。

 

次の新作ゴジラが公開されるころに再びこのような企画を展開するかどうかは決めかねておりますが、

特撮への思い、ゴジラへの思いは以前にも増して燃え上がっております。

きっと、また、私は「何か」やらかすと思いますので、みなさまと再びまみえることがございましたら、なにと ぞよろしくお願いいたします。

 

では、

明日の特撮のために!!

 

ギドラの巣

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/3095

 

 

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明日の特撮の為にっ! [No.506]

投稿者:Lans

- 2002/02/28 (木) 13:27

ghidorahさん、お疲れ様です。

 

ここの掲示板はGMK賛成色の強い昨今の特撮情勢の中、

感情的非難を恐れずに比較的冷静に批評を行えた掲示板として、

非常に存在意義をもっていたと思います。

 

このような批評の場を提供してくれた事に感謝いたします。

ありがとうございました。

 

そして、お疲れ様です(w

 

この掲示板は終了しても、ここに書き込まれた方々の特撮に対する熱い想いは

GMK賛成派、反対派に限らずに確かなものであると思います。

 

これからも特撮の発展の為、お互いに頑張りましょう。

 

「明日の特撮の為にっ!」

 

(でわ、なにか機会があったら今度は通常の掲示板でお会いしましょう(w

 

 

 

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未来に向かって! [No.508]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/28 (木) 14:01

Lansさん、多くは申しません。

多謝多謝多謝!!!です。

 

 

 

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楽しませていただきました。 [No.509]

投稿者:イカ課長

- 2002/02/28 (木) 17:44

ずっとROMはしておりましたが、書き込みはモチベーションが維持しきれず…

毎度丁寧にレスをくださったghidorahさんに申し訳なく思っています。

 

今年の暮れは、また違った論調の掲示板が立ちあがると良いですね。

もし同様の論調の掲示板となっても、それももちろん意義のあることだと思います。

 

では、私めも…(^^)。

明日の特撮のために!!

 

http://www.h3.dion.ne.jp/~tacopost/index.htm

 

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とりあえず今日が最後ですね。 [No.510]

投稿者:兄貴(赤)

- 2002/02/28 (木) 17:50

昨年11月でしたっけ、ここが開設されたのは?

いや、映画祭前だったっけ、そうすると10月かな?

いやぁ~、皆さんお疲れさまでした、4ヶ月の間に沢山の方から沢山の意見が出されて非常に有意義なBBSと なりました。

当初は、私とギドラ氏の二人しか参加しないのではないかと心配したのですが、新しいお客さんも来て下さって 本当にありがたい事です。

思えば昨年春、GMKの概要を聞いた時点で猛反発を始め、出来上がった映画は予想以上にひどいものでした。

今後、この様なひどい怪獣映画が作られる事のないように、我々ファンも一層気を引締めなければならないと思 うのであります。

 

次回作の噂も聞こえておりますが、まだ噂の段階です。

正式な発表があったら、また皆さんとおおいに語りたいと思います。

新しく来て下さった方々も、ここは閉鎖されますが通常のBBSは、いつでも開いておりますので、是非今後は そちらの方に遊びに来て下さる様お願いします。

もっとも、こことは正反対に「アホ」ネタ炸裂BBSですが・・・

 

最後に、管理人ギドラ氏、お疲れさまでした。

ここの存在は、非常に大きなものであったと考えます。

また、必要な時が来たらやりましょう!

(好きな映画を語る時間がなかったのが残念ですが、それは次回という事で)

 

PS:Lansしゃん、しばらくは「ヘラヘラねた」で遊びましょうか?(笑)

 

 

 

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これが終わりではなく、これから始まると信じて [No.511]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2002/02/28 (木) 18:54

>イカ課長さん

ご丁寧にどうもありがとうございます。

作品を語るにあたり、いくら欠点が見えるからといって、

ここまでやり込めなくてもいいのではないか、という申し訳なさも

感じないではありませんでした。

それでも、私がしつこいほどに分析を試みたのは、

やはりゴジラが好き、特撮が好き、円谷特撮で生きる喜びを教えてもらったという

己の生き様が試されている時ではないかとの思いからでした。

GMKを楽しまれた方々にとっては相当不快な発言もあったかと思います。

その部分においては、申し訳なく思っています。

それでも、私の立場からの忌憚のない意見をすべてストレートに発することもまた

一ゴジラファンとしての義務であると考えました。

イカ課長さんのゴジラを「広める」ための活動も大変有意義なことであると思います。

これからのご活躍にも期待しております。

 

>兄貴(赤)さん

もう、最後まで毒舌なんだからぁ。

とはいえ、兄貴(赤)さんのはっきりしたご発言には私も勇気付けられることが多かったです。

本当にありがとうございました。

先日、某ラジオ番組で松本人志さんが、

「世の中では、言いすぎだ、と責められることはあるが、言わないことを責めることがない。

それはおかしいんじゃないか。何かについての意見を言いすぎで責めるなら、

なんにも言わない奴にもペナルティが必要じゃないか」と言ってました。

まさにその通り、と感ずるところがありました。

沈黙は金、なんていいますが、実際の世の中では、なんにも言わないことで、

どっちにでも付けるようにうまく立ち回っている奴が多すぎるんですよ。

口ばっかの奴も困りものですけどね。

これからはまたギドラ掲示板で馬鹿話を繰り広げましょう。

なんて、ギドラ掲示板でもときどきむつかしい話もしますけど。

 

 

さて、私の書きこみはこれが最後になるかと思います。

それでも、明日の午前零時にパスワード制限をかけるまでは書きこみ出来ますから、

駆込みの書きこみ(駄洒落じゃなくてぇ)も歓迎です。

ギドラの巣に転載すればちゃんとみなさんの目に触れることも出来ますから。

 

書きこんでくださった方はもちろん、お読みいただいた方々にももう一度感謝の意を表明いたします。

どうもありがとうございました!!!!!!

では、これにて!

 

 

 

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いろいろ失礼致しました [No.512]

投稿者:K4

- 2002/02/28 (木) 22:13

私の不躾な意見に丁寧に答えていただき

ありがとうございました。

ここで話されたことを自分の中のステップと出来るように

してゆきたいと思います。

繰り返しになりますが、いろいろとありがとうございました。


K4さんの最後の書き込みにレスしていないので、ここに書きま す。
思えば、いわゆるトラゴジ公式BBSからK4さんとは4年近いお付き合いということになりますね。
(それはLansさん、兄貴(赤)さんもご同様)
私にとって、ゴジラというのはただ好きとか心のお休み処というものではないのです。
ゴジラに代表される円谷特撮映画がこの世に存在してくれたおかげで、
(大げさではなく)人生の楽しさ、芸術の豊かさを感じることが出来ました。
ゴジラ映画が引き続き製作されるということは、円谷特撮映画のような感覚を持った映画が
いつか再び作られるのではないかという希望に繋がるのです。
ですから私は今のゴジラをも応援するのです。
もし、これからのゴジラが完全に円谷監督のセンスとは別の物にならざるを得ないと
「証明」されてしまったなら、もはや今後のゴジラに期待することはありません。
同時に円谷監督のセンスを引き継ごうとしないゴジラなら、「やめてくれ!!」と主張したいところです。
(絶対、そんな必要はない、という確信がありますけど)
K4さんは私とは違った立脚点からゴジラを応援なさっているのだと思います。
それでも、正面からお話し下さり、ねばり強く議論してくださる態度には敬服しています。
どうかこれからも飽くことなくゴジラ・特撮に関して考え抜いて、
必要とあらば意見を発表するという活動を続けていって下さい。
私は、今回のGMK掲示板で意見として発表しておくべきことはほぼ網羅出来たのではないか、
と感じておりますので、「語る」ことはしばらくないかもしれません。
もちろん、新作に関する感想・意見はその都度どこかに書くと思いますが、
この掲示板でのように微に入り細を穿つようなことはもう書かないでしょう。
必要があれば、このGMK掲示板大全を参照せよ、と提示するぐらいですね。
またなにかの機会でお話しすることもあると思います。
そのときはどうぞよろしくお願いします。
(あ、通常のギドラ掲示板にいらっしゃってもいいんですよ。シーズン中はF-1の話ばっかりしてますが、
私の本道は特撮映画ですから)

K4さんだけでなく、書き込んで下さった方々すべて、そして運営 中、この転載を
お読み下さった方々すべてに再び感謝の意を表します。

ありがとうございました!!

GMK掲示板大全のこと、どんどん宣伝してね~ん
2002,3,17ghidorah