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GMKを語るにあたり [No.54]

投稿者:ghidorah(管理者)

2001/11/04 (日) 17:10

 

どうにか、国際映画祭の上映を見に行くことが出来ました。

 

これからGMKについて語り、話し合って行きたいと思いますが、私の意見はかなり厳しいものになります。

そこでご理解いただきたいのは、決して私は作り手をなじるためにきつい意見を書くわけではないということで す。

もちろん、だめだったと思うところについては、作り手の能力を疑うような物言いをしてしまうかもしれませ ん。

それでも、私は一本の映画を完成させるためにはとてつもない苦労がつきものであることを知っています。

8ミリの素人映画でしかありませんが、私自身何本もの映画を作った経験があります。

いい加減な気持ちで映画を作れるはずがないことを知っているのです。

ですから、GMKの不備な点を指摘していても、その作り手の情熱や真剣さを疑うものではありません。

 

そして、もし、今後もゴジラ映画、怪獣映画が作られることがあるなら、GMKの失敗を繰り返さないために、 なにが問題であったのかを明らか

にする必要があると痛感しています。

 

GMKをおもしろいと感じた方もいるでしょう。

それなら、なぜおもしろいと感じたかをぜひ説明して下さい。

私の視野から外れたところにちゃんと価値のある映画だったら、私の価値観と合わせ、止揚することでもっとい い映画をつくるための方法が見

いだせるかも知れません。

 

GMKは私の映画観、物語作法に照らせば、なにも見るべき点のない作品だったのです。

子記事

 

 

 

あ、事前にご注意しておこうと思ったのに(^_^;) [No.55]

投稿者:祝 二十郎

- 2001/11/04 (日) 18:17

ghidorahさん、映画祭こられてたんですか。声かけていただければ良かったのに(^^)。

 

兄貴さんとghidorahさんは、多分観ると頭に血が上る可能性があるので、観ないほう

がいいかも?って書きにきたんですが、遅かったようですね(^_^;)。

 

私の映画鑑賞直後の感想として「なんか釈然としない、納得いかない」だったのですが、何故そ

ういうふうに感じてしまったか、これから映画を反芻して考えてみることにします。

 

しかし、金子監督は怪獣そのものに全然思い入れが無いのか、どの怪獣も全然キャラが立ってな

かったのは「怪獣映画」としては問題ですねえ(+_+)

http://www.godzillamovies.org/

 

 

しっつれいしました [No.57]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/05 (月) 10:09

いやー、見る前も見た後も、とても人とお話しできるような心境ではなかったのです。

祝さんもいらっしゃっているのだろうな、とは思いましたが、

むしろ顔を合わせないようにしていたという状態に近かったのでした。

大変失礼いたしました。

恒例の大オフ会は盛り上がったのでしょうか。

 

兄貴(赤)さん(ここではさん付け)も・・・・、じつは見てます。

これからここもちょっと大変なことになりそうです。(なんつって)

 

そーですねー、徐々に話を進めて行くつもりですが、

「怪獣映画」という枠から離れても、「なぜの嵐」ってな作品だったと思います。

なにもかもばらんばらん。(だったら、バランを出せよ!とくだらない冗談を

言うしかない・・・)

 


映画の感想というのは十人十色 [No.56]

投稿者:高久正之

2001/11/04 (日) 18:35

 

今日は高久です。昨日は東京国際映画祭にてGMKを観ました。

さて、私の感想は、怖いし残酷だけれどメッセージ性もあるし

結構素直に楽しめました。荒削りで盛り込み過ぎな演出もある

けれど私的にはOKかな。映画の見方は人それぞれ。

映画は娯楽だし自分が楽しめればそれで良いと思うのだけれど。

子記事

 

 

 

それをいっちゃぁおしまいよ [No.58]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/05 (月) 10:14

おお、高久さん。

お久しぶりです。そして、ここでは初めまして。

 

>映画は娯楽だし自分が楽しめればそれで良いと思うのだけれど。

 

これはもうおっしゃるとおり。

いい映画かそうでないかは、最終的にはそれぞれの心の問題ですから、

自分が基準になるしかないですね。

それでも、そんなそれぞれの受け止め方にも、

明確な線引きは出来ないまでも、「極めて個人的な知識・経験に基づく

感動」と「知識も経験も絡まない、普遍性を持った感動」の間で

どちらかに寄っているのではないでしょうか。

 

映画を見た後で、誰かと話し合いたくなるのはなぜでしょう。

同じ感動を共有したかどうかを確かめること→これを進めれば、おもしろかったと思う

作品をさらに深く鑑賞出来るかもしれない。

違う見方があるかもしれないという知的好奇心→別の見方を知ることで、

つまらなかった作品も自分の見方が甘かったためにつまらなく感じたのかも、と

知ることが出来るかもしれない。

 

作品について他人と語り合うことは決して無駄ではないです。

 

さらに、ゴジラ映画の場合、本当のオリジン(その発想やキャラクターの組立法)を

知っているクリエーターがすでにこの世にいないため、

ゴジラ好きみんな(プロ・アマ問わず)が「考え」「発言し」、その魅力を

守っていかなければならないのではないでしょうか。

 

さて、GMKを語るための掲示板としては、

高久さんに質問させて下さい。

高久さんが感じたGMKのメッセージ性ってどんなものですか?

それは劇中のどの展開から感じたものですか?

 


良かったところ(ネタバレあるよーん) [No.59]

投稿者:ghidorah(管理者)

2001/11/05 (月) 10:27

 

No.54で何も見るべき点がないと申し上げましたが、すこし訂正。

ちょっとはいいところがありました。

 

まずは、ゴジラ攻撃に利用する削岩弾が怪獣対策のために開発されたものではなく、別の用途のためにすでに あったものを転用したこと。

これは大事です。

怪獣が社会に対する異物であるなら、社会は怪獣をあんまり意識していないほうがドラマが盛り上がるはずで す。(まあ、GMKではその他の

演出が裏切っていますが)

 

ゴジラに破壊された戦闘機が民家に墜落して破壊するという演出。

怪獣が暴れたとき、その影響が直接の対戦相手を超えて無関係なところにまで破壊をもたらすという演出は大事 です。

こういう感覚が怪獣映画を通じて戦争を感じさせることにも繋がりそうです。

(同様に、ゴジラ対バラゴンにおいて、報道ヘリが巻き込まれるのもよかった)

 

それから映像面で、人物とミニチュアの合成や実景とセットの合成など細かい処理がなされていて「ほう!」と 感心しました。

 


ゴジラについて(ネタバレ) [No.60]

投稿者:ghidorah(管理者)

2001/11/05 (月) 11:13

 

今作でのゴジラははっきり言ってかっこわるいです。

立ち姿、歩く姿、なにをやってもどこか不格好でした。

頭がでかくて、がくがく揺れる。

猫背というより、肩から首ががくんと下がっている感じ。

下半身が太りすぎで、精悍さがない。

腕の動かし方が花菱アチャコである。(「もー、むちゃくちゃでごじゃりましゅるがなぁ」)

そこにあの白目です。

 

うわー、なんだこりゃ、と思いました。

 

ところが、その「演技」はとても動物的なのです。

困惑したり、敵を探してきょろきょろしたり、威嚇したり・・・・。

天本英世さん演じる老人が「ゴジラは残留思念の集合体だ」とセリフで言ってますが、そうじゃないですね。

ゴジラこそちゃんと肉体を持った動物として描かれていました。

それなのに、白目になることで見た目が間抜けすぎるのです。

ゴジラの視線がわからないようにしたいなら、どうしてゴジラにあたりを見回すような仕草をさせるのですか?

見ているのか見ていないのかわからないように感じさせるための演出ってあるんじゃないですか?

デザインと演出の不整合が、だらしなさを感じさせ、ぶざまに見える原因では?

 

それから、このゴジラは、果たして悪い奴だったのか?

焼津で逃げる群衆に向かって放射火炎をぶっ放したときには、確かに人間に対する悪意のようなものを感じまし たが、その後のゴジラ君は降

りかかる火の粉を払いのけているだけで、別に悪さをしているようには見えませんでしたが。

 

バラゴンもモスラもギドラもゴジラに挑みかかっていったわけですから、ゴジラが闘うのは当然ですね。

 

バトルが盛り上がらない原因として、ゴジラの放射火焔の威力を強くしすぎたこともありますね。

あれでは、スペシウム光線ですよ。

怪獣同士の丁々発止の攻防がないとバトルアクションは盛り上がりません。

ゴジラがどんなタイミングで放射火焔を吐くかだけが問題になってます。

 

それから、いくら体内から穴を開けられたからと言って、その穴から放射火焔が漏れるとは、一体どんな発想な のでしょう。

裏設定はいろいろあるんでしょうけど、あまりにも単純な発想でした。

(しかも、ゴジラは口を開けているわけで、漏れるにしても口からも出なければおかしいでしょう?)

 

ゴジラ君の最期は、やっぱりタイムボカンでしたね。

悪トリオが悪玉メカ「アチャコゴジラ」に乗っています。

マージョ「グロッキー、目の前に由里がいるよぉぉ。やっておしまい」

グロッキー「アラホラサッサ!」(発射ボタンを押す)

マージョ・グロッキー・ワルサー「??」

マージョ「どうしたんだよぅ。火焔が出ないじゃないのさ」

グロッキー「おかしいですねぇ。ちゃんとエネルギーは放射してますよ」

マージョ「もう一度発射するんだよぅ」

グロッキー「はい、マージョさま」(と再びスイッチオン)

どおおんと揺れるアチャコゴジラ。

ワルサー「あんれぇぇ。火焔が漏れてまっせぇ」

マージョ「なんだって?」

ぐらりと揺れて、海中に落ちていく。

グロッキー「あああああ、沈んじゃうぅ。ぼくちゃんの最高傑作アチャコゴジラがぁぁぁ」

そのとき、立花の乗った潜航艇がゴジラから脱出していく。

それを見たマージョ「あああああ。あいつ、逃げる気だねぇ。グロッキー、撃ちな!」

グロッキー「でも、マージョさまぁ、漏れてるんですよぉ」

マージョ「このスカポンタン!立花が逃げてるんだよっ。最大パワーで発射しな」

グロッキー「知りませんよ。責任はマージョさまですよ」

マージョ「(火焔のパワー調整スライダを全開)撃たないと今月給料なしだよっ」

グロッキー「ええええええええ!!ポチっとな」(飛び出した目玉でボタンを押す)

アチャコゴジラの全身を光が包み、大爆発!!!!!!

粉々に砕けた体の中から、心臓部に格納されていたタイムガイコッツがなんとか無傷で出てくる。

その内部では悪トリオがペダルをこいでいる。どくんどくんと脈打つタイムガイコッツ。

マージョ「どーしてこうなるのさ!」

ワルサー「わてはしりまへん」

グロッキー「マージョさま、ぼくちゃんの給料でますよね」

マージョ「うるさーい!あんたの給料つぎ込んで、次のメカ作るんだよっ」

グロッキー「えーーーー!」

 

はぁ。そんな感じです。

 


缶詰 [No.63]

投稿者:鈴鹿の友

2001/11/05 (月) 17:39

 

昨日の朝日新聞に、ゴジラの肉の缶詰の記事が出ていました。

以前、BBSでその話題がありましたよね。

記事によると「24(12だったかな?)種+プレミア缶」があるとか。

プレミア缶はいったい何のお肉なんでしょう???

すごく知りたくなり、ここに投稿させて頂きました。

趣旨と違って済みません。

(だってBBSのトップにリンクがあるんですもの・・・)

子記事

 

 

 

あ、私も知りたい [No.64]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/05 (月) 18:48

おおっと、鈴鹿の友さん、こんなディープなところにまでお越し下さるとは、恐縮です。

ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃は、とても怪獣マニアではない人にはお勧めできませんが、もし、 ちょっとでも興味を惹かれ

て、お金と時間に余裕があればご覧になってみてください。

そして、怪獣マニアではない視点で感想などいただければ、とっても嬉しいのであります。(封切りは12月 15日)

いちおうフォローしておくと、見ていて飽きるということはないはずです。

 

で、ゴジラの肉缶詰ですが、たしかタカラから出るんですよね。

しゃれで食べてみようか、なんて思っております。

プレミア缶は、やっぱり鯨肉かなぁ?

 

もう、怪獣ネタならこっちの掲示板でいいので、柔らかい話題もどんどん受け付けます。(議論というやつに抵 抗を示す人《議論と喧嘩

の区別がつかないらしい》も少なからずいるみたいで、でも、そういう人の意見も広く聞いてみたい。

そのためには柔らかい話題で引きこんで、と・・・。なんてここに書いちゃ、意味なーいじゃーん)

 


GMK所感 [No.61]

投稿者:K4

2001/11/05 (月) 15:10

 

皆さん、言いたいことが山ほどあるのになんと書けばわからない、といった感じですね。

キーボードを前にどこのBBSでもなかなか書けずにいる姿が目に浮かぶような…

私も少しずつ思ってることを正直に書いてゆこうと思います。

 

さて…

GMKにおけるゴジラがどういう存在かを考えるなら「ゴジラは残留思念の集合体だ」

という台詞以外は推測できないから、それを手がかりにどういう存在か解き明かすしかない。

私なりの「好意的」解釈をします。

今回のゴジラは肉体を持ってます。

呉璽羅は古代から「くに」を巡って一万年の周期で護国聖獣と戦いを繰り広げてきたのでしょう。

それが水爆実験で一万年も経たないわずか2000年で封印された石を破壊され呉璽羅の封印が解かれて

しまった。

水爆実験に耐えられるほどの肉体に、さらに放射能の影響で強暴かつ横暴になって。

このゴジラの肉体を突き動かすものが第二次大戦のあらゆる残留思念なのだと考えます。

1954年には護国聖獣が目覚めることもなく、芹沢博士によって葬られたが、

平和が続いた現代、パワーアップしてしまった呉璽羅に対し婆羅護吽、最珠羅、魏怒羅、の

護国三大聖獣の復活無しに「くに」を守ることは出来ないと「くに」の意志=伊佐山老人が

動いた、と。

霊魂だから現存するのはおかしいのではなく、肉体を動かしているのが「残留思念」や「くに」

の意志なのでしょう。だからバラバラに粉砕されたゴジラの肉体に対し、心臓は動き続けている…。

(あの白目はその象徴と考えます。もちろん演出上、感情移入さえ受けつけないように

しているのだと思いますが。カッコ良さも感情が入ってしまいますからね。)

 

ただ…

それを劇中で説明や追及してゆくと「ゴジラはいったいどんな生物(?)なのか?」という

近年の作品の轍を踏むことになります。ゴジラ解明のための映画に陥ってしまう可能性が

あるわけです。

人類にとって、人知の及ばない存在としてゴジラが存在する。それに対し3大聖獣が戦う。

人類のためではない。過去からの戦いである「くに」のために。

それを今の日本にいる人間たちがどう受けとめ、どう動くか、何をすべきか、その時に人間は

何をするのか、というのが今回のGMKの軸なのだと思います。

 

さて、そんなGMKですが、他所のBBSにも書きましたが、見終えた直後は

すぐさま拍手をするような気分にはなれませんでした。

気持ちの中での葛藤です。

映画の一要素かつ重要な部分である映像についての満足感がある一方で、上記の設定を含め

内容に対して一言では説明できない気持ちの問題。

>でもこれは映画の善し悪しでなく、自分自身の先入観、思い入れの部分

>だということだったと思う。多分。

>何時の間にか自分の中の怪獣像と照らし合わせてしまってるんですよね。

1作目とGMKという世界観の中でのこと、と解釈はどうにでもなります。

でも、それをどうしてゴジラ、キングギドラ、モスラ、バラゴンというキャラクターで

展開されるのか、が整理しきれないでいるのだと思ってます。

自分の中にある怪獣への思い入れが、GMKにおける怪獣たちの描き方、愛情の欠如の部分

に対し拒否反応しているのかもしれません。

子記事

 

 

 

これから徐々に書いていきます [No.62]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/05 (月) 16:39

K4さん、ご投稿ありがとうございます。

 

私の中では、GMKの評価、それほど混乱してはいません。

ただ、「これではまずいだろう」と思える部分があまりにも多いので、細かく分離して書いていこうと思ってい ます。

 

全体を貫く問題点は、

設定の不合理性と(セリフで語られる)設定と具体描写の不整合であると思っています。

それが、観客に混乱をもたらしているはずです。

 

K4さんの好意的解釈も、劇中語られた設定をひとまず受け入れて、その世界の中ではありうるかもしれない背 景ということですよね。

しかし、そんな描写があったのか、ということです。

劇中の出来事として、セリフで語られた設定を反映したエピソードがどれだけ描かれたのか・・・。

 

初代ゴジラは殺されている世界です。

では、今回のゴジラは何をきっかけに目覚めたのか。

(原潜事故?強引に結びつければそういうことになるのか?)

 

それを描くことが、今回のゴジラの「属性」を見せるための重要な手段ではありませんか?

 

それと今回のゴジラ、確かにかっこわるいですが、こちらの気持ちを突き放すような冷たさはなかったですよ。

No.60でも書きましたが、好きにはなれないとしても、ゴジラの気持ちが見えるんですもん。

 

 

確かに [No.65]

投稿者:K4

- 2001/11/05 (月) 21:23

>では、今回のゴジラは何をきっかけに目覚めたのか。

>(原潜事故?強引に結びつければそういうことになるのか?)

>それを描くことが、今回のゴジラの「属性」を見せるための重要な手段では

>ありませんか?

 

なぜ50年経った今、上陸するのか。なぜ初代ゴジラと同種と見られる生物、

怪獣が活動をはじめたのか、ということに対しては、なにも説明もされてません。

しかし、護国聖獣伝説にしてもあくまで推測でしかないですし、仮に正しいと

しても、それを知っているのは立花親子、デジタルQ、小早川から教えられた

防衛軍の人間しかいないわけです。

今回の状況説明が不充分なのは、現実にゴジラが存在したとして、我々が

得られるであろう情報に絞っているのでは?

人類にとって、ゴジラ=人知の及ばない存在ということを劇中であれ、

観客の我々であっても同じだけの情報量を共有することによって

物語を成立させようとしているのではないでしょうか。

今回の映画もゴジラがなぜ現れたのか、ではなく、現れた時に何をするのか、という

人間の活動に主体を置いているのではないか、と感じたのです。

どんな理由づけをしようとも、それはあくまで人類の机上の推論にすぎないわけ

ですから、そこを端折ってしまうことは不親切ではありますが、それはありだと思います。

その代わりに怪獣たちの戦いを見せ、それを見ている、それらの出来事に振りまわされ

ながらも自分の行動をしてゆく人間の姿を描く。

この方が、昭和の怪獣映画に近いような気がするのですが…

 

 

補足 [No.66]

投稿者:K4

- 2001/11/05 (月) 22:07

四怪獣たちの描き方には複雑な思いが残っている自分は相変わらずです…

 

私的にはゴジラがなにをキッカケに活動をはじめたか、よりも

なぜ「東京」を目指すのかが物語的に足りなかったような気がしてます。

大和田信也の台詞ではありませんが「なんで東京なんだ」という感じです。

ヤマトの「くに」を目指すなら、京都では?

いや、やはり第二次大戦の英霊は靖国や皇居目指しているということなのでしょうか…

 

 

私はこう思う [No.68]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/06 (火) 10:26

確かに作り手の意識が、ゴジラの存在意義よりゴジラ出現によって引き起こされる

「現象」に重きをおいているなら、劇中でゴジラ覚醒の様子を描写する必要は

ありません。

同時に、それなら登場人物によって「セリフで語られる設定」を提示する必要もないのです。

 

GMKにおいては、現実世界には存在しない(ないし認められていない)状況が

頻出します。

(国防軍、護国神獣、無機物に精神を封じ込める・・・)

これらがほとんどセリフで処理されるため、観客は頭脳の中で「どんな論理で

動いている世界なのか」を再構成しなければなりません。

映画を見ながら、仮想現実を「体験」するのではなく、

論文を読むように頭脳労働しなければならないのです。

そんな理性の活動は、怪獣という現象を「体験」することの邪魔になります。

ゴジラないし、別の怪獣がなにかをやっていても、最前語られたセリフとの

関連を「考えながら」見ることになって、いちじるしく臨場感を殺ぐ結果になっています。

 

K4さんがおっしゃるような、

>ゴジラがなぜ現れたのか、ではなく、現れた時に何をするのか、という

>人間の活動に主体を置いているのではないか、

という映画なのだとしたら、「残留思念」とか「護国神獣」という設定は

作品の意図を邪魔することはあっても、決して盛り上げる役には立っていません。

(この作品世界の論理であるはずの架空の設定も矛盾だらけでこちらの

理性をくすぐることもない)

 

設定の矛盾については、別項で書きます。

 


面白いはずだ・・・? [No.67]

投稿者:タコラ(ミレニアン)

2001/11/06 (火) 05:02

 

私はダラダラと書くのが嫌なので映画の感想は「面白い」か「ダメ」か「くだらない」とか「凄い」で片付けて しまうのでこの映画は面白い方に入

るのかも知れない。

と言っても今まで得てきた情報(護国三聖獣や英霊ゴジラの設定や造型に問題のラスト)とこれまでの金子監督 の映画からして想像していた

通りの出来、要するに期待していなかったので実際に観てみてがっかりする部分がなかったからです。期待と 違っていたのは凶悪で怖いゴ

ジラになると言っていた割にはいつもとやっている事は変っていなかった事。もっと人間をぶち殺して血みどろ の戦いになるかと思っていたの

にこれならハム太郎目当てのお子様にも安心じゃないですか。

 

細かい突っ込みはいくらでも入れられますが金子監督の映画はガメラの時からこんなものです。期待していない 期待を裏切らないいい監督で

すよ(笑)取りあえず観ている間は面白かったし、私にはこれ以上言う事はないです。

http://www2.odn.ne.jp/guccya-strange/

子記事

 

 

 

もっと書いてよぉ [No.69]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/06 (火) 10:30

>取りあえず観ている間は面白かったし

 

えーっ。

そうなんですか。

私は見ている間は「訳がわからない」「しらける」

「ぷぷぷぷぷ」(失笑)の連続で

面白くもなんともなかったです。

どうして面白く見ることが出来たのか、ぜひ教えてください。

 

GMKの出来にどこまで金子さんの責任があるのかわからないので、

作風をうんぬんしにくいのですが、

『クロスファイア』の壊れ方にすごく似ていますね。

GMKのほうが、もっと壊れていますけど。

 

(平成ガメラから類推して、金子さんにゴジラを任せるのはやめたほうがいい、

とは3年前から主張しておりましたけど)

 

おっと、確かにお子様にも安心な映画ではありましたね。

結局、死んでいく人間の苦しみを伝えるような描写はありませんから。

 


ねえ~ [No.71]

投稿者:チョビ之助

2001/11/06 (火) 15:29

 

ghidorahさん、何で会場に来てたなら、何で声をかけてくれなかったの?

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/8070/

子記事

 

 

 

ふう。 [No.72]

投稿者:ghidorah(管理者)

- 2001/11/06 (火) 16:17

祝さんへのレスでお察しいただけませんでしたか。

 

チョビ之助さんが私の気持ちに共感する必要はありませんが、私はバラのつぼみ(from『市民ケーン』)を 振りかざして相手を煙に巻く

ようなことは出来るだけしたくないので、ご理解いただけるようにご説明したいと思います。

 

私はGMKに関して、このような映画が企画(事前情報から)され、

作られてしまったこと(鑑賞後)に深い悲しみと怒りと憤りを感じています。

 

私にとって円谷特撮映画は、30数年にわたって、心の支えであり、その鑑賞を続けたいがために生きてきたと いっても過言ではあり

ません。

そんな円谷特撮映画の象徴的存在であったゴジラには、

いまは絶えてしまった円谷特撮映画的特撮映画の復活を担う牽引力になってほしいと思いつづけています。

世間は円谷特撮映画の価値にはまだまだ無頓着で、ゴジラとかウルトラマンという象徴的なキャラクターに注目 しているだけです。

それならそれで仕方ない。

ゴジラがよりゴジラらしく、ゴジラ映画がちゃんとした怪獣映画になれば円谷英二監督が描き出した、特撮表現 による驚異や快感を

持った作品が生まれる可能性があると思っています。

 

GMKはそんな私の願いを粉々にするような作品でした。

 

そう、幼馴染を八つ裂きにされたような感覚です。

 

そのような精神状態で、GMKを楽しんだと思われる人々と顔を合わせる訳にいかないことは容易にご理解いた だけるものと思われ

ますが、いかがでしょうか。

 

誤解されるといけないので、補足しておきますよ。

私が言う円谷特撮映画とは、円谷監督の特撮テクニックだけを指しているのではありません。

そのストーリーや演出も含めた総体としての特撮映画という意味です。

 

 

・・・そうですか [No.102]

投稿者:チョビ之助

- 2001/11/09 (金) 17:41

>そのような精神状態で、GMKを楽しんだと思われる人々と

>顔を合わせる訳にいかないことは容易にご理解いただけるも

>のと思われますが、いかがでしょうか。

そんな事はないと思いますよ。

何かghidorahさん、ATフィールド張ってません?

 

まあ、↑のような理由で私と接点を持ちたくないなら、それはそれで致し方ないんですが・・・やっぱり寂しい ですね。

 

 

いえいえ。 [No.103]

投稿者:兄貴(赤)

- 2001/11/09 (金) 17:52

あの日は、開演ぎりぎりに入って一番後ろだったので、

皆さんを発見することも出来なかったのです。

無論、精神的にわいわい騒ぐ気分でもありませんでしたし。

ATフィールドを張っていた訳ではありませんよ。

 


感想?1 [No.73]

投稿者:兄貴(赤)

2001/11/06 (火) 18:31

 

祝さん、御心配頂き恐縮です。

でも、意外と腹は立っていないです。

前情報で十分腹を立てる要素はあった訳で、その時点で一杯怒りましたからね。

大方は予想通りでしたが、予想外な部分もありました。

 

金子監督は、ガメラを見た限り、人物の配置や物語の構成などは上手いと思っていました。

私の趣味とは赴きが違うけど、怪獣映画にお色気を取り入れる必要性も理解している人だと思っていました。

(ロリコンに走っているけど…)

したがって、今回のGMKも怪獣達の属性は大きく捻じ曲げられ、私から観れば腹立たしいけど映画としては、 きっちりまとめてくると思ってい

ました。

怪獣の描き方に不満があっても、人間ドラマは破綻なく仕上げるだろう、だからこそ娯楽映画としては面白いと 評価されるだろう。

そう予想していました、だから私としては腹が立つだろうな、とも思っていました。

 

ところがです、人間ドラマも薄っぺらだし、ギドラ氏が既に指摘した様に、脚本は矛盾だらけだし、おまけに物 語りや設定を全てセリフで説明さ

せています。

演技演出で観客を納得させるものは、なにもありませんでした。

これでは、素人映画みたいなものです。

だから呆れはしたけど、腹が立つほどまともな映画にはなっていませんでした。

 

おまけに、お色気も一切無しです。

折角、新山ちゃんをキャスティングしたのに、なんなんでしょう?

やっぱり彼は、子供じゃないとダメなのでしょうかねぇ…(まったく変態ですね)

 

まあ、変な映画観たって感じです。

 

詳しい話しは後日改めて…

子記事

 

 

 

異論なし [No.75]

投稿者:K4

- 2001/11/06 (火) 19:35

>おまけに、お色気も一切無しです。

 

ここは本当に残念でした。

最後、水に落ちるならオレンジのシャツはないだろう…

 


何処が面白かったのか [No.77]

投稿者:高久正之

2001/11/06 (火) 23:03

 

一言で言えば凄くて面白かった。それだけです。私、根が単純で

面白いか、つまらないか、のどちらかだから。頭悪いし文章なんか

稚拙だから思いついた言葉なんて浮かびやしないです。

言い出したらキリがないし、他人がどう言おうと好きなものは好きな

だけですから。それ以外に理由は無いですね。何故、何処が、どうして

なんて言われたって好きなものは好きだし、感性の問題なのでは?

こういうのって恋愛みたいなもんで互いに気が合うものに近い感覚なの

だ。蓼食う虫も好きずきてなもんで、気に入ったもんは、トコトンまで

好きになるし、これが私の映画の見方なのだ。それはこれからも続ける

し、曲げることはない。一々理屈こねながら映画なんて観ていたら疲れる

だけだもん。兎に角これが私の感想です。観る前から気分的に気が乗らな

ければ観なければいいんです。一般に劇場で公開される映画なんて強制

されて観るものではないのだから。